東京都庁の特別ライトアップを撮影!@東京新宿の夜景スポット

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東京都庁の通常ライトアップ

こんにちは。

今回紹介するのは、東京の新宿で撮影した夜景スポット、地上から見上げる超高層ビル「東京都庁」のライトアップ写真です。

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東京新宿の夜景撮影について

今回の新宿での夜景撮影は、頭の中でイメージが膨らみ、そのイメージを明確にする為に行きました。また、身近な被写体にも積極的に向き合う姿勢を作る為、翌日勤務日にも関わらず、日没後に三脚を担いで自宅を出発しました。

自分が求める写真とは?

新宿は、自分の自宅から一番近い東京の夜景スポットと言えます。

2012年に東京に引っ越し10年以上が経ちますが、いつでも行ける・いつでも撮れるからこそ、新宿の夜景をじっくり撮る機会がありませんでした。

自分が求める写真は、今しか見られない・撮れない景色です。そして、自分にとって価値のある写真を撮る一番大事な言葉は「行動力」です。この話は2018年頃からブログで語っており、東京在住の自分は老後でも東京の夜景写真が撮れる為、本当に今しか撮れない写真を追いかけてきました。その結果、体力のある若いうちにしかできない海外の写真や沖縄地方などの遠征しての写真撮影に力を入れて来た訳です。

ハワイ島のマウナケアパークで撮影した赤いレンタカーと背景のマウナケア山

標高4,000メートルを超えるマウナケア山から見るサンセット

日本人の税金400億円で作られた天体望遠鏡スバル。眼下には沈みゆく夕日と広大な海、そして遥か下界に浮かぶ雲。日本では絶対に見られない惑星を感じる風景。

サンセット後、マウナケア山の上で深夜2時まで撮り続けたハワイ島の天の川

例えばこちらの三枚の写真、ハワイ島のマウナケアへレンタカーで登った時の記録です。

撮影したのはコロナ禍になる前の2019年5月で、職場の友人と二人で写真撮影だけを目的にした海外旅行で撮影しました。もし誰かに「今この写真は撮れますか?」と聞かれたら、この写真は絶対に撮れません。海外というだけで非常に行きづらくなった昨今、更に、本来は高価で時間制約のあるツアーに参加しないと決して見られない標高4,000mからの景色。

自分は1度目にハワイ島に行った際、ツアーに参加してマウナケア山頂まで行きました。その時の経験から、環境や地形・服装などを把握していました。更に、同行した友人は車の運転が非常に上手く、ハワイ島のレンタカーを全て一人で運転してくれました。二人でハワイ島のスーパーで食料を調達し、高いカメラ機材を車に放り込み、中腹のビジターセンターでの休憩で高山病を予防し、深夜2時まで星空撮影を行ったこの日。

自分の経験素晴らしい友人、そしてこの時代。当時、全てに恵まれ個人で行ったからこそ時間に縛られる事なく写真撮影に没頭できました。

2022年にブログ記事を書いていて、もうこんな贅沢な写真撮影旅行は一生行けないのではないか。そう思える最高の旅でしたね。とは言え、10月には男三人で空撮・星景写真・風景写真撮影だけの為に石垣島に行きますが(笑)。そうそう、今日友人二人とスケジュールを組み立てており、人生初!世界遺産に登録された西表島への渡航が決まりました!

話を少し戻しましょう。

若くて健康なうちは遠征して写真を撮るべきと言う当時の価値観。しかし、ここ1〜2年で少し価値観が変わってきました(コロナ禍の影響もありますが)。それが、「今間近で見られる景色は永遠に見られる訳ではない」という事です。世界貿易センタービルディング展望デッキが代表例であり、東京タワーが最も綺麗に見える展望台(西向きで富士山やマジックアワーが最高だった)は昨年に消滅してしまいました。

東京タワーを間近で見られる夜景スポット、世界貿易センタービル展望台。この記事では、長年撮り続けた夜景写真を紹介します。

この事がきっかけで、2022年から東京夜景の撮影に力を入れる事を決めました。この事が言える代表的な撮影記が三井ガーデンホテル豊洲の夜景撮影です。

東京湾の夜景が一望できる絶景の写真撮影スポット「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」に宿泊し、極上の夜景を撮影してきました。

そして、今年の夏あたりから東京新宿の夜景に目を向け、頭の中でイメージを膨らませていました。東京新宿の夜景スポットは、過去に都庁の展望台や小田急百貨店12階(ここも2022年に消滅する夜景スポット)、某陸橋等いろいろ訪れた事がありますが、やはり新宿特有の超高層ビル群を写したい。そんな思いから、東京都庁の高層ビル自体に目を向けました。

そして、暑い夏が落ち着いた9月中旬、自殺対策強化月間ライトアップの時間に合わせて夜景撮影に行く事にしました。

特別ライトアップ(自殺対策強化月間)について

東京タワーや東京スカイツリーが通常ライトアップ・特別ライトアップされる事は知っていましたが、東京都庁のビルがライトアップされている事を知ったのがここ最近の話。

その為、東京都のホームページを調べ、通常ライトアップ以外に、特別ライトアップがあるのかも調べてみました。すると、ちょうど自殺対策強化月間ライトアップが行われていました。と言う事で、せっかく撮影するなら特別ライトアップの時間帯がいいですよね。

