こんにちは。
この記事では、カメラやスマホ(iPhone)をより効率よく急速充電する為のACアダプター(充電器)を、具体的な充電速度を踏まえながら紹介します。
目次
カメラやスマホ(iPhone)を急速充電したい!
W(ワット 電力 ※電気の仕事量)=A(アンペア 電流)×V(ボルト 電圧)
まず最初に、自分が所有しているiPhone11に付属する充電器(ACアダプター)の充電速度を調べてみました。すると、なんと5W!!。勝手なイメージでは、iPhoneの付属品はクオリティーが高く急速充電に対応していると思っていたので、完全に勘違いでした。
ちなみに、iPhone12以降のモデルは、ケーブルのみでACアダプターは付属しません。
前にも少しだけ触れましたが、自分が海外を含めた旅行先では、カメラやモバイルバッテリー、スマホ等多くの端末を同時に充電する場面が多々あります。特に、星空を含めた撮影旅行となると、そもそも宿泊施設に滞在する時間は極端に短い為、満充電にならないまま撮影に出発する事もありました。その為、本来であれば急速充電(効率化)が求められます。
しかし、自分は充電器にお金をかける事をせず、長い間低速の製品を使用していました。
そこで、昨今の最新型の充電器を調べると、なんと65Wと言う仕事量が主流であり、探せば120Wと言う製品も存在しました。ただ、それなりに高価です。今までは充電器なんて付属品か数百円と言う価値観でしたが、急速タイプは5,000円を上回る物も普通。
ただ、充電器にお金をかければば(投資)、想像以上の作業効率化が図れるのでは!?と考えました。特に最近、突発的に都内に撮影や外出に行く事もあり、出発時間の直前で端末を充電したい事が多々あります。
ここで注意点がひとつあります。例えば65Wの仕事量を持つ充電器を購入したからと言って、iPhone11が従来の13倍の速度で充電できる訳ではありません。端末自身の入力スピードや使用する充電ケーブルの通電スピードにより異なります。
この辺りを考慮し、iPhoneとソニーのミラーレス一眼カメラαの充電速度を高速化し、より効率化したカメラライフを送る事を目的に独学してみました。
端末とケーブルの給電速度を考える
充電器(ACアダプター)のW(仕事量)をいくら上げても、充電用ケーブルが高速充電に対応していなければ、高速充電ができません。
そこで、古い充電ケーブルがどんなスペックかを調べてみました。
まず最も古いmicroUSBですが、2.0の規格で2.5W、3.0の規格で4.5Wだそうです。想像以上に通電パワーが弱い事が分かりますね。次に、Apple 独自のライトニングケーブルですが、なんと12Wに対応しているそうです。iPhone付属の充電器(ACアダプター)が5Wである事を考えると、発売時期を考慮しても非常に高いスペックに感じます。
以上を踏まえると、手元のmicroUSB対応機器はあまりに遅い為、早急にType-C等にアップグレードする必要性が感じられます。自分は、昔に主流だったチーロのモバイルバッテリーや、ソニーαの社外性デュアルスロットの充電器(友人から無料で譲ってもらった物)がmicroUSBの為、この辺りを更新しないといけません。
そして、2024年現在最もスペックの高い仕様が、PDタイプの充電ケーブルになります。
USB Type-CにはUSB PD(USB Power Delivery)と言う新しい規格が開発。
USB PD=100または240Wまでの急速充電が可能
以下に、自分が集められる範囲内で、ケーブル毎のスペックをまとめてみました。
- MicroUSB×Type-A=2.0規格で最大2.5W、3.0規格で最大4.5W
- Lightning×Type-A=〜12W
- Type-C×Type-A=〜60W?(具体的な情報無し)モデルによる?
- Type-C×Type-C(PDタイプ)=100または240W
- Lightning×Type-C(PDタイプ)=〜240W?(具体的な情報無し)
- ソニー 急速充電器 BC-QZ1=8.4V/1.6A=13.44W
が存在します。これらに端末毎の給電スピード(入力)を調べる必要があります。
- iPhone12以降=20Wに対応
- iPhone8〜11=18Wに対応
- iPhone7以前=Appleの公式発表無し
- ソニーα7シリーズ(従来タイプ)※自分のα7IIIは高速充電非対応
- ソニーα7シリーズ(急速タイプ)※最新機種は本体で高速充電に対応
上記を前提として、ようやくそれ以上のW(仕事量)を持つ充電器(ACアダプター)を選択する事で、急速充電が実現する事になります。また、上記端末のメーカー公式製品ページを調べると、書かれている物、書かれていない物も存在しました。
ちなみに、自分が所有するα7IIIはType-CでありながらPDタイプには対応していない為、カメラ本体への直接充電で、最新技術による速度導入は困難なようです。対応方法としては、バッテリーを取り外し、純正のBC-QZ1を使用するのが効率的ですが、シングルスロットなので、社外性で高速タイプのデュアルタイプを探す必要がありあそうです。
参考で、以下にソニーのミラーレス一眼カメラαEマウントの仕様を引用します↓
おすすめの充電器(ACアダプター)を紹介
ここからは、カメラやスマホを急速充電でいる充電器を紹介します。
CIOはこれ一択!
