絶景の下田港をドローンで空撮!@静岡県南伊豆町下田市

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こんにちは。ちゃんと9月にもドローン(mavic2pro)で空撮してきましたよ!

今回紹介するのは、静岡県の南伊豆町下田市にある下田港での空撮の写真です。

最初に書いておきますと、下田市は条例でドローンによる空撮は原則禁止されています。下田市のホームページを見ると、厳しい規定(この時期は海水浴場は禁止等・・・)が書かれていますが、しっかり正規ルートで申請すれば、趣味でも空撮を楽しむことができます。

下田市でのドローンによる空撮の申請方法が、自分が空撮してきた今までで一番面倒(と言うよりは手間がかかった)だった事も含め、この記事では今回の空撮の様子を紹介します。

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下田港を空撮するために!

8月には神奈川県の城ヶ島海岸、栃木県の奥日光で空撮を行いました。そして9月22日、二連休があったため、嫁さんと伊豆の温泉へ旅行に行く事になりました。

せっかく海の綺麗な南伊豆に行くのですから、ドローンで空撮を行いたいと考えました。墜落によっては人を死亡させてしまうドローンは、基本的に各地域で厳しい規定があります。

地域によっては、管理事務所に電話一本で空撮が行える場所がありますが、下田市はざっと以下の流れが必要になります。

・下田市でフライト禁止エリアを確認 → 詳細は下田市ホームページへ

・禁止エリア外で空撮したい場所を下田市にデータ提出(規定のファイル有り)

・許可が通れば、空撮場所の管理局に、個別に申請書を郵送

この過程を一週間前に行う必要があります。本来写真撮影や空撮は、天候を確認し、前日とかに予定を組むため、実際に下田市で空撮を行うのは非常に難しいものがありました。また、今回自分が訪れた日は大雨であり、申請した三ヶ所のうち、一箇所でしか空撮を行う事ができませんでした(雨が一瞬やんだ早朝のみ)。

その場所が下田市にある下田港の東側になります。

それでは実際に撮影してきた空撮映像をご覧ください!

下田港の空撮映像

まずは動画を空撮して作った映像をご覧下さい。ドローン(mavic2pro)です↓

いかがだったでしょうか。強風、曇り空、雨が止んだ瞬間と言う事もあり、かなり最小限の時間に留めました。本来海岸で空撮を行う場合、沖を撮影しても面白くないのですが、下田港は沖にも島が点々としており、どちらを写しても絵になりました。

ただやはり、快晴の日にリベンジしたいですね。あとは動画の入りです。zv-1をシューティンググリップ付きで導入したため、撮影風景を取り入れる事ができました。これ、普通にiPhoneでやればいいじゃんと思いますが、iPhoneは送信機と一緒に使用していますし、操作場面を一眼カメラで三脚を立てて撮るのも大変ですし、zv-1は本当に買ってよかったです!

下田港の空撮 静止画写真

Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/60 iso100

記事のトップにも載せたこちらの写真。下田港の様子が一番分かる一枚(南側)ですね。右下には遊覧船 黒船「サスケハナ」があんなに小さく見えます。天候が本当に残念ですね。

Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/80 iso100

こちらはもう少し沖へ飛ばし、下田市街地の方面(西側)を撮影した写真です。右下には遊覧船乗り場、正面には伊豆急下田駅周辺に広がる市街地が広がっています。ちなみに、あの市街地は国道交通省による禁止エリアになっているので、飛ばしてはいけません。

港と市街地、そして凹凸のある山々が見えるのは、下田市ならではの景色ですね。

Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/80 iso100

こちらは爪木崎や白浜海岸と言った東側の方面を撮影した写真です。海上に点々と浮かぶ船や、内陸を挟んだ向こう側に見える海が印象的ですね。

天気が良ければ、この構図やや右側に太陽が昇るので、ドローンさえあれば下田港からでも素晴らしい朝日が撮れそうです。実は快晴だったら、爪木崎の日の出を空撮する予定でした。

Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/40 iso100

こちらは海上から内陸方面(北側)を空撮した写真です。手前に迫り出しているのは弁天島であり、この周辺から空撮するよう書類を提出しました。

Mavic 2 Pro 28mm f8 ss1/60 iso100

最後の一枚です。こちらは2015年に遊覧船に乗った際に周遊した浮島。白い小さな灯台があり、非常に印象的だったため、ここまでドローンを飛ばしたいと考えました。

下田港の西側から徒歩でも来られるようになっていそうですが、詳細は不明です。ただ、この灯台手前の堤防から飛ばしたら楽しそうですね。

まとめ

今回は、静岡県南伊豆町、下田市の下田港で行った空撮を紹介しました。

港景色を空撮したのは初めてでしたが、船や灯台、市街地や温泉街など、下田港らしい景色が見られ感動しました。いつか、天候が晴れの日にリベンジしたいです。

下田市での空撮は条例で厳しく規定されており、事前の準備が非常に大変でした。まず、提出書類のファイル形式が何故かMacに対応しておらず、古いWindowsPCを引っ張り出して開き編集、これだけで数十分かかりました。

さらに、ネット社会の現代においても何故かメール添付ではなく郵送。切手と封筒をコンビニで購入し、宛先などを手書きしポストへ投函など、お金も発生します。

この辺り、ファイル形式やメールで添付などシステムを変えて貰いたいところ。これ、下田市側から「危険を冒して空撮するするんだから、それぐらいの手間をかけて当然だろ!」と言われている気分ですね。神奈川県や栃木県をもう少し見習うと言うよりは統一して欲しいです。

何故ここまで言うかと言うお話をします。自分はルールはしっかり守る性格ですが、申請がここまで面倒だと、申請をせずにドローンの空撮を行う人間が必ず出てきます。そして、そう言う事前の準備をしっかりやらない人間は、必ず危険な飛行をします。人の近くや禁止エリア、遊覧船への急接近等・・・。

そうなると更に事故の危険が高まるため、やはりドローンによる空撮の申請方法はより簡略化し、その申請方法はよりオープンにする必要があるのです。

下田市の方、この記事を見ていたら是非お願いします。それではまた。

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