こんにちは。
最近は過去の写真を見る事が多く、思い出に浸っていました。
先日に夏の戸隠鏡池の記事を書いたのですが、ふと昔に撮影した戸隠鏡池を思い出しました。
自分が初めてデジタル一眼レフであるニコンのD90を手にした大学生時代。
その秋に撮影しに行った戸隠鏡池、忘れられない撮影であった為、今回記事に残します。
写真は全てjpeg撮って出しオートで撮影した物です。
目次
絶景の風景を求めて戸隠の鏡池を訪れた
デジタルカメラを手にしたのはまだ中学生の頃でした。
そうなると2004年とかになるのでしょうか。当時手にしたのはオリンパスのデジタルカメラ。
でも実は、それよりもずっと前から戸隠の鏡池には何度も訪れていました。
それは、両親がドライブ好きであり、自分たち兄弟をよく連れて行ってくれたのです。
そのおかげで自然が好きであり、風景写真が好きになったとも言えます。
そんなこんなで戸隠の鏡池は何度も撮影しに行った訳ですが、ピークは2010年の大学時代。
初めて手にしたD90と安い一脚を抱え、戸隠鏡池に向かいました。
到着したのは戸隠連峰のモルゲンロートが始まる前。
しかし、あまりの人の多さに圧倒される状況でした。
まずは駐車場が入れない状態。朝の6時なのに信じられません。
父親が、「お前は先に下りて撮影に行っていいよ」と言ってくれたのを覚えています。
思い返せば今年の新道峠で撮影した時も、運転手の弟が同じ事を言ってくれました。
自分の撮影目的の為に、今までいろいろな人に手を借りていた訳ですね。
マイカー規制前の鏡池の混雑状況
Nikon D90 DX NIKKOR 18-105mm VR 18mm f6.3 ss1/15 iso560
こちらが当時の鏡池前の堤防です。メインの景色が見える正面は入る隙間がありません。
手前まで人が並んでいますが、手前は水位を測る人工物が入るため、条件が悪いのです。
また、鏡池東側を見てみましょう。
Nikon D90 DX NIKKOR 18-105mm VR 18mm f6.3 ss1/15 iso450
こちらも三脚でいっぱいです。隙間のある場所は、茂みのある条件の悪い場所。
ましてや安い一脚しか持っていない自分は、入る隙がありませんでした。
勿論ですが、観光客は一人もいません。全て写真撮影を目的にした人たちです。
JR東日本が宣伝を行ったのがきっかけで、こうなってしまったそうです。
撮影地での出来事
この後、写真撮影の世界をほとんど知らない自分は、隙間がないかを探しました。
すると、三脚と三脚の間に、詰めてもらえば入れそうなスペースが多々ありました。
そこで、少し詰めて撮影をさせてもらえないか、声をかけてみました。
すると「ここは俺が場所を取っていたんだ」と怒鳴られました。
60~70歳位のおじいさんと言う感じの男性の方でした。
この時自分は初めて知りました。
「写真撮影の世界では、いかに早起きし努力して場所を取った者が優先的」と言う事を。
あまりのショックにその場を離れた。
こんな年配のおじいさんが、まだ勉強中の学生の自分にかけた言葉がこれなのかと。。。
本当にいい勉強になりましたよ。
そんななか、中にはこんな方もいました。
「僕、早く撮影しないといい瞬間が過ぎちゃうよ。ここ入っていいから…。」
社会人らしい比較的若い男性の方が声をかけてくれました。
この体験、今後撮影地で取る自分の行動にも大きく影響する出来事でした。
まあ、そんなこんなで撮影に踏み込むことが出来た訳です。
ここからが写真の紹介になります。
戸隠の鏡池で撮影した写真
朝霧の戸隠鏡池
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 32mm f6.3 ss1/20 iso400
Nikon D90 DX NIKKOR 18-105mm VR 85mm f6.3 ss1/15 iso800
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 18mm f6.3 ss1/20 iso400
戸隠連峰のモルゲンロート
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 21mm f7.1 ss1/40 iso400
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 28mm f8 ss1/60 iso400
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 38mm f8 ss1/50 iso400
朝焼けに燃える戸隠鏡池
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 22mm f8 ss1/60 iso250
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 18mm f8 ss1/60 iso250
撮影後の帰路
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 18mm f8 ss1/60 iso250
日も高く昇り、ちらほら人が帰り始めた頃の堤防です。
それでもまだこんなに人が並んでいます。自分はこのくらいで引き上げました。
時期にマイカー規制も始まりますからね。
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR 18mm f8 ss1/60 iso400
駐車場に向かう途中では、白樺など落葉広葉樹の紅葉景色が広がっていました。
これだけでも絶景ですね。
まとめ
この時の写真撮影は、今でも忘れられません。
東京に住んでからは、徹夜で星撮影とかをやっていますが、戸隠鏡池は山中です。
早朝6時で満員状態であれば、5時前に到着しないとベストポイントは確保できません。
これが10年近くも前と考えると、ここ最近はもっと混雑している事が予想できます。
恐らく、ここに同じ条件を狙って撮影に行く事は二度とないかな…。
そんな思い出深い体験ができた撮影日でした。
あと、2008年に発売されたaps-cセンサーのD90のjpeg撮って出し、十分に綺麗ですね。
本日ニコンからフルサイズミラーレスが発売されました。
時代の流れと技術の進歩を感じますね。
元々ニコンは好きなので、ニコンのミラーレスの発展次第では、将来の乗り換えも検討です。
いずれにせよ、写真撮影は本当に楽しいですね。
それではまた。
基本情報
・所在地:長野市戸隠
・アクセス:戸隠キャンプ方面。長野駅から一時間程度。
長野駅前からバスも出ており、片道一時間程で到着します。
アクセス情報も含めて、いいサイトがありました。
・公式ホームページ:信州・戸隠 鏡池ギャラリー&カフェどんぐりハウス。