私が撮影した動画が、テレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」で放送されました!

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YouTube動画:当記事で紹介しているメイン映像がこちら↑

こんにちは。

当ブログのカテゴリーに「実績」を作ってみました。このカテゴリーでは、自分が撮影した写真や動画が、ブログ以外で活躍・成果を残した場合に気まぐれで更新して行きたい思います。

さて本題。私がドローンで撮影した空撮映像の一部が、テレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」で放送されました。

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私が撮影した動画がテレビで放送された

今回放送されたテレビ番組について

今回自分の動画が放送されたのは、毎週日曜日の夕方4時15分から放送されている、テレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」と言う番組です。また、実際の放送日時は2021年4月18日日曜日の夕方17時台でした。

この日の番組内容は、千葉県を路線バスで旅しながら南下し、旅の終着点である「野島崎灯台」で夕日を見ると言うものでした。車の免許がなく旅が好きな自分にとって、この番組はかなり有益であり、今回をきっかけに毎週チェックしようかなとも思えるほどでした。

勿論、有名な絶景スポットである鋸山や、地元のグルメやお土産屋さんにも触れているので、観光が好きな全ての方におすすめできる番組です。

テレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」の番組詳細情報はこちら

テレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」番組サイト

今回使われた動画について

今回使われた動画は、2021年2月にドローンMavic2Proで撮影した空撮映像の一部です。

こちらが、実際に番組の放送で使われたカットの静止画です。また、自分が撮影した空撮映像が実際に流れた放送時間は5秒未満でした。

使われ方(番組内の仕様シーン)に関して。番組ロケ当日は、西の空が曇ってしまい残念ながら夕日が見られないと言うシーンでした。その後、自分がドローンで空撮した夕日の映像が流れ「晴れた日にはこんな絶景が見られるのです」と言うナレーションが入りました。

今回の空撮映像の撮影機材について

【国内正規品】DJI Mavic 2 Pro

今回使われた空撮映像は、DJIのドローン Mavic2Proを使用して撮影を行いました。

数年前に発売されたドローンですが、900gを超える重さの機体は、海上でも抜群に安定した飛行が可能です。カメラは1インチセンサーで28mmf2.8の単焦点レンズを搭載しており、静止画の写真や映像に拘る方には最高のスペックとなっています。また、Logでの動画撮影もでき、撮影後の編集の自由度が非常に高いです。巷ではDJI Air2sやFPVドローンで賑わっている今日この頃ですが、未だにトータルバランスが最強のドローンだと思っています。

テレビ朝日との取引き

取引条件(使用料金やファイルの提出方法)

ちょっと調べれば出て来ますが、通常の動画や映像の業界では、数秒のシーンやカットにおいても、数万円以上の使用料が支払われるそうです。また、ファイル数やその使用期間においても、追加料金が発生するそうです。しかし、自分はプロカメラマンではなく素人の為、悪い言い方ですがかなり舐められている部分があると感じました。しかし、頑固に悪い条件を受け入れないと、依頼自体が流れてしまう可能性がある為、しっかりした判断が必要です。

そして、プロカメラマンの仕事を維持する為にも、我々アマチュアカメラマンの立ち振る舞いがとても重要です。それは、テレビで放送されるからと言って尻尾を振る子犬のように喜び、無料で動画ファイルを提供するのではなく、しっかり使用料を徴収する事が大切です。

それでは本題の、今回の取引条件になります↓

・ファイル数:YouTubeに投稿した動画の全シーン(全カット)の提出を求められました。

・提出方法:ギガファイル便を指定されました。

・提出した動画ファイル:未編集指定でした(自分の場合Log撮影の動画ファイル)。

・使用料:15,000円(再放送や同系列番組使用で追加の支払いなし)。←ここが重要。

以前にもテレビ朝日から動画使用の依頼が来たので知ってはいましたが、再放送や同系列番組で使用したいとの依頼が必ず付き纏ってきます。そして今回、再放送や同系列番組で使用する際に追加料金なしで頼むと非常に強く求められました。これ、言い方を変えればこの先何十年何百年と、テレビ朝日が無償で自分が提出した動画ファイルを使用=放送できる事になります。この条件は流石に拒否しようとしましたが、まあそこはプロカメラマンではないので、今回条件を呑む事にしました。

今後このような依頼が増えた場合、取引条件を自分のウェブサイトやYouTubeチャンネルに事前に記載しておく必要があると感じました。しかし、あまりに高く止まった条件を書いておくと、依頼自体が来なくなるので素人としては悩ましいところ、、、。

取り引きの流れついて(依頼・使用料等)

ここでは、テレビ朝日さんから依頼があり、どのようにやりとりをしたのかを時系列で紹介したいと思います。ちなみに、依頼は当ブログのお問い合わせページから来ました。

・2021年3月17日:当ブログ「αのEVFが見せる世界」のお問合せページに依頼が来る。

今回自分が撮影した空撮映像は、YouTubeチャンネルとブログで情報発信をしていました。そんな中、今回はYouTubeチャンネルではなく、ブログ側に依頼が来ました。YouTubeアナリティクスでも、自分のYouTube動画へのアクセスでブログ経由が占めてい割合はかなり多く、当ブログを長年続けている成果(Google評価がそれなりに高い)があると感じています。

