ドローンが捉えた浄土ヶ浜の空撮写真!@岩手の絶景スポット

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こんにちは。

2023年4月の下旬ごろに、東北岩手に遠征の写真撮影旅行に行ってきました。この記事では、絶景スポットで知られる宮古市浄土ヶ浜をドローンで空撮したので紹介します。

※記事のまとめで、新しいドローン「Mavic3」の購入報告があります。

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宮古市の浄土ヶ浜について

浄土ヶ浜は、岩手県宮古市の海岸沿いにある絶景スポットです。

宮古市の公式ホームページには、三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中心に位置する宮古の代表的な景勝地と書かれています。

浄土ヶ浜の特徴は、海岸沿いに鋭く白い流紋岩が点々と存在する事です。特に、一松の緑と岩肌の白色、海や空の青色とのコントラストはまさに絶景と言われています。この流紋岩が点在する海岸は、千葉の外房や静岡の伊豆エリアとはまた違った印象を見せ非常に面白いです。

夏には海水浴客として賑わうとの事ですが、海岸沿いはさらさらな砂浜ではなく、ゴロゴロした石や岩場が広がっており、やや歩きづらい環境でした。

今回の空撮について

自分が浄土ヶ浜を知ったのは数年前。

小岩井農場の一本桜の他に岩手県の絶景スポットについて調べていると、この海岸が見つかりました。盛岡市内からは車で片道2時間とやや遠かったのですが、海岸と来れば是非ドローンを持参し空撮してみたい。

今回一緒に旅した星空隊長とは、浄土ヶ浜等で星空を撮りたいと話しており、彼もまたドローンを所有している為、ふた晩目に三陸海岸を目指す事にしました。

浄土ヶ浜に到着したのは深夜0時ごろ。満点の星空の下、ソニーのデジタル一眼カメラαで天の川と日の出の写真を撮影した後、ドローンを離陸させました。

勿論ですが、空撮エリアは国土交通省による無人飛行機禁止区域外、所有するドローンは国土交通省に機体登録済み。空撮可否・申請は管理局に事前に問い合わせを行っています。

無人飛行機を飛ばす際は、必ず機体登録・管理局確認を行いましょう。

基本情報

  • 所在地:岩手県 宮古市 日立浜町32
  • 徒歩でのアクセス:宮古駅から徒歩で約50分
  • 路線バスでのアクセス:宮古駅から奥浄土ヶ浜行で20分→奥浄土ヶ浜 バス停で下車
    または、宮古病院行で13分→浄土ヶ浜ビジターセンターバス停で下車し徒歩15分
  • ※浄土ヶ浜園地内道路の一般車両通行止め期間あり(2023年):4月1日~10月31日
  • 参考サイト:宮古市公式ホームページ

浄土ヶ浜で撮影した写真

浄土ヶ浜に昇る天の川

α7c+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN

まずは浄土ヶ浜に昇る天の川の写真です。

もはやSNS等で見慣れた星景写真ですが、独特な岩が点在する海岸風景と横たわる天の川のコラボレーションはまさに絶景と言えます。

浄土ヶ浜の日の出

α7III+SEL2470GM2+H&Y角形フィルター

星空を撮った後は日の出撮影。

この組み合わせは非常に相性が良く、この日もガッツリ撮影。

ちなみに、自分はブルーアワーからで日の出まで撮影しますが、星空隊長と言うと一度車に戻り仮眠。日の出時刻に再合流しますが、天体改造機や高価な望遠鏡を所有する彼は、日の出写真はスマホのみです(笑)。これぞ価値観の違い、面白いですよね。個人的に、景勝地の日の出は星空と同等な程に貴重で、絶対にフルサイズ一眼カメラで撮りたい被写体です。

撮影環境や角形フィルターを使用した話など、別途記事を書く予定です。

ドローンが捉えた浄土ヶ浜の空撮写真

DJI Mavic2pro

日の出時刻を迎えると、いよいよフライトです。

まずは、Mavic2proを浄土ヶ浜沿いに点在する岩々よりも沖合に飛ばしてみました。写真右奥が浄土ヶ浜の離陸ポイントですが、浜の全体像が良くわかります。また、白い岩に朝日が反射しオレンジ色に染まっているのもこのタイミングの醍醐味。本当は日の出と同時刻のフライトが理想で、岩が真っ赤に染まるのですが、そのタイミングはソニーαで撮影している為、だいたいこの色になります。

