神磯の鳥居で撮影した天の川の写真!@茨城県 大洗の星空スポット

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こんにちは。

今回紹介するのは、関東最大級の知名度を誇る、茨城県 大洗町にある星空スポットです。

場所は大洗海岸にある大洗磯前神社「神磯の鳥居」です。

海に浮かぶ鳥居で有名な場所であり、今回はα7Ⅱとα7SⅡで撮影に行って来ました。

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茨城県の大洗町にある神磯の鳥居について

茨城県の大洗町の海岸沿いには、大洗磯前神社と言う立派な神社があります。そこから海岸へ降りると、海中の岩場の上に鳥居が立っています。

満潮の頃は荒波が岩に当たって砕け、辺りには激しい波音が鳴り響きます。そんな海と岩場の上に立つのが「神磯の鳥居」。海の上に立つ海中鳥居と言うだけあって、日常からかけ離れた景色が広がっており、とても幻想的です。

そして鳥居が真東にある事から、有名な初日の出・星空撮影スポットとして知られています。

基本情報

住所:〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町

アクセス:公共交通機関の場合、JR水戸駅からバスで大洗磯町神社前へ

車の場合、北関東道水戸大洗ICよりR51経由、大洗方面へ20分

自分は一度めは大洗町にある民宿を取り、公共交通機関にてアクセスしました。そして、水族館など現地の観光を楽しみながら撮影を行いました。そして二度めは、公共交通機関と漫画喫茶、深夜タクシーでアクセスし、地元にお金を落としながら撮影させて頂きました。

この地元にお金を落とす行為は、撮影者としてとても大事な事で、まとめで理由を書きます。

神磯の鳥居で撮影した天の川の写真

ここからは、神磯の鳥居で撮影した天の川の写真を紹介していきます。

α7Ⅱ+Samyang14mmf2.8で撮る天の川

まずは、2018年当時では自分にとって整形写真撮影鉄板のレンズ、サムヤン14mmf2.8です。ただ、磯前神社に限っては、超広角の14mmは広すぎました。

α7Ⅱ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss20 iso3200

α7Ⅱ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss20 iso3200

こちらはブルーアワーに変わる事。鳥居の向こうの東の空がオレンジ色に焼けて来ています。

α7SⅡ+SAL1635Zで撮る天の川

次に紹介するのは、当時の自分の風景写真主力レンズ、AマウントのSAL1635Zで撮影した天の川の写真です。ズームレンズではisoを上げる為、高感度強いα7SIIで撮影を行いました。

α7SⅡ+SAL1635Z 28mm f2.8 ss10 iso6400

鳥居の後ろに広がるダイナミックな天の川が印象的ですね。

α7SⅡ+SAL1635Z+ソフトフィルター 35mm f2.8 ss10 iso6400

こちらはソフトフィルター を使用した一枚。個人的に、星空に寄って撮影する場合はソフトフィルター があった方が自分好みに仕上がります。この写真はお気に入りの一枚です。

神磯の鳥居と天の川と流れ星

α7SⅡ+SAL1635Z 20mm f2.8 ss20 iso3200

こちらは天の川のラインに沿って流れ星が写った写真です。これ、35mmとかでソフトフィルター を当てて撮影していたら、凄い写真になったでしょうね。

神磯の鳥居とブルーアワー

ここではブルーアワーの写真を二枚だけ紹介します。

α7SⅡ+SAL1635Z 16mm f2.8 ss13 iso3200

横たわる天の川を鳥居を絡めて撮影していますが、16mmでもちょっと広いですね。24mmくらいがちょうど良さそうです。

α7SⅡ+SAL1635Z 24mm f8 ss20 iso200

こちらは星空が消え、日の出に向かう頃。まだ周囲は暗く、レンズフィルターがなくても長秒露光が行えます。水面が静まっており、幻想的な景色です。沖の船の明かりだけが残念。

神磯の鳥居と月の出(5月)

α7Ⅱ+SEL1635Z 35mm f4 ss20 iso3200

こちらは2017年の5月、初めて神磯の鳥居を撮影した時の写真です。この季節は空気中の物質が多く、天の川の撮影にはあまり適していませんでした。また、新月ではなかった為、天の川撮影の後に三日月が昇ってきました。これはこれで幻想的。ただ、やはり満月が撮りたい!

