カメラと写真好きな自分がおすすめする写真集!あなたは本を買っていますか?

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こんにちは。

突然ですが、カメラや写真が好きな皆さんは、カメラに関連する書物を買っていますか?

自分がカメラを始めたのは2003年の中学2年生頃なんですが、2010年にデジタル一眼レフを手にした頃から社会人になりたての頃は、よくカメラ雑誌を買っていました。

ただ、カメラ雑誌はほとんどが新製品やカメラ関連グッズの広告、一般の方が応募したフォトコンテストの結果などが占めており、プロの写真家によるコンテンツは比較的少ない印象でした。また、2022年昨今は、写真家がyoutubeで個人的な情報発信や講演会を発信されており、10〜20年前とはだいぶ時代が変わったと感じています。

話を本題へ進めましょう。

20歳代半ばくらいから、自分はカメラ雑誌と言う物はピタッと買わなくなりました。その代わり、写真家が撮影した写真集を買い集めるようになりました。そして、単に一人の写真家に依存し真似をする訳ではなく、一定の法則に則って集めている事に最近気がつきました。

今日は、そんな自分がどんな風に写真集を買い集め、どんな写真集を持っているかを紹介しようと思います。

それでは、レッツアクセス!!!!

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自分が写真集を買う一定の法則とは?

一般的なパターンとしては、自分が憧れ尊敬している写真家と出会い、その方を先生と呼びながら写真教室に通ったり、先生が出した写真集を購入するパターンだと思います。

二つ目のパターンは、書店でたまたま手に取った写真集に惚れ込み、そこからのめり込んでいくパターンだと思います。しかし、自分の場合はちょっと違います。

自分の場合は、旅行先で好きな土地ができます。そして、その土地を最も美しく撮影している、もしくは、自分が追い求めている景色を撮影している写真家を探します。つまり、決まった写真家を追いかけるのではなく、ひとつの土地に対して好きな写真集が一冊できます。

こうして自分が写真集を買う一定の法則を文に落とし込んでみると、特殊ですよね。つまりは、今自宅の本棚には、ハワイの写真集が一冊、フランスのパリの写真集が一冊、石垣島の写真集が一冊等、写真家は違うものの、その土地在住の写真家が出版した本が並んでいます。

おすすめの写真集を紹介!

石垣島の写真集「Ishigaki Is.

沖縄をメインに撮影している写真家、北島清隆さんのの最新写真集になります。

北島清隆さんは、instagramやFacebookなどSNSでも人気の写真家 であり、この本は2021年8月12日に出版されたばかりです。

この本と出会ったきっかけですが、実は2022年7月の石垣島旅行に行く直前、北島清隆さんがソニーストア銀座で個展を開いている事を知りました。そして、実際に石垣島の現地「フサキビーチリゾート内のお土産ショップ」に、銀座で開催されている写真展について案内がありました。この時点で、東京に戻ったら絶対に写真展に行こうと考えていました。

そして、更に偶然の出来事が。今回利用した観光タクシーの竹本さんに(名出し許可済)、自分が写真とカメラが好きな事を話したら、石垣島に北島清隆さんと言う写真家の知り合いがおり、なんとお子さんが同級生だと教えてくれたのです。

これは何かのご縁。と言う事で、早速東京に戻った後に、ソニーストア銀座の写真展へ足を運びました。そして、北島清隆さんが在籍されていた為、写真の話や、石垣島で竹本さんにお世話になった事お伝えたいと考えました。しかし、想像以上に大混雑しており、しばらく待機していたのですが、北島清隆さんに話しかけるタイミングは来ず断念しました。

美術展や写真展、特に個展を見に行く場合、絶対に作家さんが在籍している時間帯に行った方がいいと言われています。それは、閲覧者が得られる情報量が変わってきます。自分は今回、北島清隆さんと話すチャンスを逃したのですが、いつか直接お話ししたいです。

そして、こちらの写真集は、ソニーストア銀座のギャラリーで初めて手にし購入しました。中身は、今回の石垣島で訪れた撮影地が多く、特に自分がこれから撮りたい石垣島のイメージが沢山詰まっていました。まさに、自分の写欲=人生を買えてくれる一冊になりそうです。

ハワイの写真集「HAWAII -ALOHA Island Days」

ハワイ好きで人気を集めている若手写真家の杉本篤史さんが出版した初の写真集です。

観光で人気のオアフ島から、迫力ある大自然の残るハワイ島、どこか懐かしい風景の広がるカウアイ島など、ハワイ州の島々を写した非常に美しい写真集です。

こちらの本は、2016年5月16日に出版されました。出会いのきっかけは、2016年5月に人生で初めて行った海外旅行=新婚旅行のハワイ島・オアフ島です。ハワイって、沖縄以上に日本人を虜にさせる魅力があり、自分も完全に惚れ込みました。その結果、2017年・2018年・2019年と、コロナ禍になる以前は毎年のように旅行に行っていました。

自分が旅先の土地で写真集に手をつけ始めたのは、実はこの頃です。新婚旅行の帰り、オアフ島の空港のお土産屋さんを見ていると、ハワイ在住の写真家が出版した写真集がゴロゴロ並んでいました。しかし、自分は買いませんでした。その理由は、撮影された写真が、なんか自分の求めるイメージや視点と違ったと言うか、ピンと来ませんでした。それでも、購入するのをギリギリで迷い、奥さんに「本当に買わなくてよかったの?」と飛行機の中で聞かれたのは、昨日のように覚えています。

そんな矢先、帰国して参加したハワイフェスで、引き寄せられるようなフォトグッズが売られていました。具体的にはiPhoneケースやマグカップ等に、美しい写真が印刷されていたのですが、その写真を撮影した写真家を調べると、杉本篤史と書かれていたのです。

