SEL20F18G登場@遂にソニーから星空撮影用のレンズが発売!

シェアする

画像引用:ソニー公式ホームページより

こんにちは。

昨晩に布団にくるまり寝ていると、深夜に友人からLINEが届きました。その文章を見ると、ソニーのEマウントで新しいレンズが発売されると言うもの。これは凄いですよ!

スポンサーリンク
スポンサーリンク




SEL20F18Gの登場

ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラ、Eマウント用に新しい単焦点レンズが発売されます。それが型番「SEL20F18G」と言うレンズです。

型番の通り、焦点距離が20mmの超広角で、開放絞りがf1.8の大口径単焦点レンズな訳です。自分は、このスペックのレンズをまさかソニーさんが出してくるとは思いませんでした。

実はニコンの一眼レフ用に20mmf1.8と言う単焦点レンズがあり、特に小型軽量な点から、山岳写真での星景写真撮影で使用する方が多くいました。自分は一時期、この20mmf1.8のレンズを使いたい為に、ニコンの一眼レフを買おうかとも思った程です。ただ今では、ソニーのEマント用にトキナーさんから、20mmf2と言うレンズが出ており、結局買うには至りませんでした。また、自分は現在サムヤン14mmf2.8とSEL1635GMの二本のレンズが星景写真のメインとなっている為、事足りると言えば事足りる部分がありました。

そんな中、突然登場したソニー純正の20mmf1.8のレンズ。さらにGレンズと言うのが嬉しく、マーカー希望小売価格が128,180円+税と言う比較的手の届きやすい価格帯。これが、実売10万円台とかになってくれたら、かなり買いだと思います。

スペック

ここでは、ソニーの公式ホームページ(引用ページはトップ画像下に掲載)を見て、自分が知りたいSEL20F18Gのスペック(仕様)を載せてみたいと思います。

そして、スペックの下には気になる他社製レンズとの比較を載せてみます。

レンズ構成 (群-枚) 12-14
開放絞り (F値) 1.8
最小絞り (F値) 22
絞り羽根 (枚) 9
円形絞り
最短撮影距離 (m) 0.19(AF時)
0.18(MF時)
最大撮影倍率 (倍) 0.20(AF時)
0.22(MF時)
フィルター径 (mm) 67
フードタイプ 花形バヨネット式
外形寸法 最大径x長さ (mm) 73.5×84.7
質量 約 (g) 373

比較サイト:価格.comを利用

フィルター径は67mmと平均的で、勿論レンズフィルターの装着が可能です。そして他社との比較で見ると、SEL20F18Gの最大の魅力は重量の軽さだけでなく、最短撮影距離です。

ニコンの20cmよりもさらに短い18cm(AF時は19cm)。こうなると、ワイドで被写体の背景を大きくボカした素晴らしい絵作りが可能になります。これだけでも買いですね。

ちょっと気になったのが、ニコンのフルサイズでミラーレス一眼カメラのZマウント用が500gを超えており、思ったより重たいと言う点です。画質がこれに買っていたら凄い!

特長

ここでは、ソニーの公式ホームページ(引用ページはトップ画像下に掲載)で紹介されていた、SEL20F18Gの特徴を載せます。


  • 高い解像力とぼけの美しさを小型・軽量で実現。
  • 静止画に加えて動画撮影にも最適な大口径超広角単焦点レンズ
  • 超広角20mmで開放F値1.8からの高解像を画面全域で実現
  • 高度非球面AAレンズ2枚による高解像性能
  • EDガラス3枚による色にじみのない描写
  • 美しく自然なぼけの実現と高い近接撮影能力
  • ナノARコーティングにより高い耐逆光性能を実現
  • 超広角大口径レンズながら、圧倒的な小型・軽量設計
  • APS-Cボディに装着しても使いやすいサイズと画角(35mm判換算30mm)
  • カメラボディのスピード性能の将来を見据えた「XDリニアモーター」を搭載
  • ソニーが持つ動画技術を結集した豊富な動画撮影性能
  •  フォーカスホールドボタンや絞りリング、クリック切り換えスイッチなどを搭載
  •  超広角ながら各種フィルターが装着可能
  •  カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタン
  •  クリック切り換えもできる絞りリング
  • AF/MFを瞬時に切り換えられるフォーカスモードスイッチ
  • タイムラグが少なく応答性に優れたリニア・レスポンスMFを採用
  • フッ素コーティングや防塵・防滴性能などフィールドワークをサポートする信頼性を確

星空撮影に最適

では、自分にとって「SEL20F18G」は必要なのか、その辺を考えてみたいと思います。

まず、開放絞り値を見ても用途としては星空撮影に最適な事が分かります。しかし、自分はSEL1635GMとサムヤン14mmf2.8を既に所有しており、この二刀流+フルサイズ一眼カメラ二台体制の組み合わせは、星景写真撮影では最強だと感じています。

最近になってシグマの14-24mmf2.8が気になっていますが、35mmで星空を撮りたい場面は多々ありますし、かと言って14-24mmf1.8と16-35mmf2.8の二本を常に持ち歩くのもどうかと思い、今の手元のシステムは崩さない方がいいとも感じているところです。

そんな中で突如現れたSEL20F18G。その魅力は、自分が体感した事がない開放絞り値での星景写真ができる事です。ただ、トキナーのフィーリン20mmf2にすぐに飛びつかなかった事を考えると、本当に自分に必要かは正直違うかなとも思います。

それでもソニー純正で小型軽量でf1.8のGレンズ。ひと月後には買っているかもしれません。

20mmで撮る星空の写真

では、SEL1635GMで実際に20mmと言う画角で星景写真を撮っているのか見てみました。比較的最近に撮影した星景写真で、ソフトフィルターを使用したものと、使用していないものを載せてみました。振り返ると、20mmはけっこう多用していました。

この画角でf1.8で撮ると、シャッタースピードが短くできたり、iso感度が抑えられたりします。そう考えると、十分に買う価値はありそうです。

まとめ

以上が、2月26日に発表された「SEL20F18G」と、星景写真に必要なのかのお話でした。ちなみに、発売日が3月13日からとなっており、使用用途を考えると予約殺到とまではいかないと思うので、供給不足にはならないのではと思います。

SEL20F18Gは恐らくCP+2020で先行展示される予定だったのではと思います。今年は残念ながら中止になってしまいましたね。とは言っても実は自分、CP+2020の開催予定期間中は全て仕事となり悔しい思いをしていたので、結果は変わらなかったです…苦笑。

一応2月29日からソニーストアのショールームで先行展示されるそうなので、自分は時間があったら見に行ってみようと思います。

最後に、自分が一番待っているレンズは、超広角で星景写真の撮影に最強なソニー純正の単焦点レンズ、SEL14F24GMまたはSEL14F2GM(仮名)です。ちなみに、シグマの14mmf1.8はミラーレス専用設計ではないので買いません。また、もしSEL14GMが出たとしても、F2.8なら暗いので買いません。

いずれにせよ、目当てが出るまでは三万円のサムヤン14mmf2.8で頑張ります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




関連サイト

シェアする

フォローする