こんにちは。
今回紹介するのは、栃木県日光市の奥日光にある絶景写真スポットになります。
場所は戦場ヶ原よりも山奥にある「湯ノ湖」と言う湖です。
日光と言えば中禅寺湖が有名ですが、湯ノ湖はまた違った雰囲気の味わえる場所です。
目次
奥日光-湯ノ湖
湯ノ湖と言えば奥日光の山奥にある神秘的な湖と言う印象です。
戦場ヶ原には湯川が流れており、上流には湯滝があります。
そして湯滝のさらに上流にある湖が、今回紹介する湯ノ湖です。
湯ノ湖は三岳の噴火で湯川がせき止められてできた湖で、周囲は約3km程との事。
湖岸には散策路があり、1時間ほどで一周できるそうです。
そんな湯ノ湖は実は写真スポットととしてはあまり有名ではありません。
アクセスが悪い為か、写真目的に来る方が少ない気がします。
インターネットで検索しても、釣り場の情報が真っ先に出るほど。
自分が訪れたのは真夏ですが、一番写真撮影で賑わうのは恐らく秋です。
湯ノ湖の風景写真
今回は2018年の7月に二泊三日で奥日光へ旅行に行きました。
日光には名所が多く、いくつか行きたいポイントが決まっていました。
戦場ヶ原が第一目的でしたが、湯元温泉の宿が拠点であり、湯ノ湖は徒歩圏内。
そのおかげで、旅行中にはたっぷり湯ノ湖を散策する事ができました。
結果的に、今回の旅行で一番沢山写真を撮った場所が、この湯ノ湖になった訳です。
では、変わりゆく湯ノ湖の風景写真をご覧下さい。
未明の湯ノ湖
時系列ではありませんが、まずは中日の未明3時台に撮影した湯ノ湖を紹介します。
未明3時に宿を飛び出し、少し星空を撮影した後にα7SⅡで撮影しました。
旅の本命ではないこの場所(時間)の写真が、今回の旅行で一番感動した写真となりました。
また、この後徒歩で赤沼倉庫まで行く為、さらに湧いたであろう朝霧を撮影しませんでした。
撮影設定を見て分かると思いますが、肉眼ではまだかなり暗い時に撮影した写真です。
恐らく、5時くらいにここで撮影できていれば、もっと絶景だったでしょう。
α7SⅡ+SAL1635Z 35mm f5.6 ss20 iso1600
α7SⅡ+SAL1635Z 35mm f5.6 ss20 iso1600
午前の湯ノ湖
次は中日の朝8時過ぎに撮影した写真を紹介します。
未明の湯ノ湖撮影後、小田代ヶ原と戦場ヶ原と湯滝を経て戻ってきた、宿の帰り道です。
この後に朝食の時間を迎えると言う素晴らしいアウトドアスケジュールです。
α7Ⅱ+SAL2470Z 50mm f8 ss1/250 iso100
α7Ⅱ+SAL2470Z 70mm f8 ss1/125 iso100
α7Ⅱ+SAL2470Z 70mm f8 ss1/125 iso100
午後の湯ノ湖
ここでは中日の午後に撮影した湯ノ湖を紹介します。
一番人が多く、誰もが日常的に見る事ができる湯ノ湖の姿です。
α7Ⅱ+SAL2470Z 50mm f8 ss1/80 iso100
α7Ⅱ+SAL2470Z 24mm f8 ss1/160 iso100
α7Ⅱ+SAL2470Z 24mm f8 ss1/160 iso100
夕方の湯ノ湖
夕方の湯ノ湖は、到着した初日と中日の両方で撮影しています。
幸い初日は曇り、中日は夏らしい快晴だった為、印象の違う景色を見る事ができました。
夕方曇りの湯ノ湖
曇とは言っても、わずかに日が差す明るい曇り空でした。
やはり日中に比べ、朝と夕方は水面が穏やかになります。
α7Ⅱ+SAL2470Z 50mm f8 ss1/60 iso100
α7Ⅱ+SAL2470Z 50mm f8 ss1/60 iso100
