こんにちは。
ソニーのミラーレス一眼カメラαを使用しているブログ主です。写真専用機を2018年発売のα7III、動画専用機を2020年発売のα7cと2台体制で運用しており、画質には全く不満がありません。ただ、メインカメラが5年も昔となると、現行カメラが沢山登場し、所有欲が段々と薄れて来ます。
と言う事で、今自分が一番欲しいカメラが何かを自問自答してみました。
すると、
目次
2023年最も欲しいのはα7SIIIだった!
色々考えると、2023年秋現在に自分が最も欲しいカメラはソニーα7SIIIでした。
発売時期が2020年とα7c並に古いのですが、ボディや電子ビューファインダーの造り・機能が格段に上であり、何より1,200万画素と言う必要十分な高画素機です。
この写真、自分が2018年の6月にソニーのα7SIIで撮影した花火大会の写真です。
カメラサークルで撮影地の質問が来たので参考作例とし引っ張り出したのですが、ダイナミックレンジが凄い広いのです。この写真、元画像が夜景は黒潰れ、花火は白飛びし放題の散々な状態でしたが、RAW現像すると見劣りしない美しい写真です。
α7SIIIは、同じ1,200万画素でありながら新開発されたセンサーです。つまり、星を撮る自分にとって、写真機としても理想的なカメラな訳です。ちなみに、画素数に関して、自分が過去にフォトコンテストで入賞した写真はほとんどがα7SIIの為全くの無問題。
クリエイティブルックが搭載され、動画機としては世界トップクラスのカメラ。バリアングル液晶モニターだけ目を瞑れば、最高のメインカメラになると思っています。前にも述べましたが、32GBのSDカードで連写しても容量の心配が不要なのは本当に最高ですよ。
理想は、メインカメラをα7SIIIとし、サブカメラを本気撮り用にα7CIIの3,600万画素として控えておけば、最強の二刀流になりそう。2019年の星景写真や海外旅行では、α7RIIとα7SIIの二刀流でしたが、しっかり使い分けすればかなりいいコンビでした。
しかし、フリマアプリでも中古価格帯が30万円台。おい3年経つのに高すぎやろ!α7II型シリーズまでは値崩れが大きく、40万円以上したα7RIIが数年後に中古10万円台で買えた当時が本当に天国のよう。
個人的には、もう少し値崩れして25万円ほどまで下がれば、中古で購入してもいいかなと感じました。と言う事で、すぐには手を出さず次の選択肢へ。
同じセンサーのZV-E1は!?
VLOGCAMとして登場したZV-E1と言うカメラ。
α7cと同等のコンパクトさながら、α7SIIIと全く同じイメージセンサーを積んでいます。最高性能の動画機能に加え、通常の静止画も問題なく撮れます(バルブ撮影だけできないそう)。
また、価格が25万円ちょいで買える事を考えると、昨今のカメラ情勢ではかなりお財布に優しい。ただ、問題は造り。動画専用機に全振りあり、スイッチすらα7系統と違います。実際に触ってみましたが、グリップも悪く、所有間が満たされそうにありません。
用途的にはα7IIIをメインとし、スナップや星空撮影用にZV-E1、更に自前のα7cを天体改造機に出せば、30万円以内でシステムに磨きがかかりそうです。ただやはり所有欲が。
同じ価格帯を考えると、α7IVやニコンのZfが買えてしまうのも事実な為、余計に迷うところ。買わない理由を探しているのも事実ですが、造りのチープさを考えると20万円を切ったら買ってもいいかな?と思えるカメラでした。
ニコンのZfが気になる!
今最も話題を集めているニコンのミラーレス一眼カメラ、Zf。
全てが新しく、スペックに妥協の無いカメラにも関わらず、なんとカメラ本体が27万円を下回っているのです。また、40mm単焦点のレンズキットでも29万円台。Zマウントにいつかは移行したいと考えている自分にとって、買っても損のないカメラでした。
ただ、Z6IIIと言う使用感抜群のカメラが縦横四軸チルトで出る可能性を秘めており、バリアングル液晶モニター否定派の自分にとって、買うのを躊躇してしまいます。
それにしても26万円台は安い!ニコンさん良くやった!!Zfがこの価格帯で登場したおかげで、古いソニーα7IVがえらい高く感じますし、値崩れも狙えるでしょう。
何やってんだよ!α7IV!