以下に、東京都のサイトから自殺対策強化月間ライトアップの概要を引用しますが、通常ライトアップがブルーに対し、オレンジ・緑・ピンク・青の4色に輝くそうです。これは楽しみ。

新型コロナウイルス感染症の影響は健康問題のほか、失業や休業など就労環境の変化や生活の不安定化による心身面の不調など、都民生活のあらゆる面に拡大し自殺リスクの高まりが懸念されています。
自殺に追い込まれるという危機は「誰にでも起こり得る危機」です。誰もが当事者となり得る重大な問題であるため毎年9月と3月を自殺対策強化月間とし「自殺防止!東京キャンペーン」を実施しています。
その取組の一つとして第一本庁舎を「いのち支えるロゴマーク」に使用されているオレンジ、みどり、ピンク、あおの4色にライトアップします。

東京都庁の基本情報

  • 所在地:東京都 新宿区 西新宿2丁目8-1
  • アクセス:都営地下鉄大江戸線 都庁前駅A4出口から徒歩約2分/自分の場合、全く別のエリアから夜景を撮りつつ徒歩30分かけてアクセスしました。また、都営地下鉄は乗り継ぎだけでも時間を要す為、JR新宿駅西口から徒歩でアクセスした方が楽です。
  • 自殺対策強化月間のライトアップ期間:2022年9月9日〜16日金曜日まで
  • 自殺対策強化月間のライトアップ時間:19時〜21時まで
  • 東京都庁のライトアップについては東京都公式ホームページへ。

東京都庁の夜景写真

ここからは、東京都庁で撮影した夜景写真を紹介していきます。

定番構図

α7III+SEL1635GM

まずは、東京都庁の定番構図で撮影した写真を紹介!

実はこちら、21時直前にギリギリセーフで滑り込み撮影できた一枚です。イメージを膨らませ目をつけていた撮影ポイント(後ほど紹介)でゆっくりし過ぎた為、この直後には当記事トップの通常ライトアップに戻ってしまいました。

レンズに関してですが、もっと広角で撮りたい場合、魚眼レンズとかが欲しいですね。確か2014年頃に撮影した写真があるので、後ほど載せます。

α7III+SEL2470GM2

標準ズームレンズに交換して撮影した一枚。

こうして見ると、東京都庁ってもの凄く大きいですね。あの上に人が立ったら豆粒の大きさでしょうし、まるでゲームのダンジョンみたいです。また、上部でライトアップしたピンク色が不気味にさえ見えて来ます。

イメージしていた東京都庁の夜景

α7III+Tamron E70-180mmf2.8

こちらが、自分が頭の中でイメージを膨らませていたメインとなる東京都庁の夜景です。

澱んだ都会を流れる川。そして、ギラギラとした街灯が照らす都会の住宅街。その奥に見えるのは、東京都庁の圧倒的な超高層ビル群たち。東京に移り住み、メジャーな夜景スポットは一通り見て来ましたが、ここまで大好物な夜景を見つけたのは今回が初めてかもしれません。

ようやく通って撮影したい夜景を見つけたと言う気持ちであり、他の時間帯や季節、雪が降ったり右奥の桜が満開の季節など、どんな景色になるのか想像するだけでワクワクします。撮影地としての記事は、いつか撮り貯めたら書こうと思っています。

直近では、真っ赤にライトアップされた東京都庁をこの場所から撮影する予定です。

モード学園コクーンタワー

α7III+SEL2470GM2

2012年の夏、初めて目の前にし圧倒されたモード学園コクーンタワー。

こちらの写真は、都庁のライトアップを撮影し終えた後、いい夜景はないかとウロウロしながら撮影した写真です。周囲の木々が落葉した頃、じっくり撮ろうと思います。

最近気がついたのですが、展望台から見下ろす都市夜景は綺麗ですが、自分は異質な超高層ビルが大好物なようです。いつか海外の高層ビル群で夜景撮影したいですね。

2017年に魚眼レンズで撮影した東京都庁

α7II+LA-EA3+Sigma15mmf2.8魚眼

α7II+LA-EA3+Sigma15mmf2.8魚眼

2017年にシグマの魚眼レンズで撮影した東京都庁の写真を2枚載せました。

この時はライトアップされていませんね。そして、魚眼レンズの写りってすごいですね。これは当時中古で購入し、ケラレの不具合が見つかり手放しましたが、地上から撮る夜景において、魚眼レンズは必須かもしれません。

買い足そうかな。

まとめ

今回は、東京都庁の特別ライトアップを撮影した写真を紹介しました。

今回新宿での夜景撮影を通して気がついた事は、都市夜景は定番スポットだけではなく、地上から見上げて撮る事であっと思える景色に出会える事でした。確かに、東京タワーや東京スカイツリーはこの類の写真が多く出回っている気がします。

自分は今回、都内在住だからこそ、身近な東京都庁を夜景スポットの被写体に選びました。これ、地方都市のビル群にも応用すれば、魅力的な夜景が見つかるかもしれませんね。

それではまた。

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コメント

  1. 佐藤 より:

    東京都庁の都民広場、3年くらい前から三脚禁止となっています。
    尋ねると、建設当時から禁止だったが、黙認していたそう。
    今は警備員が見つけると注意して来ます。残念です。

    • kazu より:

      自分も三脚を持っていたのですが、現地で出会ったカメラマンが三脚禁止で残念がっていました。