横浜ランドマークタワーで夕日を撮影!@神奈川で絶景の夕日スポット

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こんにちは。

今回紹介するのは、神奈川県横浜市にある絶景の夕日スポット「横浜ランドマークタワー」で撮影した写真になります。

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横浜ランドマークタワーで夕日を撮影

横浜ランドマークタワーとは?

画像:2018年12月に撮影した万国橋から臨む横浜ランドマークタワー

夜景好きの方で、横浜ランドマークタワーを知らない人はいないのでは?そう言っても過言ではない横浜のシンボルタワーが横浜ランドマークタワーです。

横浜ランドマークタワーは、70階建ての超高層ビルであり、メインのタワー棟を中心にオフィスやホテル、ショッピングモールが入った大型施設となっています。また、69階にはこの記事で紹介する「展望フロア スカイガーデン」があります。

上の写真は、2018年12月に自分が撮影したマジックアワーの写真です。最も高い超高層ブルが横浜ランドマークタワーですが、誰もが見覚えのある形だと思います。横浜みなとみらい夜景の王道は大桟橋ですが、今回はあえて万国橋からの夜景を載せてみました。

69階展望フロア「スカイガーデン」について

横浜ランドマークタワーの69階には、展望フロア「スカイガーデン」があります。

エレベーター直通で昇れる展望フロアからは、全方角360度の大パノラマを見る事ができます。自分は2018年と2021年の2回昇りましたが、天気の良かった2回目は素晴らしい富士山が見えました。その他、東京タワーやスカイツリー、新宿新都心、房総半島、伊豆半島、富士山など多くの景色を見る事ができます。

そんな横浜ランドマークタワーは、横浜最大級の夕日スポットにもなっています。特に東京都内のように周囲に遮る建物がない為、西の方角には夕日と富士山を一緒に眺める事ができ、夜景に変わりゆく眺望はまさに絶景と言えます。

ただ、カメラマンにとって一番魅力のある西の方角は、昔からカフェや予約席で埋め尽くされており、なかなか撮影のしずらさがある事が現状です。このお話は、まとめのところで撮影の注意点と言う段落を設け、具体的にお伝えしたいと思います。

今回の撮影について

2012年に東京に移住した自分にとって、神奈川県横浜市のみなとみらいは憧れの地でした。

明確なきっかけは、ソニーαで写真ブログを運営していた「あつしさん」の写真がきっかけなんですが、2014年頃から彼女(今の奥さん)を連れて、12月になると毎年のように訪れました。思い返せば、2014年12月に、α77II+SAL1650を持っていき、日の入り前から夜景になるまで、大桟橋から写真撮影をしたのを覚えています。

また、2020年にも、ジンバルと一眼カメラで動画撮影しています。

撮影技術と画質がかなり雑ですが、カットシーンの配列とBGMは完璧だと思っています。

そして来たる2021年12月も、例年と同様に横浜のみなといらいへいきました。プランニングは例年通り、東京をのんびり出発し、昼過ぎに元町中華街へ。その後、ホテルにチェックインし、夕景・夜景撮影へ。18時には行きつけのディナーを食べ、夜景をみながらホテルで一泊し、翌日昼には東京の自宅に戻ると言うスケジュールでした。

例年では大桟橋で撮る夕景・夜景ですが、毎年寒い季節なので、今年は暖かい屋内で撮りたいと思い、真っ先に迫浜ランドマークタワーが候補となりました。また、この18時ディナーと言うスケジュールが、完全に空が暗くならないなんとも悔しい撤収プランですが、ここはコンセプトがデートな為外せません。

基本情報

  • 住所:〒220-8169 神奈川 県横浜市 西区 みなとみらい2丁目2-1-1
  • アクセス:みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩4分(展望室までは更にかかります
  • 2020年6月19日(金)にリニューアルオープン

69階展望フロア「スカイガーデン」で撮影した写真

ここからは、横はアランドマークタワーで撮影した写真を紹介していきます。

55mmで切り撮るみなとみらい!

α7c+SEL55F18Z 55mm f8 ss1/160 iso100

α7cを持つ事により、フルサイズ一眼カメラ2台体制が非常に楽に運用できます。

最近はα7IIIにズームレンズ、α7cに単焦点レンズと言う組み合わせが多いです。今回も、α7cにはSEL55F18Zをつけっぱなしで撮影を行いました。こちらは、横浜ランドマークタワー展望フロアに昇り、エレベーターが開いた正面右側に見える景色です。横浜ベイブリッジが印象的ですが、遠方には煙を吹く煙突も見えます。ここ、超望遠ズームレンズを持って来れば、面白い工場夜景が撮れるかもしれませんね。

