神奈川の星空スポット 城ヶ島で天の川を撮る

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こんにちは。

今回紹介するのは、神奈川県三浦半島最南端にある「城ヶ島」で撮る天の川の記事です。

城ヶ島に初めて星空撮影に行ったのは、2016年7月の新月の時期です。この日は梅雨の七夕の季節としては珍しく、偶然天気が良く星空撮影の条件が合った日でした。その為、仕事終わりに弾丸で行き、徹夜で星景写真を撮ってきました。

そして約4年後の2020年の8月15日、夕日の空撮に行ったのですが、条件が良さそうだった為、当時は持っていなかったα7IIIとSEL1635GMを持っていきました。すると、星空撮影には最高の天気となり、見事な天の川を撮る事ができました。

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三浦半島最南端の城ヶ島について

城ヶ島は神奈川県の三浦半島最南端にある小さな島で、三崎港の先にある城ヶ島大橋を渡ると神奈川県立公園があります。県立城ヶ島公園には多くの自然が残されていますが、その魅力はなんと言っても東京近辺から近く、公共交通機関で手軽にアクセスできる点です。

自分は千葉の房総半島最南端・神奈川の三浦半島最南端・静岡の伊豆半島最南端の全てに複数回足を運んだ事がありますが、城ヶ島に関しては、ちゃんと計画を立てれば東京から公共交通機関で日帰りで星空撮影ができてしまうんです。これ、静岡の伊豆半島なんかでは絶対にできませんからね。そう言う意味では、京急線や京急バスさんに本当に感謝です。

基本情報とアクセス

・所在地/住所:〒238-0237 神奈川県 三浦市 三崎町 城ヶ島

・アクセス方法:京急線三崎口駅2番バス乗場から「城ヶ島」行きに乗車し約30分。

・コメント:公共交通機関の場合、東京の品川から京急線に乗り、一路線で神奈川県の三崎口駅に到着します。その後、駅目の前のバスターミナルから京急バス2番乗り場(2020年8月現在)に乗り、30分で城ヶ島に到着します。県立城ヶ島公園の安房崎灯台方面に散策にいく場合は、城ヶ島大橋を渡って1番目のバス停「白秋碑バス停」で下車する事をおすすめします。バス停の目の前には自動販売機や大型駐車場、トイレ、給水用の水道などがあります。

詳しいアクセス方法は、こちらの動画の前半で載せてあるのでご覧ください↓

星空と光害について

城ヶ島で星空撮影を行う際は天の川がメインとなります。その為、城ヶ島の南側の海岸沿いが撮影地・観測地になりますが、ご存じの通り三浦半島最南端の為、沖の方は真っ暗になります。その為、天候や月齢の条件が合えば、肉眼でもはっきりと天の川を見る事ができます。

しかし、東側は東京湾の明かりや空港から飛び立つ飛行機、千葉の南房総。西側は伊豆半島に続く街の明かり。そして北側は神奈川方面の明かりがある為、それなりに光害はあります。城ヶ島では二度新月で天候条件がベストの日に天の川を撮りましたが、やはり房総半島最南端や伊豆半島最南端と比べると、空は明るい印象です。

ただ、それでも綺麗な天の川と馬の背が作り出す絶景は素晴らしいので行く価値はあります!

星空と天の川のロケーションについて

城ヶ島は徒歩で回ると数十分では足りないくらい広いです。その為、探せばいろいろな星空撮影ポイントが存在しますが、初めて行く方は絶対に「馬の背洞門」と言う岩と天の川を絡める事だけを考えるべきです。と言うのは、島の中で馬の背洞門の岩の周辺が一番暗く、何より岩と天の川が作り出す星景が別格に素晴らしいです。

城ヶ島で撮影した星景写真

ここからは、城ヶ島で撮影した天の川の写真を紹介していきます。

赤羽根海岸と天の川

α7Ⅱ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss30 iso3200

こちらは2016年の7月に撮影した赤羽根海岸で見た天の川です。当初はLightroomを持っておらず、ソニーのイメージデータコンバータからRAW現像しました。

実はこの赤羽根海岸、現地に夜に到着した事もあり、馬の背のある海岸とは間違って降りてしまいました。個人的にはこの斜めに傾いている天の川が好みですが、どんどん高く昇って行ってしまいます。まあ、この時に道を間違えたおかげで、赤羽根海岸を知れたんですけどね。

馬の背洞門と天の川

α7Ⅱ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss30 iso3200

同じく2016年の写真。赤羽根海岸で天の川を撮影した後、すぐに遊歩道まで上り、馬の背へ向かいました。しかもこれ、RAWで撮っておらずjpeg撮って出し。クリエイティブスタイルクリアです。さすがに4年前は撮影の追い込みが足りませんな。

