【拡散希望!】撮影地でのマナー違反!某名所で遭遇したカメラマンと三脚場所取り問題のトラブル事例を紹介!

シェアする

動画:今回紹介する某撮影地に訪れて作った映像(撮影可否確認済)

こんにちは。

今回紹介するのは、最近訪れた海岸沿いにある某撮影名所で遭遇した三脚場所取りトラブルの事例です。撮影地でマナーを守り、気持ちよく写真撮影が行えるよう情報共有したいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




【2023年2月追記】

この段落は、2023年2月に追記した文章になります。

写真撮影に限らず、仕事やプライベートを含めた人生で、誰かと対峙した際に納得が行かない・理不尽な事は多々あると思います。そして、何故対面した相手がその時その行動を取ったのか、疑問・不満に思い、納得の行かないまま(未消化)帰宅し、身内やSNS・インターネット上に愚痴を吐く事は、自分を含め誰しもがあると思います。

そして今回の記事もまた、自分が遭遇した主観的な事例を愚痴にした内容になります。

しかし、この記事でお会いしたBさんとお話ができる機会があり、当時の状況に驚きました。記事を読んで頂ければわかるのですが、この記事に登場するBさんとCさんは全く面識がなく(友人ではない)、現地で偶然すれ違い、Cさん側からBさんに話しかけたそうです。つまり、Bさんは好意でCさんを案内してあげただけで、以下の記事が完全に自分の勘違いだったと言うのが真実になります。

様々なカメラマンが集まる撮影地において、よほどのコミュニケーションがない限り、対峙した方の状況は把握できるはずもなく、こう言った勘違いや捉え方は常に起きうるんだなと非常に勉強になりました。そして、これは写真やカメラ活動だけでなく、人生において常に周りで起きている事だと時間しました。

Bさん、今回の件は本当に申し訳ありませんでした。

以下の記事は、撮影者の立場により、こんな捉えからの違いが起きうると言う人生の勉強にもなると思っている為、このまま残そうと思います。

はじめに

写真撮影地の紹介をブログのコンテンツにしている「αのEVFが見せる世界」では、過去にも三脚での場所取り問題や、写真撮影地で発生したトラブルについて紹介してきました。

振り返ると、①万国橋から見るライトアップで直前に割り込んだ女性の話や、②神磯の鳥居で星空撮影中盛大にライトを使ってAFでピンと合わせを行う外国人撮影者、③大波月海岸で後から到着し、まさかの被写体の岩に三脚を立てて写真撮影を続けるカメラマン等々、意外とたくさん出てきます。

また、自然の中で風景写真を撮影する自分はままだ平和らしく、駅のホームや公道等で撮影する鉄道カメラマンは、人数割合も多く、トラブルはこの比ではないと聞きます。

上記のように、三脚を使った写真撮影において、マナー違反やトラブルが発生するのは日常茶飯事であり避けられない事です。人が大勢集まるのですから。

今回は、海岸沿いの洞窟でつい先日発生した三脚場所取り問題と撮影トラブルを紹介します。

某撮影地でのトラブル事例を紹介

画像:某撮影地で撮影した美しい天の川

撮影環境と時間帯

  • 環境:海岸沿いの洞窟
  • 広さ:横幅が4m弱
  • 可能な三脚台数(人数):4人が限界
  • 日時:土日祝日の新月期
  • 撮影時間帯:夜間、天の川が昇る4時以降がメイン
  • 危険因子:潮の満ち引きにより洞窟自体入れなくなる
  • 登場人物(同行人):自分、友人=星空隊長、計二人
  • 登場人物(他人):無愛想なAさん、気さくなBさん、無知なCさん、計三人
  • コメント:洞窟の中央左以外、構図的に星景写真にならない。 ←ココ重要!