2020年の天の川

α7SII+SEL1635GM 35mm f2.8 ss13 iso3200

こちらは2020年の2月に友人と撮影した神磯の鳥居と天の川の写真です。この日も天の川がくっきりと見え、理想の写真が撮れました。やはり神磯の鳥居で35mmはいいですね。

そして、複数回同じ場所に通いながら記事を書いていると、年々カメラ機材が進化しているのが分かります。

神磯の鳥居と日の出

こちらは2020年2月に撮影した神磯の鳥居に昇る日の出の様子です。気嵐が発生し、とても幻想的な写真が撮れました。

神磯の鳥居で撮影した日の出の写真の記事はこちら↓

茨城県の大洗町にある初日の出スポット「神磯の鳥居」で撮影する日の出写真。この記事では、大洗磯前神社にある神磯の鳥居で撮影した写真を紹介します。

まとめ

関東最大の知名度を誇る、茨城県 大洗町にある神磯の鳥居と天の川、いかがでしたか。

個人的には人工物がない場所が好みなのと、光害を考えると星空スポットとしての魅力はやや低く、どちらかと言えば神磯の鳥は日の出や日中の景色の方が好きです。

ただ、撮影のしやすさやアクセスの良さを考えると、おすすめできる撮影地です。

アクセスについて

公共交通機関の場合、JR水戸駅から大洗町へバスが出ています。大洗磯前神社で下車します。

大洗磯前神社周辺にはホテルや民宿があるので、宿を拠点に撮影するのもオススメです。

自分は一度目には日野治旅館に宿泊しましたが、凄く良かったですよ。

また、二度目に行った時は、都内からJR鈍行終電で水戸駅へ行きました。

そこから漫画喫茶で時間を潰し、深夜2時前にタクシー大洗町まで行きました。

深夜料金であり5000円以上しましたが、その日宿が取れなかったので仕方ありません。

車の場合、北関東道水戸大洗ICよりR51経由、大洗方面へ20分だそうです。

海岸沿いの道を走ると、大洗磯前神社の大きな鳥居や宿街があるので、すぐに分かります。

周辺環境と撮影の注意点について

大洗磯前神社の鳥居のあるメインの宿街から海岸は目の前です。

宿の間にも細い路地があるので、どこからでも海岸に出られます。

撮影は海岸沿いになるので、三脚が横並びになります。

撮影の足場は海岸に下りて撮影するパターンと、堤防の上から撮影するパターンがあります。

堤防の上は平らなコンクリートになっており、数十台の三脚が並べます。

海岸に下りると石がゴツゴツしており、足場が悪く暗いためかなり危険です。

また波も荒いので、下から撮影する場合は注意が必要です。

※鳥居の岩場に上って転落死する事故が相次いでいるので、岩場には上らないで下さい。

大洗町も上記の注意を呼びかけています。

混雑状況に関しては、平日でもそれなりに三脚が並びます。おそらく10台は軽く超えます。

つまり、春の週末はもっと混雑すると思った方が良いでしょう。

神磯の鳥居と天の川の撮影のポイント

真東を向いているため、ほとんどの方は超広角レンズで撮影します。

南方向にはそれなりに光害があるため、天の川が垂直になると絵になりません。

その為、天の川が低く水平線が霞まない2月から3月が撮影のベストな時期になります。

ただ、みんな同じ絵になるので、自分はα7SⅡで35mmで切り撮りました。

ソフトフィルターを使って神磯の鳥居に寄った写真が一番のお気に入りです。

ブルーアワーと天の川を絡める意味でも、やはり春がオススメですね。

撮影者やカメラマンへのお願い

お願いと言うよりは自分からの提案です。撮影地の素晴らしい環境は、地元の観光協会や土地の管理者の苦労があって成り立っています。特に神磯の鳥居に行くと、それを強く感じます。

この素晴らしい環境を提供してくださっている地元の方にお礼の心があるのなら、我々カメラマンは夜中に自家用車で弾丸でアクセスし即帰宅するのではなく、しっかり公共交通機関でアクセスし、地元の宿などに宿泊してお金を落として撮影を行うのが礼儀だと思うのです。神磯の鳥居の場合も、撮影後は大洗磯前神社本堂をしっかり参拝しないといけません。

カメラマンは観光客と違って、長時間三脚を立てて場所を占領し、一般的に見れば邪魔な存在です。それにも関わらず、車中泊や弾丸でアクセスする方が非常に多いです。普通に考えれば、長時間場所を占領するカメラマンは、観光客以上に環境を提供してくれている現地にお金を落としていくのが礼儀なのです。

自分は半分以上は公共交通機関(夜間はJR水戸駅から深夜タクシー)でアクセスし、現地の観光名所を巡り、大洗町の旅館に宿泊して星空(天の川)や日の出を撮影させて貰いました。時には天の川が昇る時刻まで、地元の漫画喫茶で時間を潰す事もありました。コロナウイルスが流行っている現代だからこそ、この行為は撮影地を守る意味でもとても大事な事です。

とある灯台では、車中泊で前夜から三脚で場所取りをしている方がいましたが、普通に考えたら倫理的に許せない行為ですよね。自分も、誰が見ても不快に感じないように、胸を張って趣味を満喫できるように行動したいと思います。

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