2021年12月発売で、自分のメインカメラであるα7IIIの後継機な位置付けとなるカメラ。
順当に行けば乗り換えるのが最善策ですが、画素数が無駄に上がり、バリアングル液晶モニターになってしまった事もあり、全く興味を持てなかったカメラ。高感度画質に関しては、α7IIIの方が上と言う明確な検証情報が発信されています。
α7IVが凄いのは(憎らしいのは)、なぜか全く値崩れしない点です。未だにフリマアプリの中古が25万円を切る事はなく、ニコンZfの新品価格と同等で取引されています。
部品供給減少・循環や流通量減少と言う言い訳はなしにしても、値崩れしない理由のひとつはライバル機が無い程完成形に近いカメラだった事にあります。その為、ZfやPanasonicのなんちゃら機、後のZ6IIIの登場で、値崩れする事を願いましょう。
高い!何故シングルスロットだα7cII!?
2023年の秋に登場した最新現行機なカメラα7cII、その最大の欠点はシングルスロット。小型軽量を重要視するなら、ニコンのZfみたいに片方をmicroSDにすれば良かったのでは?
それにも関わらず価格が25万円越え。作りのチープさを考えれば20万円を切るのが妥当。この価格を出すならば、初代α7cで十分ですし、α7IVやニコンのZfが買えちゃいます。価格が無駄に高い事象への言い訳として、多くのYouTuberが小型軽量が最大の武器と言っています。しかし、小型化の開発費なら初代で完結していますし、部品の使用量も少ないのですから、そう言う無駄な価格の跳ね上げは要らないです。大人しく値下げしろ!
価格の妥当性ですが、α7c初代から言っていますが、作りのチープさやシングルスロットを考えても、初代α7と同等に15万円ちょいが妥当なカメラです。α5の噂マジでどこ行った!?
α9IIIが凄いかも!
最後に価格帯の話は抜きにして、かなり理想的なカメラが出るかもしれません。
それがソニー史上、いやいや業界最速のカメラになると言われるα9III。
このカメラ、何がいいかって、左肩のレリーズダイヤル、マルチアングル背面液晶モニター(α7RVの物)が搭載される事は傾向を見ても確信しています。そして、画素数が2,400〜4,600万画素の範囲内で出てくると噂されています。
α1と食い合うとの意見がありますが、そもそもα1は既にかなり古いカメラですし、下克上が起きるのはソニーに限らずカメラ業界では日常。
二代体制で使い分けるなら、α7RIIと同様4,600万画素が趣味で扱うカメラの限界の上限だと考えているので、これでZ8と同等か安い価格ならかなり美味しいかもしれません。
ちなみに、インターネット上ではグリップ一体型の噂がありますが、ジンバルやドローンに乗せる事、メーカーコンセプトとしてもα9IIIはやらないですね。強いて言えば、α1IIをα9IIIと同等のスペックでグリップ一体型で操作性・機能を底上げし、Z9とZ8みたいな関係にするかもしれません。
いずれにせよ、楽しみに待ちましょう。
まとめ
一年以上前発売でセンサーの小さいFUJIFILM X-T5が22万円以上と値崩れせず、ニ年前に発売されたα7IVが未だに29万円台。そんな中で2023年秋にスペックてんこ盛りで登場したにも関わらず、ボディが26万円台のニコン Zf。
ニコンの快進撃のおかげで、今までライバルが無かった為に無駄に価格高騰していた天狗カメラたちの値崩れを期待します。
それではまた。
コメント
最近のカメラの価格はやりたい放題って感じですよね。
9M3の噂はありますが、価格は70万から100万の間って感じかなと思っています。
個人的に、α9IIIは最適解です。
マルチアングル液晶モニターに必要十分な画素数に業界最高峰のAF。
これに高画素機で古いα7RIIIがあれば全て満足しそうです。