今回は、海岸沿いにある洞窟になっている某撮影地で、未明に昇る夏の天の川を撮影しに行きました。上記の通り、撮影環境は非常に狭く、目視で横幅が4mはないのではと思われる場所でした。また、構図的に洞窟の中央から右側に寄ってしまうと、奇岩が隠れてしまい、この場所で撮影する意味がなくなります。その為、カメラマンは中央から左側に沿って三脚を並べるかたちになります。ただ、一番左端だと天の川の割合が減る為、中央がベストなところ。

三脚での場所取りと構図決定

写真撮影の世界では、自分の土地でないため三脚を立てる位置=撮影を行う足場の確保は早い者勝ちと言う暗黙のルール(つまりマナー)があります。これは、日本中共通のようです。その為、基本的に自分より先に現地に足を運んで待機していた方の構図の邪魔になる位置=写真に写り込む位置に入る事はマナー違反となります。

今回自分達は、4時からメインに昇る天の川に対し、2時間ほど早く現地へ行きました。すると、洞窟の中央やや左に、既に三脚が二本立てられていました。

しかしここで問題が発生!

持ち主はその場にはおらず、三脚も明らかに細いサブ三脚(盗まれてもいい三脚)だと予想ができました。通常、暗黙のルールである早い者勝ちが適応になるのは、持ち主がその場でしっかり待機している場合のみと言う意見もあります。その為、その場に持ち主がいないのであれば、三脚なんてどけてしまえばいいのですが、自分達はトラブルは避けたい為、場所取りしてあった二本の三脚の左側に並べるように三脚を立てました。

上記のように、深夜2時過ぎ時点で、洞窟に横並びに四人のカメラマンが場所取りを行い満員と言う形になりました(先客が中央に二人、自分達は左側に二人)。

この時点で、自分が一緒に撮影に行った友人=星空隊長は、インターバル撮影を行う為構図の調整等撮影の準備に入ります。その時二人で話していた事は、やっぱりもう少し前へ移動したい。また、欲を言えば前方やや右側に移動したい。

しかし、無人の三脚を動かさず2時間弱が経過しました。

発生したトラブル事例①

3時台を迎えると、二本のライトが遠くから洞窟に向かって照らしてきました。こちらも自分達の存在をアピールする為に、ライトを照らします。相手側の二人が洞窟に到着すると、しっかり挨拶を交わしました。これは、トラブルなく一緒に写真撮影を行う上で非常に重要です。また、自然災害等が発生した場合も、周囲の人間とコミュニケーションを取っておく事は大事であり、これは登山にも同様の事が言えます。

その二人組は、以下「無愛想なAさん」と「気さくなBさん」と呼びましょう。

一応こちらから「この場所で三脚を立てても大丈夫だったでしょうか?」と声をかけました。まあ、真横に並べているので、こちらから可否を問う必要は本来ないのですが。すると、無愛想なAさんは「大丈夫ですよ!」と返事をくれました。しかし、無愛想なAさんは、構図選びで不満があったらしく、自分達に向かって「ちょっとだけ前へ出ていいですか?」と言ってきました。彼らが来る前、自分達も前に出たいと話していたので大歓迎。その為、こちらも大丈夫ですよ!と返事をしました。

しかしここから問題が発生!

ここからの発言に驚きました。当然横並びで満員な洞窟の中、彼らが前方へ移動するなら、横並びの自分達も前方へ平行移動するのは当然ですよね。すると無愛想なAさん「私が構図を決定した後に前へ出てください!」とかなり強気な口調で言ってきました。

この時正直、自分は頭の中でカチーン!と来ました。三脚場所取りが早い者勝ちなのは暗黙のルールですが、一度長時間無人で場所を確保し、こちらはそれに合わせて構図決定をしました。それに対し、再度好きな場所を選んでいいルールがどこにあるのか?むしろ、再度場所を変更するのであれば、最初の場所取り=早い者勝ちは全てリセットしてもいい話ではないか。これでは、無人の三脚場所取りを許容した我々に対し、あまりに失礼ではないか。

また、このような撮影地には厳格なルールがない為、この辺りは本当に交渉になるのですが、無愛想なAさんが少しでも腰を低く交渉してくれば、こちらも気分を害する事はなかったと思います。今思い返せば、この時点で自分は「こちらはそちらの場所取りに合わせて既に構図決定等行なってしまったので、もし変更するなら、我々が優先・もしくは相談して場所を決定する必要がありますね。」と交渉する余地があったと思います。多分喧嘩になりますが。

ここからさらに問題が発生!

