こんにちは。4月に入り、ついにポータブル赤道儀を購入したので記録に書きます。
目次
ポータブル赤道儀「スカイメモt」を購入!
ポータブル赤道儀を購入した理由
中学時代から写真撮影にはまり、大学時代の2010年からデジタル一眼レフに手を出しました。そんな自分が病的に追いかけ続ける被写体が「カワセミ」と「星」です。ただ、カワセミに関してはα77Ⅱ+SAL70400G2を手放してから休止状態です。ようやくミラーレス一眼αも、第Ⅲ世代から野鳥撮影に対応できる機能が備わり、先日にα7Ⅲを購入ました。あとはSEL200600Gを購入するだけなので、カワセミ撮影は近々再開する予定です。カワセミ撮影は早朝に自転車で行く朝活の為、遠征する星空撮影などに比べ、時間や費用がかからず非常に魅力的です。また、コロナウイルス問題の観点からも、屋外・自転車は活動しやすいです。
前置きはこれくらいにしましょう。星空を最初に撮影したのは2012年の春、ニコンのD90でした。その後は一定期間あき、本格的に開始したのはα77Ⅱを手にした2015年の始めなのですが、今まで撮影した星野写真・星景写真は全て固定の一枚撮りでした。あれから早5年!関東近辺の星空スポットはある程度撮りつくした感じがありますし、ハワイ島で極上の天の川も撮影しました。4月下旬にはオーストラリアのエアーズロックと南半球に昇る天の川を撮影する予定でしたが、コロナウイルスで中止となりました。そこで、星空撮影でさらに先に進む(表現の幅を広げる)には、ポータブル赤道儀の購入しかないと考えました。星野撮影や新星景写真はいつか撮りたいと思っていましたし、購入するにはちょうどいい機会だったと思います。
スカイメモtを選んだ理由
長々語るのは面倒なので、箇条書きにします↓
・スカイメモsは大きい
・ポラリエは極軸望遠鏡など買い集めると高くつく
・ポラリエUは理想的ですが発売直後で高い
・スカイメモtはコンパクト
・スカイメモtは単三電池二本で動く
・スカイメモtはアプリで極軸合わせが可能
・スカイメモtはタイムラプス作成にも適している
・スカイメモtは極軸望遠鏡が標準装備
以下はスカイメモtのマイナスポイントです↓
・スカイメモtは耐荷重が3kgと、上記のポータブル赤道儀(5kg)より弱い
・スカイメモtはスマホからでないと操作ができない
スカイメモtを触る!
こちらが今回購入したポータブル赤道儀のスカイメモtです。スカイメモsは極軸望遠鏡が内蔵され造りも上位機種の為、形や重さが大きいです。それに対しスカイメモtは極軸望遠鏡が取り付け式であり、正方形に近い事からカメラバッグへの収まりも非常にいいです。
こちらが取り付け式で標準装備の極軸望遠鏡です。ポラリエでは、これが別売りなのです。新星景写真だけなら極軸望遠鏡は不要ですが、星雲などの星野撮影では必須のアイテムです。
今回は1万円以上するスカイメモ専用の「微動雲台」と、これまた1万円以上するスカイメモ専用の「三脚」も購入しました。自分はフルサイズ一眼カメラα7Ⅲとα7SⅡの二台体制のため、一台で追尾撮影をしつつ、もう一台で今まで通りの固定撮影やインターバル撮影をする為、あえて専用の三脚も買い足しました。
いや、本当はこれら全てセットで中古2万円台と言う超格安で買えました!新品で揃えたら軽く4万円は超えるセットです。
まとめ
今回はポータブル赤道儀「スカイメモt」を購入したと言うお話でした。
赤道儀の分野はまだまだユーザー数が少なく、ブロガーによる情報発信が少ないです。また、今回購入したスカイメモtの取扱説明書は電子版がなく、アプリとの接続方法・操作方法もメーカーから発信されていません。
今後、スカイメモtが実用的に使いこなせてきたら、新星景写真/星野写真の作例や、スカイメモtの使用感などを情報発信していきたいと思います。
しばらく海外旅行は行けそうにないので、星の追尾撮影、カワセミ撮影にシフトするかも…。とは言っても、SEL200600Gはすぐに買えそうにはないですし、α7SⅡ→α9に買い換えたいですし、シグマの14-24mmf2.8も買いたいですし、ジッツオの三脚も欲しいし…。
この先どうなることやら…。