北アルプスの 燕岳 を撮影 一泊二日テント泊で撮り続けた山岳写真

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こんにちは。

8月の夏山の季節に、長野にある北アルプスの燕岳へ一泊二日のテント泊に行ってきました。

この記事では、北アルプスの女王として知られる 燕岳 の写真を紹介します。

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一泊二日で北アルプスの 燕岳 を撮る

よく弾丸で一番いい時間帯の景色だけを撮影する人たちがいます。

勿論自分もそう言う撮影スタイルの時がありますが、最近の拘りは、一泊二日などで泊まり込み、一日を通して変わりゆく景色をじっくり撮影する事です。

それは、ツアーや複数ヶ所を巡るような旅では決して味わえない贅沢な写真撮影。特にそれを感じたのは奥日光や千畳敷カールの旅でした。

そして今回は念願だった北アルプス 燕岳 での一泊二日のテント泊。登山日の昼前から下山日の朝まで燕岳を撮り続けました。

標高2,763m、北アルプスの女王と呼ばれる美しい山 燕岳、その姿をご覧下さい。

それでは早速行きましょうヽ(・∀・)ノ。

北アルプス 燕岳 の写真

ここからは時系列で撮影した燕岳の写真を紹介していきます。

昼の燕岳

コースタイム通り、燕岳のテント場に到着したのは10時半頃。

すぐに受付を済ましテント場を確保した頃、燕岳は完全にガスで見えませんでした。

早めにお昼ご飯を食べ終えたお昼頃、ガスがすっと抜けて燕岳が姿を現しました。

α7RⅡ+SEL24105G 50mm f8 ss1/250 iso100

入道雲と燕岳

山は午後がガスると言いますが、この日は午後の方が快晴。

真夏らしい入道雲と燕岳を絡める事ができました。

α7RⅡ+SEL24105G 24mm f8 ss1/800 iso100

ガスに包まれる燕岳

山の天候は一瞬で変わります。夕方に近づくにつれ、燕岳はガスに包まれていきます。

α7RⅡ+SEL24105G 35mm f8 ss1/30 iso100

夕陽に染まる燕岳

午後の18時過ぎ。8月の夏山は、下界のガスが多く綺麗な夕日は見られませんでした。

その分空がよく焼け、燕岳が真っ赤に染まったアーベンロートが見られました。

α7RⅡ+SEL24105G 24mm f8 ss1/8 iso100

マジックアワーの燕岳

19時過ぎに撮影したのはマジックアワーと燕岳です。

低い雲と空のグラデーション、そして空の上には赤く染まる雲が見られました。

α7SⅡ+SEL1635GM 16mm f9 ss4 iso100

星空の燕岳

マジックアワーが終わると辺はガスに包まれました。

しかし、23時頃にはガスがスカッと晴れ、燕岳と星空が見られました。北斗七星が見事です。

α7SⅡ+SEL1635GM 16mm+ソフトフィルター f2.8 ss20 iso6400

燕岳で撮影した天の川と星空の記事はこちら

夏山の新月の季節に、北アルプスの燕岳へテント泊して来ました。この記事では、燕岳で撮影した天の川や星空の写真を紹介します。

日の出前の燕岳

深夜2時まで星空を撮影した後、日の出の4時台を迎えます。

朝もガスの発生が凄く、非常に幻想的な燕岳の姿が見られました。

α7RⅡ+SEL24105G 50mm f8 ss1/2 iso100

日の出直後の燕岳

日の出時刻をしばらく過ぎてから太陽を浴びた燕岳。

モルゲンロートは見られませんでしたが、朝霧と朝日を浴びた燕岳は見事でした。

この時間になるとご来光を見に来た登山客で賑わいます。

α7RⅡ+SEL24105G 35mm f8 ss1/200 iso100

朝の燕岳

日が高く昇るにつれ、ガスはどんどん晴れていきます。

α7RⅡ+SEL24105G 70mm f8 ss1/200 iso100

午前の燕岳

下山直前(7時前)に撮影した燕岳。この頃には綺麗な青空が広がっていました。

α7SⅡ+SEL1635GM 35mm f8 ss1/250 iso100



まとめ

北アルプスの燕岳の写真、いかがだったでしょうか。

一泊二日のテント泊で撮り続けた燕岳は、想像以上に表情に富んでいました。

今回の夏山登山で燕岳を選んだ理由は、その山姿が非常に美しいからです。

その為、燕岳の山頂に登ったのは到着日の午後のガスる頃。それ以外は、ずっと遠くから燕岳を眺めていました。登山ではなく山岳写真撮影が目的だと、こうなるんですねヽ(*´∀`)ノ。

撮影機材について

今回は広角レンズと標準ズームレンズの二台体制で行きました。

SEL24105Gでも燕岳を撮る目的では、105mmは使わなかったです。使ったのは雷鳥撮影時。

その為、登山と昼間の燕岳が撮れればいい方は、α7RⅡ+SEL1635Zだけでいいかも。

自分は星空と雷鳥(aps-cクロップ)を撮りたい為…。

α7SⅡ+SEL1635GM、α7RⅡ+SEL24105Gと言う組み合わせで行きました。

使用三脚はベルボンのUT-43Qであり、星景写真撮影にギリギリ耐えうるスペックです。

撮影ポイントについて

燕岳が一番綺麗に見えるポイントが、何と言っても燕山荘前です。

これは上手い場所に建てられていると感じました。ただ、広角で撮ろうとすると登山客が写り込んでしまうため、登山道を少し進んだほうがいいかもしれません。

ただ、自分の場合は燕岳に寄ってしまうより、遠方から圧縮して撮った方が好みなので、ほとんど燕山荘前から撮影していました。

星空とマジックアワーの写真のみ、登山道の途中で見つけた場所と言う感じです。

画角に関しては、50mm以下でよさそうです。70mmだと燕山荘前でも少し狭く感じます。

ご参考に。

燕岳の登山と服装と装備について

燕山荘へは中房温泉から、北アルプス三大急坂と呼ばれる合戦尾根ルートを四時間かけて登山しないとたどり着くことができません。自分はこの急坂な登山道を、カメラ機材とテント泊装備をザックに詰め込み、合計20kgを背負って登りました。

正直北アルプスの経験は少ないため、死にそうなくらい過酷でした。10kgの米袋を二つ担いだ状態を想像して頂ければと思います。とは言ってもザックが優秀な為体感は軽いです。

その為、撮影には登山装備が必須になります。ただ、燕山荘に10,000円出して泊まれば、食料やガス、テント泊セットは担がなくてよくなります。自分はテント泊が夢だったため、今回頑張って持って行きました。テント馬なら1,000円で泊まれますしね。

燕岳山荘までたどり着ければ、燕山荘前から撮影できます。

注意点は、北アルプスの上は標高が高いため夜前後は防寒対策が必須です。防寒対策については、燕岳の星空撮影の記事に少し書いたので、参考にしてみてください。

また、燕岳のテント場を撮り続けた写真の記事はこちら

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