こんにちは。
今回はYouTubeで使える著作権フリーサイト「evoke music」の紹介とお話しになります。
自分は2020年の6月から本格的に動画編集を勉強し、YouTubeでのVlog発信を始めました。そして、今回紹介する「evoke music」は秋頃から登録・使い始めました。
どんなプランがあって、どんな機能があるかなどの詳細な情報は、他のサイトやYouTuberが詳しく紹介しているので、そちらを検索していただければと思います。
現在インターネット上で得られるのはevoke musicの表向きのいい情報ばかりです。この記事では、致命的な欠点などを含めてその他の側面についても多く触れていくので、是非ご覧いただければと思います。
それでは早速いきましょう!
目次
Evoke Musicは著作権フリーの音楽サイト
evoke musicとは
ここでは、自分が知っている「evoke music」について、簡単に箇条書きにします。
・evoke musuicとは、aiが作る著作権完全フリーの音楽サイト。
・多くの情報や個人的な印象では、BGMのクオリティとしては非常に高い。
・三つのプランが用意されており、クリエータープランが無料。しかし↓
・無料プランはYouTube広告収益の10%をevoke music側に分配。
※追記:2020年10月、分配割合が告知なしで50%に増えました。これは酷い!
・無料プランは、曲のダウンロード数が一日三曲と制限あり。
※追記:2021年、ダウンロード数が告知なしで一日一曲に減りました。これは酷い!
クオリティが非常に高いと書きましたが、参考に是非、自分が実際にevoke musicの曲を使って作った動画を見ていただきたいと思います。曲のみの場合、46秒スタートになります↓
ここまでが、表向きに多く発信されている情報です。以下は自分の調査で分かった事です。
・ボーカルが歌う音楽がない!個人的にCinematic Vlogはボーカル必須の為、これが致命的な欠点。つまり、有料プランに変更するなら、ボーカルや効果音が多く含まれるEpidemic Sound(エピデミック・サウンド)の方が圧倒的に魅力があります。
・Evoke Musicを退会しても、過去にアップロードした動画分の広告収益の分配は継続される。つまり、退会した後も、過去にアップロードした動画の中でevoke musicが使われていれば、広告収益の50%が引かれ続けると言う事です。YouTuberの多くは、広告収入が得られるまでは無料のクリエータープランを使い、収益が得られた時点で有料プランに上げた方がいいと言っていました。しかし、上でも述べたとおり、お金を出すならボーカルのある他の音楽サイトを登録した方が絶対にいいです。併用されるなら話は別ですけどね。
ここまでが、インターネット上で拾えたevoke musuicの情報です。しかし、突然プラン内容等変更する可能性があり、特に通知がない為注意が必要なのです。
その為、あくまで2020年12月時点の情報と捉えて下さい。
無料プラン内容(広告収益分配)が変更された!
2020年の12月に入り、突然有名YouTuberの方が一斉に「evoce music」について紹介し始めました。一通り見させて頂いたのですが、どの動画も「プロモーションを含む」と明記されていたので、evoke musicの会社側から直接依頼があったとう言う事です。
それと同時に、無料のクリエータープランの広告収入分配がいつの間にか90%から50%に変更されていました。皆さんはこの意味が分かりますか?
2020年は世界的にも動画の普及が加速しており、今後は動画の重要性がさらに増すと言われています。恐らくevoke musicの会社はこの流れを読み取り、本格的に営業強化を進めているんだと予想がつきます。つまりは、ユーザーにとってお得な90%分配から、会社の利益を上げる為に50%分配に変更しました。それを行った上で、有名YouTuberを使い自社を宣伝してもらい登録者を増やすと言う本当に戦略的な流れをとった訳です。
知名度を上げてからプラン内容の改定を行うと色々批判が挙がりますからね。まあこのような価格やプラン内容変更は音楽サイトに限らずどの会社も行っているので、いいと思います。
追記:無料プランのダウンロード数が一曲に変更されていた!
