【レビュー】SIGMA (シグマ) 100-400mm DG DN を三年間使用したので作例を紹介!

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こんにちは。

今回紹介するのは、ソニーαシリーズで使える超望遠ズームレンズ「SIGMA (シグマ) 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」のレビューと作例になります。

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SIGMA 100-400mm DG DNについて

デジタル一眼レフ時代に発売されたシグマの100-400mm F5-6.3 DG OS。

ライトバズーカの名で知られるこのレンズは、シグマのカリカリな写りに加え、小型軽量なレンズ設計を実現し(f6.3と望遠端の開放絞り値が暗い代償)、当時話題を呼びました。

そもそも、当時の400mmクラスのレンズって、とにかく重たくて大きいのが常識でしたよね。自分もSAL70400G2と言うソニーAマウントの超望遠ズームレンズを所有していましたが、物凄い重たかった(確か1.5kg超え)のを覚えています。

レンズの特徴や仕様(スペック)など

  • SIGMA初フルサイズミラーレス専用超望遠ズームDG DN版「ライトバズーカ」誕生
  • 高い光学性能と充実の機能をコンパクトなボディに凝縮

SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryは、ミラーレス専用設計により高い光学性能を実現位相差AFとコントラストAF両方に最適化されたステッピングモーター採用の駆動系により、動画AFや瞳AFによる快適な撮影が可能です。

以上がシグマが公式ホームページで謳っているレンズの特徴になります。とは言え、こう言った謳い文句は10年以上昔に発売されたレンズでも良く使われる為、具体的にどんなレンズなのか、他の選択肢と比較しどれくらい優位性のあるレンズなのか、気になりますよね。

そこで、自分なりにこのレンズの優位性が伝わる情報を箇条書きでまとめてみました。

  • 発売時期:2020年7月(SEL100400GMは2017年7月発売の為3年の差)
  • 光学性能:レンズ設計は新しい方がより高画質な為、純正に迫る画質
  • AF性能:使用経験から、飛躍する大型の鳥類で問題なし(作例参照)
  • デザイン:ブラックでシグマらしく非常にかっこいい
  • 小型軽量:1,140g(SEL100400GMは1,395g/Nikon Z100-400mmは1,355g)
  • フィルター径67mm(社外性は統一性が高く、使い手により大きなメリット)
  • 価格:新・中古含め価格が約90,000円(GMは25万円以上/Zは30万円以上)

レンズの全長や周軽径等の優位性要素もありますが、ここでは割愛します。このように、2023年現在も、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryは純正や他社純正と比較し圧倒的な優位性があります。

欠点は四つほどあります。

  • 開放絞り値:望遠端で開放絞り値がf6.3(風景は絞る/価格を考慮すると問題なし)
  • 三脚座が別売り:純正で10,000円以上(社外性あり/GMは標準付属している←重要)
  • テレコンが使えない:SEL100400GMは×1.4・×2が可能で拡張性が高い
  • 2021年にタムロンから出た50-400mmと言う標準〜超望遠領域をカバーする異次元ズームレンズが誕生し、小型軽量面で差がない事から立場が微妙になった

ただ、タムロンは価格が150,000円とかしますし、純正でもないのに二倍弱の価格を支払うなら、シグマを選択する価値や優位性は高いのではないでしょうか(自分はちょうちょく遠征旅行に行く為、利便性を取り乗り換えました)。それに、焦点距離が異なってくると、70-300mmや150-500mm等他の焦点距離をカバーする望遠レンズも比較対象になってしまい、キリがありません。そう考えると、現行で100-400mmと言う浸透性の高い焦点距離をカバーする超望遠ズームレンズの中では、シグマが群を抜いていると言えます。

SIGMA 100-400mm DG DNをレビュー

ここからは、手元にあるSIGMA (シグマ) 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryを載せながら、レビューをしていきます。

外観

SIGMA (シグマ) 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | ContemporaryのソニーEマウント用。

外観は非常にシンプルでかっこ良く、ブラックな質感はお気に入りでした。こちらはシグマ純正の三脚座を装着していますが、三脚座のアルカスイス互換部分の突起部分は取り外せません。ソニー純正の望遠レンズは取り外せるので、この辺りは見習ってほしいですね。

