こんにちは。
2013年のソニーNEX-7時代からソニーのミラーレス一眼カメラを使用して来た自分。背面モニターがデジタル一眼レフの固定モニターからチルト式に変化した時は、本当に画期的で人間工学的に適していると感じました。
あれから10年が経ちますが、ソニーは2018年にα7IIIを発売したのを最後に、スタンダードなミラーレス一眼カメラ(写真機)に、バリアングル液晶モニターしか採用しなくなってしまいました。更に、現在α7RVやα9IIIに四軸マルチアングル液晶と言う、正にバリアフリー(多様なカメラマンに対応した液晶モニター)が誕生したにもかかわらず、まさかの50万円以上するカメラにしか採用しないと言う「意地悪」な戦略を取っています。
チルト式を出したら、動画ユーザーかつ昨今影響力のあるYouTuberに受けない。だからバリアングルにして売ろう!もうこの一点につきます。自分は何度も言っています。チルトとバリアングルでどちらが沢山売れると言う明確な研究データは存在しない。また、一般的には動画ユーザーより写真ユーザーの方が圧倒的に多い。それなのに何故かバリアングル液晶モニターばかり。
原点回帰のFUJIFILM X-T5やFUJIFILM X100VIをご存じでしょうか?チルト液晶を採用しているにも関わらず、生産が追いついていない。これは製造数が少ないではなく、事実予約数が半年納期未定のニコン Zfの比にならないほど多いと言われています。
そうです。
バリアングル液晶モニターに対し、チルト液晶モニターの方が売れないと言う明確なデータなんて存在しないのです。
そしてこの問題の中で、多様なニーズに応えられる。解決策が出ている四軸マルチアングル液晶モニター。これをスタンダード機に採用しないのは、紛れもなく意地悪です。
いいですか。上位機と言うのは、画素数や連写速度、AF測距点など明確なスペックの違いであるべき。被写体や構図選択に直結する背面モニターに関しては、下位モデルをバリアングル液晶モニターに限定する、意地悪な行為はあってはならない事。
現に今までチルト式液晶モニターだったんですから。と言う話はもうかれこれ4年間ほどこのブログでも騒いでいますよね。この前提の要望があっての今日ですよ今日!
奥さんと近所に買い物に行く中で、ずっと行ってみたかったケーキ屋さんに行ったんですよ。せっかくオシャレなケーキ屋さんに行くんですから、スナップ感覚で写真を撮りたい。そう思い、ニコン Zfにノクトン40mmクラシックを装着し、家を出ました。
このレンズは絞りやピント合わせがマニュアルのレンズです。
看板などローアングルで被写体を捉える際、さっと胸の位置で撮りたい訳なんですが、写真の通りこれですよこれ!どう考えてもスナップ写真撮影において、チルト液晶でないと不便なんです!開いてチルトすればいいって!
いやおかしいでしょ!
首からストラップでカメラを保護しているとストラップ自体邪魔になりますし、本当に明らかに人間工学的(人間の身体的特徴や精神的特徴、つまり運動学に合わせた機械)に考えて不便すぎるんです。
開いてチルトして、そこから光軸がズレている中ローアングルで構図決めて。その後、絞りとピントを変えて、、、。スナップ写真撮影において、これではあまりに時間のロスです。
チルト液晶なら一瞬なんですよ。本当にFUJIFILMのX-T5が羨ましい。
時間的な経過から、もうすぐソニーのα7Vが発表・発売されてもおかしくない時期ですよね?まあ世界情勢的にやや遅れているのと、現行が売れているのでちょっと先になるかもしれませんが。そこで、α7Vには是非チルト液晶とは言いません。四軸マルチアングル液晶モニターを採用して下さい。
ソニーよ!これではあまりに既存ユーザーに意地悪だ!!
※この番組は、ソニースタッフの助言の元当サイトに投稿致しました。
プロサポートメンバー以外の一般ユーザーからの要望は、直接スタッフ、SNS、または価格.comが開発者に届くとの事。
@あぜがみ さち