
こんにちは。
2025年12月の平日に、東京の上野動物園でパンダを撮影して来ました。今回の記事では、東京の上野動物園で撮影したパンダの写真や混雑状況を紹介します。
目次
上野動物園のパンダと政治の話
中国出身のパンダが、東京の上野動物園に展示・公開されている事は有名です。
ただ、自分は実際に見に行った記憶が無く、振り返ると最後に上野動物園を訪れたのは2012年。今の奥さんがまだ彼女だった頃の遠距離恋愛中でした。そして、勿論当初もニコンD90とニッコールVR 70-300を持参していたにも関わらず、パンダは撮影しませんでした。
そして来たる2025年末。
少し前のニュースで、2026年2月20日に現在上野動物園で飼育・展示されているシャオシャオとレイレイが中国に変換されると言う情報を耳にしました。これだけでは足を運ぶ理由にならないのですが、昨今の台湾有事と政治の件で、今後パンダをレンタルできないかもしれないと言う噂、と言うより可能性が出て来ました。

パンダは野生動物の為、このような人間の政治によって振り回されるのは非常に可哀想ですが、よくよく調べると、東京都民の億単位の血税でレンタルされていたのです。まあ、上野動物園自体が都立な為、東京都民は税金の使い道を活用しないと勿体無い。
まあ、こんなしょうもない理由で足を運ぶ事にしました。
上野動物園は都会のオアシス

余談ですが、こちらは今回上野動物園の展望台から撮影した不忍池です。
都心のビルに囲まれた不忍池の周りには、紅葉する木々が。周りには水鳥が羽を休めており、まさに都会のオアシスでした。いやいや、タイトル的には「コロニー」かな。

こちらは上野動物園内にあった五重塔です。
たまたまタムロンの超望遠ズームレンズ50-400mmを装着していた為、このような構図と画角になりました。紅葉の美しさが伝われば幸いです。
上野動物園でパンダを撮影するには!?

では早速、望遠レンズを持って上野動物園にパンダを撮影しに行こう。
そう考える訳ですが、上野動物園ではただパンダを展示している訳では無く、生態としての研究・飼育として厳重に管理しています。公開日や公開時間、そもそも撮影が可能な環境なのかを事前に調べて足を運ぶ必要があります。
そこで公式サイトを見てみると、定期的に展示方法が書かれていました。ただ、実際に一眼カメラで撮影された方の情報は意外と少なく、立ち止まって撮影が可能なのか、展示室の明るさや広さなどの環境はどうなのか、参考になる情報がありませんでした。
そこで、だらだら調べていないで自分の目で確かめよう。
と言う事で、シフト制勤務の職場で働いている自分が土日祝日などの休日に行くのはナンセンス。勿論、平日の朝イチを狙って行ってみました。更に言うと、年明けの2026年1月にはまたメディアが騒ぎ始めて激混みするので、絶対に2025年の年内が良いと調整しました。
開園前の上野動物園の混雑状況

上野動物園の開園時間は、朝の9時30分となっています。
そして、パンダが展示されている西園の「パンダのもり」に一番近いゲートは弁天門と言う事だけ頭に入れていきました。と言うのも、多分同じようにパンダを見に行く人が居るだろうと予想し、そこまでルートを調べていませんでした。
しかし、なんと9時20分過ぎに弁天門に到着すると、上野動物園のゲート前には長蛇の列!この光景を見て自分は思いました。これは全員パンダ鑑賞狙いの人だ。平日だとガラガラだと予想し完全に舐めていた。甘かったと。
と言う事で、だいぶ出遅れた感がありますが、ゲートが開園するとすんなり入れました。そして、パンダの森まではほぼ一直線。不忍池沿いを歩けば到着します。
シャオシャオとレイレイの展示方法

2025年現在、上野動物園にはシャオシャオとレイレイの2頭が飼育されているようです。

2025年12月現在のパンダのもりの園内マップになります。
オスのシャオシャオとメスのレイレイは別々に展示されています。そして、自分が足を運んだ際は、シャオシャオは⑤から右側に展示されており、時間規制が無く即公開。その為行列に並ぶ必要がありました。逆にレイレイは④から左側のエリアに展示されており、入口もフラミンゴコーナーの奥に回る必要がありました。そして、レイレイは1分毎の交代制であり待機時間が長く、公開開始時刻は10時となっていました。
つまり開園と同時に入場した場合、観光客は全員手前のシャオシャオに向かいます。自分は1分間交代制とはいえ、列はレイレイの方が少ないと係員に聞いた為、先に奥のレイレイを撮影する事にしました。
メスのパンダ、レイレイの展示の様子