2024年現在のACアダプターと言えば、CIOとAnkerの二社が市場を独占しています。
性能・大きさ、評価のどれを取っても購入して間違い無しと言ったところ。こちらは、先日も紹介したCIOの四口充電器。一口はUSB-Aで、残りの三口がUSB-Cとなっており、端末に最適な速度で充電してくれる優れもの。
デザイン性・小型軽量も加わり最高の製品となっています。
Ankerはこれ一択!
この記事を書くまでは、CIOしか調査していませんでした。
ただ、せっかくなのでと王道メーカーのAnkerで口数が多い製品はあるのかを調べてみました。すると、三口が最大のようですね。
ポケモンコラボ!Ankerのピカチュウモデル
そしてそして、最近非常に魅力的なACアダプターを発見しました。
それが、ポケモンコラボの充電器であり、なんどピチュウ・ピカチュウ・ライチュウと三つのラインナップが用意されています。そして、W(仕事量)を確認すると、下から順番に20W(iPhone付属の充電器は5W)・65W・ピチュウは驚きの120Wとなっています。
自分はポケモン世代ながら、実はデジモン派で、ポケモンは全くやっていませんでした。そんな自分から見ても、ピカチュウの進化系を最も上手く製品コラボしていると感じました。
実際に家電量販店に見に行くと、鮮やかでかわいいそのデザインは、所有欲を擽る一品でした。特に、旅行先で可愛いピカチュウの充電器を使用するのは、幸福度が上がりそうです。ピチュウとライチュウもありますが、スペック的にはピカチュウ一択ですな。
ハイスペックなType-C to Type-C PDタイプ
ここでは、評価とスペックの高いCIOとAnkerそれぞれの 240WのPDタイプを紹介します。
ダイソーとスリコ(3コインズ)
PDタイプのケーブルがだいぶ流通し、価格も下がってきましたね。
例えば、Type-C×USB-Aタイプは、コロナ禍前は100円で売られており、購入後も問題なく使用できていた経験があります。しかし、Type-C×Type-CのPDタイプは、少し前までは1,000〜2,000円ほどする印象でした。
そんな中、2024年の夏現在に市場調査すると、60Wでありながら、1,000円を切る商品が多数。そして、もしやと思いダイソーを覗くと、出回っていました!
自分は試しにダイソーの物を購入しました。
300円商品で、片側がL字タイプと言う超優れもの。しかも、60Wであれば、十分最新の端末にも対応できます。まだ本格的には使用していませんが、ポート数の多い充電器(ACアダプター)を購入した場合、旅行先等で重宝しそうです。
さあ、次に充電器(ACアダプター)の選択肢として、先日にスリコ(3コインズ)に行ってみました。すると、驚きの商品が!!
えっ!?2,500円で、ピチューよりスペックの高い充電器。
さらに、右の製品はAnkerのピカチュウモデルと全く同じ形状とスペック。それでいて格安の3,000円!!もうこれでいいじゃん。
この時、自分の奥さんが左の二口タイプを購入しましたが、快適に使用できています。
余談ですが、スリコにはType-C to Type-CのPDタイプの充電ケーブルも500円で売っていました。ダイソーなど100均は不安、でも安く済ませたい方に超おすすめです。
まとめ
今回は、カメラやスマホを急速充電できる充電器(ACアダプター)を紹介しました。
充電速度の効率化が、スペック上具体的にどうかを数字で調べると、想像以上に大きい事が分かりました。ちなみに、スマホもソニーαも、実際の充電完了時間を検証したブログがウェブ上にゴロゴロ転がっています。覗くと、やはりかなり嬉しい結果となっていた為、この記事通り導入する事は人生の幸福度に繋がりそうです。
さあ、実際にどれを購入するかです。
実用性を考えると、唯一無二のCIOのブラック四口ですね。デザインもかっこ良く優先度が高かったのですが、旅行先にこのピカチュウモデルを持って行きたい。しかし、コストパフォーマンスを考えるとスリコ!
あなたも生活を効率良くするアイテム、是非買ってみてはいかがでしょうか。
そうそう、iPhone16Pro買います!一眼で静止画を撮りつつ、隣で動画撮影を行う際や、SNSのリール動画用はもはやスマホで十分。つまり、USB-Aポートは不要かもしれません。
それではまた。