また、右下に見える大桟橋や巨大な客船も忘れてはいけません。

α7c+SEL55F18Z 55mm f8 ss1/160 iso100

縦構図で撮影する事で、シンボルのひとつ、よこはまコスモワールドの観覧車が見えます。

今回この方角で夜景は撮りませんでした。確か、2018年に訪れた際は、天候が曇りで富士山が見えず、この方角ばかりを撮っていた記憶があります。

α7c+SEL55F18Z 55mm f8 ss1/160 iso100

ヨコハマ・グランドインターコンチネンタルホテルを撮影してみました。

55mmでは明らかにアンバランスな構図ですが、今夜はあそこでディナーを食べるのと、船の軌跡があありに綺麗だったので記録でパシャリ。船の軌跡と言えばこちら↓

関東最大の紅葉スポット、栃木県 日光市の奥日光にある半月山展望台。この記事では、半月山から撮影した紅葉ハイシーズンの絶景や八丁出島を紹介します。

α7c+SEL55F18Z 55mm f8 ss1/200 iso100

こちらは北の方角になります。

手前の工業地帯に目が行きがちですが、遠方の霞に消えるビル群が凄いです。今度展望施設に行く際は、確実に超望遠ズームレンズ SIGMA100-400mm DG DNを持って来ます。

この後はメインの夕日の方角の写真になります。振り返ると、上の写真たちを標準単焦点レンズだけで撮影する人間は珍しいですね。このスタイルが個人的には気に入っています。

沈みゆく夕日!

α7III+Tamron E 70-180mmf2.8 70mm f8 1/640 iso100

展望フロアの西側に行くと、夕日がまさに沈もうとしている時間帯でした。

こちらは小型軽量な望遠ズームレンズ、タムロンの70-180mmf2.8で撮影しています。手前の陸と山の間に海が見える珍しい地形ですね。

方角的に、鎌倉や茅ヶ崎の海で、奥の伊豆半島は熱海エリアになります。

まさに絶景!夕日と富士山を撮る

α7III+SEL1635GM 28mm f8 1/160 iso100

超広角連にに付け替えて撮影。逆光にも関わらず、右側には富士山がくっきり見えます。

この時間帯はまだ三脚を使っておらず、後に述べる西側窓の最悪な撮影環境から手持ちで迷走しています。その為、時々右側に展望フロア内の写り込みがありましたが、この写真はまだマシな方ですね。

α7III+SEL1635GM 24mm f8 1/100 iso100

待ちに待った日没の時刻を迎えました。

風景写真鉄板と言われる24mmの焦点距離で撮影しましたが、やはり収まりがいいですね。富士山がやや小さくなりますが、広角レンズで撮る圧倒的な情景が素晴らしいです。

通常展望施設では、窓による写り込みや天井が入る為、16mm等の超広角な焦点距離は多様しません。ただ、この記事のトップに載せた写真は珍しく16mmで撮影しています。富士山がより小さくなる為ここには載せませんが、24mmよりも広大な景色でお気に入りです。

また、カメラを向ける方向によっては、16mmでは天井が写り込みました。

α7c+SEL55F18Z 55mm f8 ss1/50 iso100

太陽のてっぺんが沈む頃、標準単焦点レンズの55mmで撮影しました。

当時の季節に近いですが、もう少し富士山側に寄っていてくれると収まりがいいですね。

見える湘南の海と伊豆半島!

α7III+Tamron E 70-180mmf2.8 135mm f8 1/50 iso100

冬の関東は晴天率が高いと言いますが、この日もスカッと晴れていました。

日没後に伊豆半島に沈んだ夕日の方向を撮ると、低い雲が燃えているようでした。

遠景に聳える富士山を切り撮る!

α7III+Tamron E 70-180mmf2.8 180mm f8 SS1 iso100

最後は180mmで富士山に寄って撮影してみました。

この頃にはマジックアワーが始まっている為、三脚をセットして撮影しています。広角端の4mmや2mmの差は大きいですが、望遠端の20mmはトリミングしなくても表現は大きく変わりません。その為、E 70-180mmf2.8の利便性は凄まじいです。

この後は、横浜ランドマークタワーで撮る夜景写真の記事に続きます↓

神奈川県で最大級の夜景スポット「横浜ランドマークタワー」。この記事では、69階展望フロア「スカイラウンジ」で撮影した夕日やマジックアワー、夜景の写真を紹介します。

帆船日本丸のライトアップを撮る!

α7III+SEL1635GM 16mm f8 1 iso100

夕食の後、宿泊予定のホテルまではみなとみらい線で一駅。

せっかくなので、奥さんとイルミネーションを見ながら夜の散歩がてら徒歩でホテルへ向かいました。ここはずっと行ってみたかった帆船日本丸と横浜ランドマークタワーが見える場所。

今までは大桟橋や赤レンガ倉庫をメインにプランニングを立てていた為、横浜ランドマークタワーを主目的にする事で、こちらにも足を運べました。

帆船日本丸のリフレクションを写した美しい夜景写真は、次回の記事で紹介します↓

神奈川県横浜市のみなとみらいにある夜景スポット「帆船日本丸」。この記事では、ライトアップされた帆船日本丸の夜景写真を紹介します。

まとめ

神奈川県横浜、みなとみらいにある横浜ランドマークタワーの夕日写真、いかがでしたか。

先にも書いた通り、東京都内の展望施設は周囲の建物に視界を遮られている部分が多くあります。しかし、横浜ランドマークタワーは遠方までスカッと見え、沿岸部と言う立地から、都内とは一味違う眺望だと感じました。

展望施設自体は360度のパノラマを宣伝しています。見どころと言えば、ヨコハマ・グランドインターコンチネンタルホテルや横浜ベイブリッジ、よこはまコスモワールドの観覧車になりますが、個人的にはやはり、西側の夕日と富士山ですね。東京都内の展望施設に比べて、横浜ランドマークタワーから見る富士山は海や夜景、周囲の山とのバランスが絶妙でした。

横浜のみなとみらいへ写真撮影やデートに行くなら、選んで間違いのないスポットです。是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回の撮影機材について

・α7III+SEL1635GM or E 70-180mmf2.8

・α7c+SEL55F18Z

・サブ三脚;5年以上使用しているサブ三脚。リュック内部にも収納でき、本当におすすめ!