すぐに、杉本篤史さんが出版している本を調べると、まさかのハワイの写真集を出版した直後だと知りました。勿論この直後に即購入した訳ですが、SNS等をフォローすると、意味不明な動画や家族写真、沖縄写真等がタイムラインに飛んで来まくるのでフォローを外しました。

自分はやはり写真家自体が好きな訳ではなく、その土地を綺麗に撮影された写真集が好きなんだと改めて感じました。

フランス パリの写真集「PARIS AL′HEURE BLEEUE」

こちらは2019年の9月にフランスのパリへ行き、現地で購入した写真集です。

勿論、写真集の中身は全てフランス語で書かれています。この本の素晴らしいところは、パリの美しい街並みを、夜景・マジックアワー・ブルーアワーをテーマにして撮影された写真が並んでいるところです。

実際に自分が歩いた場所が、夜になるとこんな景色になるんだ!特にセーヌ川沿いの景色は本当に綺麗で、次回のフランス旅行の写真撮影で参考にしようと考え購入しました。

購入時の事は今でも覚えています。モンパルナスタワーのお土産屋さんでこの本を見つけ、奥さんが見本でなく在庫があればそちらを下さいと店員さんに頼んでくれました。

自分達夫婦の役割分担ですが、奥さんは地図が全く読めませんが、自分は地図を読むのが非常に得意です。その為、旅行先での移動案内は全て自分が行います。逆に、自分は英語が全く話せません。しかし、何故か奥さんが英会話に強く、驚くほど現地の方とコミュニケーションが取れます。何より相手が話している内容の聞き取りが上手い。そんな事を笑い話にしていましたが、次回フランスに行けるのはいつになるでしょうか。

人以外に、本との出会いは人生を変えるきっかけになると言いますが、本との出会いって絶対に忘れないのが不思議です。今回紹介したパリの本は、現地でしか買えません。

星景写真の写真集「星のある風景」

せっかくなので、星空関連の本も紹介しておきましょう。

星空を撮影する中で、撮影技法や星空の写真集は物凄い数存在します。ただ、撮影技法は、今やインターネットでゴロゴロ転がっています。そんな中でも、素直にきれいな星景写真が載っている本を見つけました。

写真の表紙はニュージーランドですが、撮影されたのは長嶋厚樹さんと言う日本の写真家さんです。この本はかなり前に買ったので、もうAmazon等で買えないかもしれません。

翡翠の写真集「カワセミ」

福田哲人さんと言う写真家さんが出版した、野鳥のカワセミがテーマの写真集。

自分は星空撮影を始める以前、2013年から2016年くらいまでの間、都内で本気でカワセミの撮影に取り組んでいました。その為、日の出と同時に自宅を出発し、10時には帰宅と言う休日スケジュールが確立していました。写欲が満たされ、帰宅したらまだ10時。野鳥撮影は基本的に朝活になるため、当時の休日は非常に充実していました。

そして、当時EVFで特に連写が強かったα77IIが出た時は本当に嬉しかったですね。特にSAL70400G2との組み合わせは小型軽量ながら、35mm換算600mmの世界を見る事が出来、当時の自分を楽しませてくれました。

カワセミ撮影はまた必ず再開する予定ですが、それより先にアカショウビンを撮影したい。

と言う事で話は逸れましたが、当時カワセミ撮影に励みながら、本屋さんで一番綺麗だと感じた写真集を購入しました。

大学時代に出逢った写真集たち

ここからはちょっと番外編になるのですが、学生時代に出会った本になります。

こちらはブルー・ノートと言うタイトルの写真集です。初めて手にしたのは、大学時代の2008年頃であり、雑貨屋の写真集コーナーでした。中を見ると、タイトル通りブルーをテーマに撮影された写真が並んでおり、特に高層ビルのミラーガラスに青空と雲が映し出された写真は、当時の自分の想像力を膨らませてくれました。

実際に購入したのは、2020年にヤフーショッピングの中古で500円を切る価格です。

こちらも同じく、2020年にヤフーショッピングで中古で購入した本です。

ちょっと怪しいタイトルの本ですが、中身をお見せしましょうか。

中身、全然怪しくなかったでしょ笑。

こちらも2008年ごろに、ブルー・ノートと同様の雑貨屋で手にした本です。中を開くと、美しい南国の星空やカラフルな植物・動物の写真が並んでおり、当時の自分の想像力を膨らませてくれました。後になってわかったのが、この写真は全て自分の大好きなハワイで撮影された写真だったと言う事です。

観光案内本も写真寄りで!

最後はまた石垣島のネタに舞い戻ってきましたが、2014年に手にした観光案内の本です。

実はこれ、当時にファミリーマート限定で販売された本であり、自分は沖縄本島でコンビニに立ち寄った際に立ち読みしました。すると、日本にこんな美しい海があるのか?と叫びたくなる程の美しい写真たちが並んでいました。

この時自分は、社員旅行で沖縄本島に来ていたのですが、仲の良い後輩が同時期に石垣島へ行っており、後になってスマホで撮影して来た写真を見せてもらうと、この本通りの綺麗さでした。これが、自分が翌年の2015年に石垣島に行くきっかけを作った本でした。

凄いですよね!この本を手にしていなければ、自分は石垣島に行ってなかった訳です。

本の中身についてですが、一般的な観光案内本であるるるぷや地球の歩き方などとは違い、とにかく美しい写真に拘って出版されたそうです。

今でも絶対に手放さない大事な一冊となっています。

まとめ

今回は、カメラ・写真好きな自分がおすすめする写真集を紹介してみました。

単に綺麗だから・写真家が好きだからではなく、その土地が好きだから手にした写真集。皆さんも是非、人生を変える写真集を見つけてみてはいかがでしょうか。

それではまた。

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