この時点で、依頼側(テレビ朝日)からは放送日時と番組名しか提示しておらず、動画素材の使用料や提出期限についてはいっさい情報がありませんでした。こちらが同意してから取引が進むので当然ですが、特に使用料に関してはブラック的な部分を感じたので、まとめのところでお話したいと思います。先にも書きましたが、プロカメラマンの仕事を維持する為にも、我々アマチュアカメラマンも、しっかり使用料を請求する事がとても大事と言うお話です。

・2021年3月17日:すぐに、依頼を受ける意思があるかと必要な情報を聞き出す。

趣味とは言え、自分が高価な撮影機材を購入し、頑張って現地へ足を運んだ映像。テレビ放送されるとなれば、誰もが喜ぶと思います。勿論自分もとても嬉しいと感じました。そうであれば、すぐに依頼を受けたい意思をメールで返信します。

その際に大切な事は、こちら側が知りたい情報をしっかり聞き出す事です。以下に、依頼を受けたい場合の返信文章の例を載せるので、参考にしていただけたらと思います。


こんにちは。
ブログ「◯◯」を運営している ◯◯ と言う者です。
お問い合わせいただいた内容に関して、動画素材は使っていただいて大丈夫です。
その前に、いくつか確認したい事項があるので、教えていただけると幸いです。
① 放送番組の詳細(日時や番組名) 
② 動画素材の使用目的(どのような場面で使用するのか)
③ 放送される映像内に、自分のクレジット表記があるのか
④ 同系列局の他番組での使用の可能性の有無
⑤ 映像の使用量について(基本的には〇取引相手〇様の使用料規定に沿います)
よろしくお願い致します。

何故上の情報が知りたかったのか、それについてはアマチュアカメラマンの企業案件の記事を別で書き、そちらで紹介したいと思います。

・2021年4月4日:動画ファイルの提出期限

上記の確認事項の返信を貰い、条件に同意(使用料や動画ファイル提出期限)したら、いよいよ動画ファイルの提出作業に移行します。

今回は、4月18日日曜日が放送日に対して、4月4日日曜日が動画ファイル提出期限の指定でした。また、提出方法が「ギガファイル便」指定であり、こんな便利なサービスが無料である事に驚きました。ギガファイル便、是非調べてみてください。

今回自分がYouTubeチャンネルに投稿していた空撮映像の動画には、複数のシーン(カット)があります。これに対し、全てのカットを提出してくれと依頼がありました。

・2021年4月12日:放送確定

実際に放送が確定するかは、動画提出後にならないと分かりません。今回、4月11日の日曜日までに返事をするとメールが来ましたが、実際にメールが届いたのは翌日の12日でした。

内容としては、今回ワンカットのみ使用が確定したとの事。

2021年4月18日:放送当日

自分は偶然休日であり、放送当日も見ることができました。本当に数秒のシーンでした。

2021年4月20日:お礼のメールと支払いについて

テレビ放送から二日後、DVDを送って下さるとメールが届きました。

また、使用料に関しては一度請求書を送って欲しいと言われました。自分は会社に勤務している為、そもそも請求書自体あまり見たことがありませんし、どこで買えばいいのか等一から調べないといけません。その為、今現在ここで取引が止まっています。

まとめ

今回は、テレビ朝日系列の番組「路線バスで寄り道の旅」で、自分がドローンで撮影した空撮動画が放送されたと言うお話でした。

趣味とは言え、自分が高いカメラ機材を購入し、計画を立て、撮影地へ足を運んで撮影した写真や動画素材、これらはまさに宝物です。その為、無料で誰かにあげる事は絶対にしたない訳です。しかし、取引を進める中で「使用料」についての詳細は向こうから一切提示がなく、こちらから質問しないと話が進まない状態でした。これは、前回テレビ朝日系列の番組から依頼が来たときも同じでした。

本来、テレビで使う映像は、番組作成会社が自社の社員を使い用意するか、他からお金を支払って買うのは当然の話です。しかし、番組の条件にあった映像はすぐに手に入らないでしょうし、撮影機材も効果です。そうなると、その道のプロカメラマンに依頼するのが普通ですが、コストがかかると言うデメリットがあります。その為、最近はどの会社もYouTuberやアマチュアカメラマンに無償または低コストで提供してもらおうと考える訳です。いずれにしても、依頼主が真っ先に報酬について提示するのはマナーだと思いますね。

今や若い世代で写真撮影や動画撮影がブームとなっており、SNSを見ても同じような高品質な素材がゴロゴロ転がっています。何度も書いていますが、我々アマチュアカメラマンがテレビで放送されるからと言って喜び、無償で素材を提供するのは、プロカメラマンの仕事を奪う事に繋がりますし、今後自分が撮影した記録の市場価値にも影響を与えます。

その為、しっかり取引に見あったこちら側の条件を提示し、すり合わせる必要があります。

今回使われたのはワンカット数秒のシーンにも関わらず、15,000円と言う報酬を貰えた事は、自分の人生に大きな影響を与えました。今回の取り引きのおかげで、今後の自分のカメラマンとしての自覚や、写真・動画の市場価値の認識にも繋がりました。

それではまた。

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コメント

  1. 詩吟をラップで言う人の友達の従兄弟 より:

    素晴らしい!

    静止画で培った、構図や撮影地が評価されたということですな!?

    是非、放送を見たかった!!

    • kazu より:

      実際に使われたシーンが数秒である事を考えると、大袈裟になる予告はしない方が吉だと考えたなり!