DJI Mavic2pro

点在する岩場の内側から内陸を撮影してみました。

この辺りは波が比較的穏やかで、泳ぐと気持ちよさそうですね。この時刻はまだ太陽が低い位置にある為海水が黒く見えますが、日中は美しい青色になる事でしょう。

DJI Mavic2pro

浄土ヶ浜の南の方角へカメラを向けてみました。

切り立った崖に防風林のように密集して生える松、これは海岸沿いによく見られる光景ですが、やはり伊豆や千葉の外房とは表情が全く違います。ただ、茨城の北エリアの海岸景色とそっくりです。三陸海岸の南は宮城までですが、不思議ですね。

DJI Mavic2pro

沖に点在する岩は、見る角度により表情が全く異なります。

なぜあんな場所に松が生えているのか、あの岩の上は人の足で歩けるのだろうか。昔からスーパードンキーコングなど大自然を冒険するテレビゲームを楽しんで来た自分は、自然の景色を見て色々想像を膨らませてしまいます。

DJI Mavic2pro

と言う事で、最も大きな岩の上を撮影してみました。

地形や岩場、植物の生える箇所、秘境を思わせる景色に魅了されました。

今回の岩手旅行のまとめ記事はこちら↓

2023年4月中旬に、桜咲く東北の岩手へ写真撮影に行って来ました。

まとめ

今回は、岩手県宮古市にある三陸海岸「浄土ヶ浜」の空撮写真を紹介しました。

浄土ヶ浜の上空からは、地上からは決して見る事のできない景色や発見が盛り沢山であり、空撮の楽しさを再確認できました。

2022年10月の石垣島旅行では、男3人全員がドローンを所有し、西表島等で空撮を行いました。しかし、あれ以来冬の間はドローンを全く使用しませんでした。また、ドローンを所有していたもう一人の友人が、動画編集ができないからと最近ドローンを手放したと言う報告を受けました。静止画写真・ジンバルを使った動画撮影・アクションカメラを使った旅動画。これにドローンも運用するのは、本当にお金も荷物も大変。

そこで、自分も今後ドローンを運用するかどうか、手放そうかと悩んでいました。

しかし、2020年にたった一人で始めた空撮人生。SNSで一眼カメラで撮られた映え写真が流行る中、空撮写真を本気で取り組む人間は稀。制限の多い空撮は、行動力のある自分だからこそやれる。そう言い聞かせ、今回久しぶりにドローンを持ち出しました。

2022年10月の石垣島以来、久々にフル充電し飛ばした相棒、Mavic2pro。想像以上にバッテリーの持ちが良く、体感的に長時間フライトでき、とても楽しかったです。

そしてブログを更新している本日、遂に(予告はしていましたが)DJI Mavic3 classicを購入しました!

理想のマイクロフォーサーズセンサーと24mm単焦点レンズ。従来比で約1.5倍のフライト時間。今回はスマホを使わず操作できる送信機「DJI RC」も調達!また、タイプCケーブルで充電可能などなど。機体重量は従来機とほぼ変わらず、フライト時間の延長から自分の使い方で予備バッテリー+ひとつあれば十分。これにより、持ち運びや運用のしやすさがかなり向上するのではと思い、画質や写りだけでなく、運用面の要素も買い替え材料のひとつでした。

そして、その先に見えるものは、南半球オーストラリアのメルボルン郊外「グレートオーシャンロード」で空撮を行う目標があります。オーストラリアは基本的に禁止エリア以外申請不要等、いろいろ調べ始めています。せっかく海外旅行で空撮するなら、Mavic2よりもMavic3の方がいいのは当然。かなり高性能化し11万円ちょいで買えるDJI mini3proも検討しましたが、やはりカメラ性能等考えると、多額投資してもいいと判断し上記機種にしました。

いずれにせよ、不具合なく到着したらまた報告します。

それではまた。

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