9時45分頃、メスのレイレイの展示会場に向かうと、こちらも長蛇の列が。
10時と同時に公開が開始となりましたが、1分交代制。しばらく待機すると、なんと遠方の列からレイレイを見る事ができました。その様子がこちら。

凄ーい!!屋内展示室に居るレイレイ、目の前で見られるじゃ無いですか!!
そんな期待から自分の番になったのですが、なんと枝の奥で顔が全く見えませんでした。そしてそのまま1分が経過。すると観覧スペースの左側に案内され、また1分間の観覧。そう、屋内展示室がコーンフェンスで左右に別れており、最初の1分が右側・次の1分が左側の合計2分間鑑賞時間が設けられていました。
勿論これは混雑状況により変わりますが、年内平日の参考に書いておきます。
とは言え、2分間経過してもまともな写真は撮れませんでした。そして、隣の女性に話を聞くとよく訪れるらしく、実はここでシャオシャオは観覧の時間規制が無いと言う情報を耳にしました。個人的には、追っかけや推しでは無い為、正直パンダが撮れればいいと言う気持ち。
と言う事で、すぐにシャオシャオの方へ移動しました。
オスのパンダ、シャオシャオの展示の様子

こちらがオスのパンダ、シャオシャオの展示会場の様子です。
確かに時間規制はありませんが、物凄い人だかりです。これ、最前列で写真撮影なんてできるのでしょうか。

スマホを思い切って頭上に上げて撮影した写真がこちら。
こりゃまともに写真撮影なんてできませんな。と思いますが、自分は数時間この場所で状況を観察し、完璧にパンダを撮影する方法を獲得しました。その様子は後ほど紹介します。
今回撮影したパンダ(シャオシャオ)の写真




いかがでしょうか。
自分でも驚くほど表情豊かで良いシーンが撮影できました。また、これらはどれも、ほぼ最前列で撮影する事ができました。では、この大混雑の中いったいどうやってパンダを最前列で撮影したのかを紹介します。
上野動物園のパンダの撮影方法と注意点
観光客とカメラマンが交わるパンダの展示会場。
そこで絶対的に注意しなければいけない事は、子供が最優先と言う点です。つまり、子供=子連れ様が真後ろに来たら、カメラマンは即撤退・譲ると言う事。これを行わないと、とにかく子連れ様の親は怖く普通に声を掛けて来ます。逆に、こちらから譲るととても感謝されます。カメラマンの印象を下げない事、そして何より意見が言えず身体が小さく弱い立場の子供は、他人でも優先してあげなければなりません。将来納税してくれる子供、彼らを優先できない大人は本当に惨めな存在です。
とまあこれは大前提として。

さきほどのこちらの写真から、なんとか待機しつつ最前列に到着しました。
すると、なんとパンダが向こうに歩いて行ってしまいました。その後、さらに驚く現象が。パンダが歩いて行った方向に、観光客は一斉に移動して行きました。おや??これ、ここに待機していたらまたパンダの方から戻ってくるのでは!?そう気がついた自分は、数分間誰も居なくなったフェンスで待機していました。すると、やはり戻って来たではありませんか。

周期的に展示会場を歩き回るパンダ(シャオシャオ)。
待機する事で、真正面から歩いてくる様子を望遠レンズで激写する事ができました。そして自分の目の前で食事を始める訳です。

こうなるとまた観光客がこちらに群がって来ます。
その後に子供の声が聞こえ=子連れ様が来たら、はい撤退・離脱。また反対側のパンダが居ない無人のフェンスに移動します。これこそがカメラマンの取るべき行動だったのです。

真反対のパンダの顔が全く見えないフェンスの最前列に到着。

そこから超望遠レンズで覗くと、こんな愛らしい後ろ姿を撮影する事ができました。

特にお気に入りのこちらの写真、後ろ姿のあとにこちらに向かってくる場面です。
カメラ機材と撮影方法について
今回は、タムロン70-180mmf2.8旧型とタムロン50-400mmと言う超望遠ズームレンズを持参しました。屋外展示場であれば、晴れていればシャッタースピード1/1000とかでも余裕で露光が足ります。その為、暗い望遠レンズでも十分に撮影が楽しめます。個人的には、やはり動物園の撮影ではタムロン50-400mmは最強ですね。
屋内展示室の場合は全く状況が違いますが、個人的には撮影前提であれば、絵的にも屋外展示場のみに絞って行くべきだと感じました。
まとめ

上野動物園でのパンダの撮影方法、いかがだったでしょうか。
勿論パンダは生き物です。屋内展示室で全く動かない日もあれば、全く別の動きを見せる日もあるでしょう。その為、この記事が撮影のヒントや参考になれば幸いです。また、撮影の被写体探しに困っている方も、ぜひ貴重なパンダを撮影しに行ってみてはいかがでしょうか。
それではまた。
@レッサーパンダ派