【レビュー】空撮用ドローン Mavic3 を購入し三ヶ月間使用したので作例を紹介!

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こんにちは。

2023年の春頃、空撮用ドローンをDji Mavic 2 ProからMavic 3 classicに買い換えました。山や海で何度かフライトし、三ヶ月以上使用した為レビューしていきます。

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Dji Mavic 3に買い替えた

自分は2020年の夏頃から空撮を開始しました。

当時初めて購入した空撮用ドローンが、Dji Mavic 2 Proと言う2018年8月に発売された最上位機種でした。購入理由が空撮映像だけでなく、空撮写真にも力を入れたいと言う観点から、カメラ性能が最も高いMavic 2 Proを選んだのですが、結果は大満足。

当時は飛行時間31分は十分に長く、飛行は非常に安定しており、得られる写真は高画質。長野や東北、沖縄の離島 石垣島にも連れて行き、沢山空撮を行いました。

あれから三年が経ちましたが、遂に人生二台目の空撮用ドローンを購入しました。

DjiのMavic3について

  • 従来の1インチセンサーから進化しマイクロフォーサーズセンサーを搭載
  • 従来の28mmレンズから進化し24mmの広角レンズを搭載
  • 従来通り唯一絞りリングを搭載した機種(空撮写真を撮るのに非常に大事)
  • 従来の飛行時間31分から劇的な進化を遂げ46分の飛行を実現
  • 従来のバッテリー容量が5000mAから3850mAへ増加
  • デザインが一新されよりかっこよく美しいフォルムに進化
  • 送信機がDji RCコントローラーに対応
  • その他飛行距離やトラッキング機能の向上等
  • 上記進化がありながら大きさ重さはほぼ同じ

言わずと知れたDji Mavicシリーズの最上位機種になるのですが、Mavic3には特徴があります。それは、なんとざっくり三機種展開されているのです(別途更にプロ用あり)。

  • 一眼(2022年11月発売):Mavic3classic=m4/3センサー24mm ← これを購入
  • 二眼(2021年11月発売):Mavic3=m4/3センサー24mm+望遠レンズ
  • 三眼(2023年):Mavic3pro=m4/3センサー24mm+70mm+望遠レンズ

上記を見て分かる通り、レンズ搭載のバリエーションが三機種存在します。理想は24mmと70mmの二眼ですが、Mavic3にはこの組み合わせがありません。

ちなみに、つい先日(2023年7月)に発表されたMavic Air 3は24mmと70mmだそうで、どう考えても空撮で望遠レンズの使い勝手は悪く、多くの要望があったんでしょうね。

実際に使用した感想など

送信機 Dji RC が使用感抜群!

今回購入した送信機は、Dji Rと言う製品です。

こちらは、従来の様にスマートフォンと接続して操縦するタイプではありません。大画面の液晶モニターが搭載された専用コントローラーなんですが、この使用感が最高です。視認性だけでなく、操作性が良く、何よりスマホのバッテリーを気にせず旅ができるのはありがたい。

Dji RCはDji mini 3 proと同時に開発・発売された送信機ですが、後からMavic3にも対応してくれたそうで、本当にありがたいです。

ちなみに、送信機には上位モデルもDji RC Proありますが、アンテナが倍増する反面、価格が10万円以上、重量も倍と、趣味ではかなり問題がある為候補から除外しました。

Mavic3で空撮した作例

田植えシーズンに棚田の上空で空撮した写真。

壇上になった棚田は地上からしか見た事がありませんが、上空から見ると本当に面白いですね。まさに特異な地形です。この日は雲の流れが早くまばらに影ができていました。

栃木県日光市で有名な華厳の滝を空撮した写真。

空撮していて驚いたのは、アスペクト比です。かなり正方形に近く、縦構図・横構図ともにトリミングでの表現の幅も高いです。

この日は日の出直後に空撮したのですが、早朝は曇っていました。そして、中禅寺湖の宿に戻った瞬間青空が広がり、離陸ポイントまで二往復も歩きました。オチとしては、二往復し、チェックアウト後、地上からの華厳の滝を撮影する為、結局三往復しました(笑)。

それはそうと、青空の下の中禅寺湖、そして華厳の滝は圧巻ですね。明智平はアクセスが悪いので、この構図で紅葉快晴の時期に空撮したいですね。

待ちに待った米子大瀑布の空撮。

新緑美しい6月に撮影した写真ですが、二本の大瀑布が凄い迫力です。この日も雲の流れが早く、日の当たり具合がとても難しかったです。そもそも米子大瀑布は南向きなので、日中のほとんどが逆光なんですよね。

早朝や夕刻だと、あっと驚く風景に出会えるかも知れません。

つい先日に空撮した灯台の写真。

この日は午前中に訪れたのですが、梅雨でもあり残念な空模様。ただ、不気味な海を見つめる真っ白な灯台が印象的な写真となりました。

この後宿に戻ると超快晴の青い夏空が広がると言う始末。車があれば、フットワーク軽く再訪するのですが、少ない路線バスではそうも行かない。ここはまたリベンジです。

ただ、夕刻には灯台空撮の後悔を吹っ飛ばしてくれる素晴らしい空撮写真が撮れました。

美しい弓状の海岸に天から降り注ぐ光芒、山の上に立つ風力発電所。

全てがドラマチックで、まるで映画のワンシーンのような空撮写真が撮れました。これはかなり気に入っている一枚で、Mavic3でこの写真が撮れた事に感謝しています。

飛行の安定性や画質は?

飛行の安定性ですが、Mavic2時代からめちゃくちゃ安定していたので文句なしです。

画質に関して、28mmから望んでいた24mm(風景写真鉄板の焦点距離)になってくれた事で、かなりしっくり来る写真が撮れます。1インチセンサーからマイクロフォーサーズセンサーとなりましたが、正直素人目では大きな違いは感じませんね。

ただ、RAW現像していていじくってた際に画質の劣化は起きなくなった気は多少します。

コンボキットは必要?アクセサリーは?

Mavic2Proを購入した当初。

自分は必ずバッテリー三個付属のフライモアコンボを買いべきと書きました。しかし、今回は追加バッテリーひとつのみ。それは、飛行時間46分であり、趣味の範囲であれば十分保つのです。ドローンのバッテリーは大きく重たい為、運用個数が減ったのは非常に助かりました。

あとは保管・持ち運びに便利な保護用ケースですね。

本体と送信機をひとつにまとめられるケースもありますが、自分は一眼カメラ等と一緒に運用する為、基本的にバラバラで保護し持ち運びます。

この辺りは、自分の旅や撮影スタイルと合わせて選ぶと良いですね。

その他、フィルター等はまだ買っていません。

まとめ

以上が簡単ですが、Mavic 3を三ヶ月間使用した感想です。

初めてドローンを買った頃は、離陸用ヘリポートや送信機のサンウェード等色々購入しましたが、今思えば全て不要で余計な出費でしたね。離陸・着陸はハンドリリースとハンドキャッチで行けますし、Dji RCは自分のiPhone11より輝度が高いですし、問題ありません。

フィルターワークですが、正直空撮とは相性が悪すぎます。この辺りは、RAW現像でカバーして行こうと思います。

将来的には愛機でフランス、パリのモン・サン・ミシェルを空撮する事が目標ですね。

それではまた。

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