ここは追記の内容になります。
2021年の春ごろにサイトを確認したところ、何と無料プランの一日辺りの曲のダウンロード数が、3曲から1曲に変更されていました。有料プランは制限なし、無料プランは一日3曲が従来のプラン内容ですが、ここへ来て更に有料プランへの流入を狙ったサービス内容の低下。
これを当初契約したユーザーにも適応する辺りが本当に酷い!しかも告知なし!勿論、無料で使えるんだから文句は言えないと言う意見はあると思いますが、上で上げた広告収益分配の件も告知なしでしたし、あまりに急な変更でサービス低下の残念さを感じます。
この記事を書いた理由
自分が秋に登録した時点では、evoke musicはそんなに有名ではなく、インターネット上では無料のクリエータープランなら広告収入の90%の分配を受けられると言う情報しかありませんでした。しかし、登録画面では50%と表記されており、何かの間違いかな と思い、この機会に直接会社側に問い合わせを行ってみました。
1000円の広告収益に対してBGMが自由に使えて100円しか引かれないなら非常に魅力的ですが、半分の500円引かれるとなれば話は変わります。evoke musuiと言うサイトを使うか使わないかの問題になって来ますよね。
長々書きましたが、上記を含めて自分が疑問に思った事をevoke musicに直接問い合わせを行いました。この記事のメインは、今回の問い合わせで得られた情報発信となります。
無料のクリエータープランの広告収益分配について
昨日、自分が一番疑問に思っている内容を含め、三点ほどの質問をevoke musicにさせていただき、問い合わせの回答が来たので、ここで情報共有したいと思います。
質問① 50%の広告収入分配とは、チャンネル全体の広告収益に対する計算なのか、それともevoke musicのBGMが使われている動画のみに対する分配なのかです。
普通に考えてれば、evoke musicのBGMが挿入されている動画のみに対して計算されるのですが、情報が少ない為チャンネル全体の可能性も出て来ます。もし前者なら、絶対にこのプランを登録しない方がいいですよね?
理由は、仮に10本の動画をアップして10円の広告収益を得たとします。このうち1本の動画にのみevoke musicのBGMを挿入していたとします。前者なら5円引かれる事になりますし、後者なら0.5円と言う計算になります(動画一本あたりの再生回数等考慮しない場合)。
回答:Evoke Musicの楽曲を使っていない動画の収益に関して、弊社が関与することは一切ございません。
これを聞いて自分は安心しました。
つまり、100%evoke musicをBGMとして利用すれば、広告収益が出た時点で50%引かれてしまいますが、一部であれば、ダメージは少ないと言う事です。この情報を得て、自分は本当に使いたい曲がある場合のみevoke musicを使う事に決めました。
質問② 無料のクリエータープランの広告収入分配は50%で間違いないか。プラン変更日はいつか。
回答:2020年10月9日に分配額の割合を変更いたしました。
質問③ 広告収益分配がevoke musicのBGM挿入動画のみに適応される場合、その算出はどのようなシステムで行われているのか。
回答:動画広告収益の算出方法は、各プラットフォーム(YouTubeなど)が規定しておりますので、弊社では分かりかねます。
まあそれはそうですよね。
まとめ
著作権フリーの音楽サイト、Evoke Musicについての紹介と情報、参考になりましたか?
人それぞれ価値観は違いますが、音楽としてのクオリティは非常に高いのと、まだ広告収益が得られていないYouTubeチャンネルは実質無料と考えると、それだけで使う価値のあるサイトと言えます。
本当に趣味程度にYouTube動画を発信したい人には最適ですが、将来的に広告収益を得たい!有料の音楽サイトの登録は極力一つにしたい!ボーカルの入った音楽を使いたい!
このような方は、この記事の情報を加味した上で検討してみた方がいいと思います。
余談ですが、問い合わせに対するevoke musicからの回答は非常にスピーディーでした。
最後に、evoke musicのサイト内にはQ&Aが記載されており、ユーザーの疑問に対する回答が詳しく書かれています。直接問い合わせを行う前に、必ずそちらを確認した上で解決しなかった場合、問い合わせを行うように心がけましょう!
それではまた。
evoke musicのサイトはこちら。