α7Ⅱ+SAL2470Z 70mm f8 ss1/40 iso100
夕方晴れの湯ノ湖
夏の入道雲が印象的な湯ノ湖の夕景写真です。
撮影が宿の夕食に近づいており、日没ギリギリめで粘ることができませんでした。
ただ、未明の写真と同じくらい脳裏に焼き付く素晴らしい絶景でした。
この時も沢山写真を撮ったのですが、イメージが皆一緒の為、一枚だけ載せます。
特に午後の湯ノ湖の写真と比較して貰うと、時間による景色の印象の違いを感じられます。
α7Ⅱ+SAL2470Z 35mm f8 ss1/250 iso100
夜の湯ノ湖
ここでは夜中に撮影した湯ノ湖の星空を一枚紹介します。
星空撮影の記事は別で書いていますので、興味のある方はご覧くださいね。
α7SⅡ+SAL1635Z 16mm f2.8 ss1/20 iso3200
この写真の記事はこちら↓
★ 栃木の星空スポット 奥日光の湯ノ湖で撮影した星景写真 ★
まとめ
いかがだったでしょうか。
湯ノ湖を知ったきっかけは、仕事場の利用者様との会話がきっかけでした。
自分は信州生まれでよく温泉の話をします。
すると、栃木県の奥日光の山奥の湯ノ湖に湯元温泉がある事を聞きました。
この湯元温泉が物凄くいいから行ってみるといいとの事。
そんな会話を交わしたのが数年前。奥日光へはずっとずっと来たいと思っていました。
しかし、名所の多い日光は何となく苦手意識のある場所。
今回は思い切って来てみたのが大正解でした。
例年この時期は海へ行く?山へ行く?で、なんだかんだ伊豆の海の方ばっかりでした。
栃木県日光市、奥日光の湯元温泉、本当にいいところですよ。
硫黄臭いですが、こんなにいい温泉に浸かったのは久しぶりでした。
話を戻し…。
写真を見ていて分かると思いますが、絶対に紅葉の時期、ここは息を呑む絶景となります。
いつか必ず、ガッツリと紅葉の奥日光を撮影しに来ます。
アクセスについて
東武日光駅から路線バスで70分程の山奥です。
最近は外国人観光客が急増しており、バスの本数は多い方です。
自家用車の場合も同様の経路でいろは坂を上り、中禅寺湖北側を西へ抜けます。
中禅寺湖→竜頭の滝→赤沼(戦場ヶ原)→湯滝→湯ノ湖→湯元と続きます。
撮影環境とポイントについて
周辺は遊歩道が整備されている為、通常のスニーカーでも十分です。
ただ、ツキノワグマの出没ポイントにもなっているので、注意が必要です。
撮影ポイントは三ヶ所くらいでしょうか。
画像引用:環境省_日光湯元ビジターセンター_ハイキングコース
自分が撮影したポイントと歩いた経路を赤線で示してみました。
きたが左方向なので分かりにくい地図ですね。右上が戦場ヶ原や日光市の方角になります。
ここを徒歩で何往復もしたので、けっこうな時間と距離です。
撮影②のポイントは湖畔になっており、観光客で賑わう場所です。
星空や日没時の入道雲を撮影したのはこのポイントになります。
海の日の三連休、ここで三脚を構えて撮影しているのは、夜中自分以外にひとり。
その他の時間で三脚を広げている人は誰ひとりいませんでした。
撮影①のポイントは未明に撮影したポイント。
ここは釣り人が多いですが、湯滝の滝上と言う事もあり、観光客もそこそこ来ます。
また、バス停もありアクセスは比較的いいです。
自分のお気に入りのポイントはまさにここ。紅葉の時期に狙いたい場所です。
ただ、ここも自分以外に撮影者は誰ひとりいませんでした。
基本情報について
・住所:〒321-1661 栃木県日光市湯元
・アクセス:東武日光駅から路線バスで70分