α7Ⅱ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss30 iso3200

縦構図の写真。この画像のみRAW現像し、コントラスト調整をした同画像二枚を合成しています。この日は平日と言う事もあり、大混雑はしていませんでした。

α7III+SEL1635GM 16mm f2.8 ss20 iso2500 Lee.No2

こちらはつい先日の2020年8月15日に撮影した天の川です。新月近くの無風快晴で非常に条件が良く、天の川もくっきり見えています。特に中央の木星が印象的ですね。ただ、20秒露光でiso2500に抑えているにも関わらずこの明るさなので、それなりに空が明るいのが分かります。比較の例を出すと、ハワイ島のマウナケアの上なんかは、25秒以上の露光でiso6400まで上げても空は真っ暗に映りますからね。あと伊豆なんかはiso4000が基本でした。

ウミウ展望台と星空

α7Ⅱ+Samyang14mmf2.8 14mm f2.8 ss30 iso1600

2016年の7月。現地に野宿し、帰路に撮影に通ったウミウ展望台。ブルーアワー前。

α7III+SEL1635GM 16mm f2.8 ss20 iso2500

2020年8月15日の帰路に撮影した一枚。実はここ、個人的に一番好きなポイントですが、どうしても馬の背が優先になってしまい、撮影が後回しになります。その為、天の川が高く昇ってからの撮影となりました。本当は、もっと低い頃にこの構図で撮りたいです。

ただ、ここで撮影している撮影者はほぼおらず、やはり馬の背が人気で大混雑します。もう馬のせは二度撮ったので、次回に来る機会が会ったら、ここで低い天の川を狙います。

城ヶ島の夕日

α7III+SEL1635GM 35mm f8 ss1/1000 iso100

こちらは2020年の8月、天の川を撮影する前に夕日を撮影した写真です。遠くには馬の背も見えますね。この日は真夏にも関わらず空気がカラッと澄んでおり、素晴らしい夕日が見られました。夏から春はもっと南側に沈みますし、城ヶ島は夕日鑑賞にもおすすめの場所です。

まとめ

神奈川県三浦半島最南端の島、城ヶ島で撮影した天の川いかがだったでしょうか。2016年から三度ほど足を運んでいる場所ですが、通っているうちにますます好きな場所になりました。

2016年の7月は徹夜の野宿で撮影しましたが、2020年の8月は、21時過ぎのバスで帰ったにおm関わらず、素晴らしい天の川の写真が撮れました。このロケーションで公共交通機関の日帰り星空が撮影ができるなんて、京急鉄道・バスさんには本当に感謝です。自分以外にも、何人もの若い方が、バスで星空撮影に来ていました。

東京の奥多摩湖なんかは20時過ぎにはバスが終わるので、もう少し頑張って欲しいものです。

馬の背洞門へのアクセスについて

広い城ヶ島の中でも、一番人気な星空撮影ポイントである「馬の背洞門」へのアクセス方法をちょこっと紹介します。

個人的には、白秋碑バス停で下車し、県立城ヶ島公園入り口手前から海岸沿いを東から西へ歩くコースが好きです。ここは途中にウミウ展望台もあり、何より遊歩道が安定しています。ただ、途中に赤羽根海岸への下り海岸があるので、初めてだと間違えて降りてしまいます。ちなみに、駐車場手前から遊歩道を右へ(南西方向)入るのですが、ウミウ展望台・馬の背方面と言う案内板がしっかりとあるので、昼間やライトがあれば見落とさないと思います。

周辺環境と注意点について

海岸へ降りる際は岩場などの坂を下ります。足場がかなり悪いのでしっかりとした靴が必要です。特に雨上がりはぬかるんでいるので、転倒する危険があります。馬の背の岩の海岸は砂浜と岩場が入り組んだ感じですね。

また、夜の遊歩道は本当に真っ暗なので、行動にはヘッドライトやペンライトが必須になります。馬の背の海岸へ降りる際はカメラマンがずらりと並んでいる姿が見えますが、何故か皆さんはそのカメラマンにライトを当てます。特に夜間帯は星空観測や撮影者しかいない為、ライトは内陸や足元を照らすように心がけましょう。

余談ですが、本来はテント海上以外、テント設営が禁止ですが、馬の背洞門の海岸前にはよくテントを張っている人がいます。

混雑状況について

2016年の7月は日曜日の夜に行きましたが、天の川メインの時間帯で三脚は5台以上並びました。そんな中、徹夜で撮影したのは自分一人で、0時を過ぎるとだれもいなくなりました。ただ、深夜3時を過ぎた頃、若者の集団が降りてきたので自分は撤収しました。

2020年の8月は土曜日の夜にいきました。カメラマンと三脚は数十台・数十人に上り、もはやいい足場は取れないとも思いましたが、なんとか隙間に入れてもらえました。これがもっと早い季節の平日だと、もっと少ないんでしょうね。

馬の背洞門と天の川の撮影ポイント

焦点距離は好みであり、超広角でなくても大丈夫です。ただ、馬の背洞門の穴を撮影するには、最低でも24mm以上広角がいいです。

構図ですが、写真で見ても分かるとおり、天の川が斜めに立ち昇る頃がベストです。その為、3月以降で春は深夜から未明。夏場は日没後になります。

そう考えると、天の川がある程度高く昇ったら、馬の背洞門を離れて別の構図を探すのもいいかもしれませんね。

それではまた。

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