無愛想なAさん、前方に平行移動するかと思いきや、左前方に移動して来るではありませんか。すると、自然と気さくなBさんも間隣りで前方移動します。つまりは、二番目に到着した我々にとって、到着時よりも構図選びが厳しくなった(と言うより、もはや洞窟で撮影する意味がなくなった)と言う絶望的な状況でした。

完全に前方が塞がった状態で、我々には待機命令が出されている状態。もはや空いた口が塞がりませんでした。

この後色々あり、結果的には四人が最初の足場から前方移動した位置で撮影する事になりましたが、まあ不愉快であった事に変わりはありません。

発生したトラブル事例②(二次災害)

この後の出来事です。

気さくなBさんが突然砂浜の方へ去っていき、戻ってきたかと思うと、無知なCさんを連れてきました。自分は、いやいや定員オーバーだろ!と思いながら、構図調整等を行なっていました。すると無知なCさんはこう話していました。「洞窟はここにあったんですね!前景だけ撮らしてもらえれば後で合成するので・・・」

ここから目と耳を疑う大問題が発生!

我々四人が横並びでカメラの設定が確定している中、無知なCさは上記のように声をかけました。すると、無愛想なAさんと気さくなBさんは全く場所を譲る気配がなく、無知なCさんは再度何回も繰り返し同じ事を頼んでいました。

自分としては、ん?無知なCさんはお二人(AさんBさん)の知り合いではないの?気さくなBさんが連れてきたのに何故無視するの?と。その後、Cさんが何度か声をかけると、無愛想なAさんが「後ろからならいいですよ!」と返事をしました。

風景写真を撮る方ならご存知かと思いますが、Cさんは洞窟の前景を撮影したい訳です。つまり、横並びで満員となった三脚の後方から撮影しても、何の絵にもならないのです。せめて、カメラを除けずに、AさんBさんのどちからが短時間除ければ、Cさんは三脚だけ高くして撮影できるのです。しかし、微動だにしないAさんBさん、そして立ち尽くすCさん。

痺れを切らした自分は、無知なCさんに、自分のカメラは動かさない条件で「短時間だけなら撮影していいですよ?」と場所を譲りました。この時点でAさんとBさんは何も感じなかったのでしょうか?

しかし、ここからが最大の問題が発生!

無知なCさん、前景だけを撮ってさっと引き上げるのかと思いきや、そのまま気さくなBさんと世間話を始めました。それも、しっかり何枚もシャッターを切りながらです。つまり、一番左に自分の友人の星空隊長、その右側にCさん、Bさん、Aさんが並んだ状態で、自分は後方でポカーンと立ち尽くすと言う予想外の状況となってしまいました。

前景を撮ったらさっと除けてくれると思いきや、4時を過ぎても一向にどく気配はなし。そしてずっと世間話をしている始末。天の川ももう昇ってきます。自分は痺れをきらし、「そろそろいいですか?」と声をかけました。すると、無知なCさんの言動に更に驚かされました。Cさんは、三脚とカメラを置いたまま、そしてその場から一歩も移動せずに自分に対し「どうぞ?」と言ってきました。え?Cさんが三脚を立てている位置の真ん前に自分のカメラがあるので、除けてくれないとシャッターすら切れません。

自分は冷静になり、「あなたのカメラの前に置いてあるカメラが自分のカメラであり、今回短時間だけ場所を譲ったのですが、、、」と言いました。するとCさんは「あっ、そう、そうですよね、場所ですね、前景だけ撮ったらじゃあ除けるので、あと少し、2分だけください」と言ってきました。

自分は数々起こるABCさんの言動にポカーン!えっ、今まで世間話している間も前景撮っていたんでしょ?場所を譲ってくれた人間に対し、それはあまりに失礼でしょうよ。

問題の対応策

自分は今まで、譲れる場合は極力場所を譲るスタイルでした。

しかし、やはり正直者や優しい人間は損をする。その事を身を持って思い知らされました。類は友を呼ぶと言いますが、当然のように場所を独占し、早い者勝ちはその後も好きな場所に移動していいと考えるAさんBさん。そして、自分が連れてきた友人に全く場所を譲らなかったAさんとBさん。そんな二人の友人Cさんもまた、非常識な人間でした。