各種ボタン類も豊富ですが、自分は動体は撮らない為、瞬時かつ直感的にレンズ側で操作する必要もなく、ほとんど使いません(基本的にカメラ側で設定する)。この辺り、飛行機とか野鳥とかの撮影を再開すれば変わるんでしょうね。

タムロン50-400mm(Model A067)と比較してみた

最も比較対象となるレンズ、タムロン50-400mm(Model A067)と並べてみました。

比較すると、シグマの方が全長が長く、直径がわずかに細いです。また、重量はシグマの方が15gほど軽いです。実際に持った感じですが、タムロンに対してシグマの方が長辺が真っ直ぐでスリムあり、重量の差以上に軽く感じました。

その為、実はシグマの方がデザインや所有感が好きです。

α7cでカメラバッグの収納量が抜群だった

α7cと組み合わせると、400mmクラスとは思えない小型軽量設計

自分がSIGMA (シグマ) 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryを購入した最も高い理由が、α7cと組み合わせる事でカメラバッグへの収納力が抜群になる点です。

こちらはシモダのアクションX50に収納した例ですが、メインではなく上部のサブスペースにすっぽり収まっているのが分かります。ちなみに、タムロン50-400mmも同様の収納が可能でした。

純正三脚座は別売り

こちらはシグマ純正の三脚座です。

10,000円以上しますが、自分は中古で購入した為予め付属していました。余談ですが、自分は8割以上のカメラ機材を中古で購入しています。今振り返って驚いたのは、2013年以来ミラーレス一眼カメラの本体(所有履歴:NEX-7/NEX6/α7II/α7S II/α7RII/α7III/α7C)は全て中古で購入しており、Aマウントのα77II(当時翡翠(カワセミ)撮影に必要であり2012年頃からずっと発売を待っていた為これだけは新品で買った。このカメラのお話はいつかしたい。)以外新品で購入した事は一度もありません。自慢じゃありませんが↓

  • 購入価格:三脚座付き/2021年/中古カメラ店/84,000円
  • 売却価格:三脚座付き/2023年/フリマアプリ/90,000円

生産スピード減少物価高で昨今の中古価格帯も高騰!X100Vも売るか本当に悩みます。

これまでに撮影してきた写真の作例

ここからは、2021年から撮り貯めて来た写真達を紹介していきます。

400mmが魅せる超望遠の世界をお楽しみ下さい。

天体写真

2021年の秋に訪れた天体ショー「ほぼ皆既月食」。その直後の満月です。

この写真でトリミングを行なっているので、野鳥・月ともに35mm換算600mmは正直欲しいところですね。その点、ソニーは欲しいaps-c機がないから残念。

画質としては申し分ないです。

ほぼ皆既月食が昇り始めた頃の赤月ですね。これは水平線上なので赤く見えています。

こちらはほぼ皆既月食になった時の様子。

レンズの価格を考えると、こう言った天体ショーを手軽に撮影できるのは嬉しいです。ちなみに、写真だけ見て、25万円以上するSEL100400GMと識別できるカメラマンって、世の中にどれくらいいるんでしょうね。

2021年11月19日、東京都内から部分月食(ほぼ皆既月食)を撮影しました。この記事では、SIGMA100-400mm DG DNで撮影した月食の写真を紹介します。

こちらは2021年12月、レナード彗星が昇るのを待ちながら撮影した天体スバルです。

こちらは複数枚の画像をPhotoshopでスタック処理しました。青い天体のため、青く輝く星雲もはっきり写っており本当に美しかったです。

ちなみに、ポータブル赤道儀のポラリエに載せて撮影しましたが、重量がかなりギリギリでした。また、先日ZTF彗星でタムロン50-400mmを撮ってみましたが、固定できず断念。この問題は、ポラリエUに買い換えれば(耐荷重500g増加)少し解決するかもしれません。

