こんにちは。
自分が星空を撮影するレンズは、2018年頃はずっとSEL1635GMとサムヤン14mmf2.8の二刀流でした。そして、2021年には、サムヤンをシグマ 14-24mmf2.8dgdnに入れ替え、その後3年間はSEL1635GMとシグマの二刀流で星空を撮影して来ました。
そんな中、実はニュージーランドに出発するわずか三日前くらいに、SEL14F18GMをポチりました。理由は勿論、人生で最も綺麗な星空に遭遇する確率が高く、f1.8の広角レンズの小型軽量と高画質に期待し、思いついた後は迷う事なく、即購入しました。
こうなると、手元にSEL1635GMとSEL14F18GMとシグマ14-24mmf2.8の3本が残ってしまう訳で、帰国してしばらく経った今、どれかを手放そうと悩みました。
その結果、やはりフィルターワークが困難であり、最も重量のあるシグマ14-24mmf2.8を手放すのが最良の選択だと判断しました。
目次
SEL14F18GMは星空撮影で圧倒的だった!
まず見てお分かりの通り、α7cと組み合わせる事で圧倒的な小型軽量システムとなります。
これ、本当に一昔前のaps-cセンサーのデジタル一眼レフよりも軽く、旅行先などで特に二台体制でカメラを運用するには本当に武器になります。また、購入した価格帯も14万円ほどとこのクラスでは安価に入手する事ができました。
この写真は、SEL14F18GMで撮影したニュージーランドで最も星空で有名な場所。
現地では、SEL1635GMで星空を撮影する事は無く、もはやSEL14F18GMしか使っていませんでした。その軽さと起動力が本当に素晴らしく、他のズームレンズとは全く違いました。
また、f1.8と言う解放絞り値の余裕が凄い。シャッタースピードを短くしたり、iso感度を下げたりと、f2.8しか使った事の無い自分にとって、新しい可能性を感じました。
ただ、逆に解放1.8だけあって、画面全体にピントを合わせるのが難しいですね。良く言われるのが、中央にピント合う=全体にピントが合うのではなく、全体にピントがバランス良く合う位置ががある。そこを掴むのが難しい気がしました。
シグマ 14-24mm f2.8 DG DNは売却
シグマ14-25mmf2.8dgdn、質感・写り共に本当に良いレンズだったんですよね。
この焦点距離でf2.8通し、風景写真の撮影では敵なしの仕様であり、発売当時は比較的軽いと感じました。むしろ、シグマさん良く出してくれたと言う感謝の気持ちが湧きます。
ただ、やはりSEL14F18GMと並べて比較したり、実際に撮影地で使用すると雲泥の差があります。また、店頭などでZ14-24mmf2.8に触れると、やはり同じ焦点距離でもシグマの方が重たく感じます。こうなってくると、クリップフィルター(ソフトフィルター)の存在も加味してシグマを持ち出す機会は無くなるだろうと予想できます。
また、SEL1635GMはねじ込み式や角型フィルターで使いやすいのに対し、シグマの14-24mmf2.8は150mm×150mmとそのホルダーが必要になる為、実質フィルターが使えません。その為、今までは本当に星空撮影の時にしか使用していませんでした。
ちなみに、SEL14F18GMやZマウントに完全移行した際に欲しいZ14-24f2.8は、100mm×100mmの角型フィルターが使用可能な為、やはりシグマは運用しずらく、SEL14F18GMは手元に残しておきたいレンズです。
まとめ
SIGMA14-24mmf2.8dgdnで撮影した写真
どちらもとにかく良いレンズでしたが、予定通りのシステムで行こうと思います。
それではまた。