今回自分が最も言いたいのは、前半の場所取り後の移動はまだ許容しますが、後半のCさんとのやりとりです。Bさん自身が連れてきたCさんの依頼を無言で無視し、他人である自分が譲った時も無言だった事です。AさんBさんが、はっきり「場所は教えたが、三脚を立てる足場だけは譲れない」と伝えれば問題はなかったのです。Aさんが「後ろからならいいですよ!」と言いましたが、この時点で連れてきたBさんが何かしら対応するのが筋ですし、人間がどけば両者撮影できなくはないわけですからね。結果として、彼らの他人である自分が不利益を被る形になってるのが問題なのです。

後々知りましたが、この二人の片方、普通にInstagram(インスタグラム)でフォトグラファーを名乗って写真投稿をしていました。本当に、こう言う非常識で周囲に配慮をできない人間が、普通にSNSで写真を投稿し続けている事は問題です。その理由は、彼らが今後も撮影地に行き続ける限り、自分のように不愉快をする人間が増え続ける事は間違いないからです。今後どの撮影地に行っても、このような行動をしないよう、被害者である自分には公開する権利があります(他人のSNSのURLのみを公開する事は、法律的に問題ありませんからね)。

「本件が本当に倫理的に問題ないか精査後ここにSNSのURLを公開する予定!」

話を戻し、自分は今後、このような環境では絶対に場所を譲らないようにします。

特記になりますが、今回同行した友人は、いつもお世話になり車の運転をしてくれる星空隊長です。彼と撮影を始めて遂に一年以上が経過しましたが、ここ最近一緒に写真撮影に行く友人としては彼が断トツ一番です。彼は自分より遥かに若いにも関わらず、撮影地の調査力は本当に凄いです。そして、上記のような事例の中、自分はイライラが止まりませんが、彼は非常に心穏やかな振る舞いです。今回も、自分に構図のいい洞窟中央側を譲ってくれましたし、毎回本当に感謝しています。

問題の対応策(解決策)としては、自分も彼のように心穏やかにいる事ですね。ん〜、お金と時間と体力を使って遠征し、ここで妥協したら意味がなくなる。広い撮影地なら場所の変更は問題ないのですが、やはり一歩隣で構図が変わってしまう今回のような撮影地ではなかなか難しい。自分も彼のように、もっと大人にならないといけませんな。

そうそう、今回自分はメイン三脚とサブ三脚を高さを変え、前後に重ねるようにして二台体制で撮影を行いました。このような撮影環境においても、やはりα7cのバリアングル液晶モニターは非常に不便であり、α7IIIのチルト液晶モニターの方が有利でした。これも、前回の記事に追記しないといけませんな↓

昨今のデジタル一眼カメラは、背面モニターにバリアングル式液晶を採用する傾向にあり、これは動画の需要が増えている事から明らかです。しかし、本来の目的である写真撮影においては、チルト式液晶の方が使い勝手がいいです。この記事では、その事をユーザー目線で発信します。

まとめ

画像:某撮影地で撮影した美しい日の出

今回は、某撮影地での三脚場所取り問題とトラブルについて紹介してみました。

このような問題は常に発生していると思いますが、今回の事例を通して、やはり正直者や優しすぎると損をする事を痛感しました。また、今後も自分や自分の友人が、周囲のカメラマンに迷惑だけはかけないで撮影する事を心がけたいと感じました。

ぜひ参考にして頂き、この記事を拡散して頂ければ幸いです。と言うよりは、この記事をAさん、Bさん、Cさんにも是非読んでいただきたいものですね。

皆さんは、このような状況で、他人に場所を譲りますか?また、三脚場所取りについて、無人で長時間場所を確保するのに賛成ですか、反対ですか?

それではまた。

関連記事はこちら↓

星空撮影において、明るいうちに撮影地を事前調査するロケハンは非常に重要です。この記事では、写真撮影におけるロケハンの重要性について書きたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




関連サイト

シェアする

フォローする