・忍者レフ:反射写り込み防止!吸盤タイプは窓に接触する耐、やはり忍者レフです。

撮影の注意点(三脚使用や環境)について

ここからは、カメラマンに向けたお話になります。

まず、横浜ランドマークタワー展望フロアは三脚が使用可能です。自分は様々な展望施設へ写真撮影に足を運びましたが、有料施設は三脚が使用可能な傾向にあり、逆に、市町村区が管理している施設は、禁止が多く、しっかり貼り紙されている場所が多い気がします。

再度になりますが、横浜ランドマークタワーは2021年12月現在、三脚禁止の貼り紙はありません。しかし、いつ規定が変わるかわからない為、しっかりマナーを守る必要があります。

そして、ガラスの窓枠が膝下ほどの高さになっています。ここが重要なポイント!つまり、三脚を使用する場合、基本的にはこの膝の高さの窓枠に三脚を乗せて撮影する形になります。その為、カメラマンは基本的に膝立ち姿勢で三脚を窓枠に立てるかたちで撮影する訳です。

しかし↓

先にも述べた通り、展望フロアの西側は他の方角と比べて色々撮影環境が制限される部分があります。2018年に訪れた際は、西側がカフェになっており、大部分をソファーが占めていました。また、ソファーはカフェを利用した客しか使えず、ほぼ満員状態でした。その為、カメラマンは、ソファーの間=寛ぐカップルの間隣りで撮影する必要がありました。そして、2021年12月に訪れた際、更に撮影環境が制限される環境に変わってしまっていました。

画像:2021年12月の展望フロア西側に置かれた貸切ソファー席

2020年6月にリニューアルされたらしく、2021年12月現在、展望フロア西側には通路内側に、夕日と富士山を鑑賞するためのひな壇(壇上の椅子)が造られていました。

つまり、窓越しで写真撮影を行う最中、振り返ると舞台の観客席のごとく広がる階段上の椅子に座るカップルや家族連れと、がっつり目が合うわけです。逆に言うと、彼らは夕日や富士山を見に来たのに、窓際には邪魔なカメラマンの背中がある訳です。その為、カメラマンは極力姿勢を低くし、シャッターを切る時以外は、三脚ごとカメラを床に下ろしながら撮影する必要が出てきます。ちなみに、平日でもひな壇は大勢の観光客で埋まります。

iPhone画像:静止画メインで多様な環境の撮影地へ行く場合、絶対にチルト液晶が優位!

このような制限された環境での撮影スタイルが、光軸のずれないチルト液晶(α7III)では最強で、横開きのバリアングル液晶(α7c)では最悪となるのです。話が逸れますが、このままソニーのカメラが全面バリアングル液晶モニターに変更されると、本当に「写真撮影」を行う人間にとって致命傷になる為、色々考え直さないといけません。

個人的に、ニコンのZ9は完璧な造りだったのと、そろそろいわゆるフラッグシップ機と言うものに手を出しても良いかなと思っているので、α1にするか、Z9にするかそろそろ判断しないといけません。勿論、ソニーの売りは小型軽量な為、併用前提ですが。

背面モニターのバリアングル液晶化が困ると言うお話、記事にしようかな。

話を戻し、これに追い討ちをかけるように、時間制の貸切ソファー席が並んで置いてあります。自分が訪れた日は、17時15分からソファーは完全予約制と書かれており、ソファーの間ですらロープで入れなくなります。つまり、一番マジックアワーが綺麗な時間帯〜夜景の時間帯にかけて、西側で三脚を使って撮影できるスペースは窓の両端のみに限定されます。

自分はたまたま冬至に近い季節に訪れた為、16時半前に日没を迎え、17時15分までギリギリマジックアワーが撮影できたと言う感じです。これが夏至前後だとどうなるんでしょうね。歩ソファーの貸切時間が後退するのかどうか。もし変わらない場合、マジックアワーの撮影はかなり厳しい状況になるのではと思います。

ちょっと昔までは、カメラマンは観光客と比較しごく一部の為、泣き寝入りするしかない世の中でしたが、デジタル化が進む現代、観光地では写真目的の人間が一定数以上いる気がします。循環と言う意味でも、時間制で限定的な椅子の配置はどうなのかと感じました。

撤去しろ!とまでは言いませんが、せめて土日祝日に限定して欲しいのが正直なところ。

これから横浜ランドマークタワーに写真撮影に行く方の参考になれば幸いです。

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