ポラリエからポラリエUへの買い換えは2023年やる事リストに入れていますが、撮影頻度を考慮すると優先度は極めて低いです。

また皆既月食ですが、こちらは2023年秋に撮影したものです。

ガッツリとトリミングしていないので分かりづらいですが、中央左下に月食直後の冥王星が写っています。この写真、仕事後に自宅から撮影できたのがラッキーでした。

夜景写真

夕刻に東京湾岸沿いで撮影した写真です。船と背景の工場との対比が好みです。

同じく東京湾岸の撮影で迎えた夜景になります。ギラギラ照らすライトの光芒が凄い。

神奈川県横浜エリアに工場夜景を撮影しに行きました。すると西の空には富士山が。

メインにしていた工場夜景。マジックアワーの時間帯がまさに映え映えでした。

神奈川県の横浜市磯子区「新磯子町」にある工場夜景と言えば「石油精製根岸製油所」があります。この記事では、横浜で撮影した根岸製油所の工場夜景を紹介します。

まだ記事で公開していない2022に撮影した千葉から撮る工場夜景。

手前が千葉の工場地帯なんですが、東京湾を挟んだ遠景には東京夜景が。東京タワーを真ん中上部に収めていますが、この構図がなかなかない絵で面白かったです。

スナイパー撮影で知られる海ほたるから狙うお台場のレインボー花火。

東京タワーと花火がちょうど同じ高さとなり、レインボーブリッジとのバランスも絶妙。

この日の撮影は本当に楽しく、いつか記事を書きたいと思っています。これだけ遠景だと場所取り問題も皆無ですし、2023年のお台場レインボー花火の撮影場所で迷った方は是非!

動物写真

望遠レンズと言えば動物写真の撮影ですよね。

こちらは購入直後に都内の動物園で撮影したヤギの写真。目元を見るとカリッカリです。

東京の吉祥寺にある動物園「井の頭自然文化園」。この記事では望遠レンズで撮影した井の頭自然文化園の動物写真を紹介します。

SIGMA (シグマ) 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporaryは石垣への持参。

超望遠レンズを飛行機での遠征に持って行く人間も少ないと思いますが、小型軽量設計だからこそフットワークも軽くなります。

石垣島の夕景で撮影したサギの写真は特にお気に入りです(AF-Cで撮影)。

石垣島でカンムリワシに寄って撮影した一枚。是非目元をご覧ください。

リスザルもまた、石垣島の「やいま村」に行った際には欠かせないモデルさんです。

風景写真

望遠レンズは動体に偏りがちですが、ちゃんと遠景の風景写真も撮影しました。

石垣島の離島、西表島にある「ピナイサーラの滝」。超望遠ズームレンズを石垣島に持参したのも、この写真を撮りたかったからです。

八重山諸島にある石垣島の離島「西表島」。西表島を代表する絶景スポット「ピナイサーラの滝」を撮影してきたので紹介します。

こちらは風景写真と言うよりはスナップ写真寄りでしょうか。

石垣島の米原エリアの一本坂を高い位置から撮影しました。遠方には犬の散歩をする現地在住の方がおり、島の暮らしを感じた素敵な一枚となりました。

作例紹介のラストを飾るのは、2023年1月に撮影した葛西臨海公園からのシンデレラ城。

2019年当時は200mmまでのレンズしか持っておらず、度々400mmクラスの超望遠ズームレンズが欲しいと思っていました。四年越しでリベンジした撮影地ですが、100から400mmをカバーする超望遠ズームレンズは撮影の幅を広げてくれました。

こんにちは。 今回紹介するのは、東京の初日の出スポット「葛西臨海公園」から撮影する「シンデレラ城に昇る朝日」の続編になります。...

まとめ

シグマが世に放つライトバズーカと呼ばれる超望遠ズームレンズ「SIGMA (シグマ) 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary」

超望遠と言う撮影頻度が非常に低い領域ですが、こうして振り返ると想像以上に作例が貯まっていました。ちなみに、2022年前期の作例が少ない理由は、同時期に購入したタムロン70-180mmの使用頻度が多かったからだと思います(これも本当に素晴らしいレンズ)。

実際に購入して約三年間使用しましたが、使い回しが非常に便利な望遠レンズでした。

画質やAFは勿論問題なかったのですが、何よりカメラバッグへの収納力が抜群です。遠景の風景写真や動物などの動体写真には勿論。この大きさ・見た目から、お子さんの運動会や部活動の写真撮影にも最適なレンズではないでしょうか。

それではまた。

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