こんにちは。
今回紹介するのは、日本屈指の雲海スポットで知られる、竹田城跡の雲海写真になります。
撮影に行ったのは秋の雲海シーズン終盤の12月上旬でしたが、レポートも含めて紹介します。
この記事で紹介する関西旅行のまとめ記事はこちら↓
★ 関西へ写真撮影旅行 12月に竹田城跡の雲海や神戸夜景を写真撮影 ★
目次
竹田城跡の雲海は 立雲峡 で撮影
日本のお城好きや雲海撮影ハンターは近年とても多いです。
そんな中、今回行った立雲峡から撮る竹田城跡は全国的にも超有名で人気の 撮影スポット となっており、雲海の発生するハイシーズンは駐車場を確保するのが超難関であり、未明3時でもほぼ満車になるとか…。
そんな大人気な竹田城跡の雲海スポット 立雲峡。
今回は職場の友人数人と連休を合わせ、東京から車で出陣しました。
詳しい撮影地の様子や混雑状況などは、最後のまとめで詳しく説明します。
立雲峡 で撮影した 竹田城跡 の雲海写真
ここからは、α7RⅡ+SEL70200GMで撮影した立雲峡からの竹田城跡の写真を紹介します。
通常は雲海予報と言う物を確認し、条件の良い日に車などで弾丸で行くのが主流です。
しかし、今回は友人とシフトを合わせての宿を取っての遠征。
前日の竹田城跡(立雲峡)の雲海予報はあまりよくありませんでした。
本来朝方と日中の気温差が大きく、無風なのが雲海の発生条件にいいとされているのですが、この日は逆に風で雲が流れる流れる…。
ただ、そのおかげで雲のない竹田城跡と、雲のある竹田城跡を撮影する事ができました。
雲海のない竹田城跡の写真
立雲峡の駐車場に到着したのが朝の6時台で、やはり沢山の車がとまっていました。
この日、未明の到着では、雲がほとんどありませんでした。
α7RⅡ+SEL70200GM 140mm f8 6 iso100
α7RⅡ+SEL70200GM 200mm f8 1.6 iso100
雲海のある竹田城跡の写真
日が昇り、撮影を続けているうちに雲が増えてきました。
竹田城跡は高台にあり、ちょうど雲からすっぽり出る形になります。
竹田城跡が高台にあるこの地形と、山に囲まれた周辺環境が、雲海発生条件に合うんですね。
α7RⅡ+SEL70200GM 135mm f8 1/2 iso100
α7RⅡ+SEL70200GM 200mm f8 1/3 iso100
下界の街と竹田城跡
雲が増え始めた時間帯に、少し引いて撮影した写真を紹介します。
70mmでは下界の街の様子も分かります。
この写真だけで、雲海発生率が本当に高い日には凄い景色になる事が予想できますね。
α7RⅡ+SEL70200GM 70mm f8 1/2 iso100
まとめ
兵庫県にある立雲峡から撮る竹田城跡の写真、いかがだったでしょうか。
今回はハイシーズン後で雲海撮影としてはベストな条件ではありませんでしたが、それでも雲が多く発生しており、素晴らしい景色を見る事ができました。
立雲峡の駐車場について
立雲峡は山の斜面ぶある公園になっています。
駐車場には50台程の車が駐車できるようになっており、綺麗なお手洗いと自動販売機があります。この日、2018年12月上旬の平日、天気は晴れ時々曇り、雲海発生率まずまずと言う条件で朝の6時台、駐車場は半分ほど埋まるか埋まらないかと言う状況でした。
情報収集では、雲海ハイシーズンである11月の秋、平日は4時には満車、休日は車中泊する方々が増え深夜1時とかに満車になると言う情報があります。
この辺は、社会人でシフト制の方が有利ですね。
第一展望台について
まず、入山料を取られる事に驚きました。事前の調べでどこにも書いてなかったので、観光化が進む中で料金を取る事になったのでしょうか…。2018年12月で値段は一人200円でした。
ここからが重要なピントです。撮影ポイントは三ヶ所あります。
第一展望台:今回自分達が撮影した一番人気の撮影ポイントになります。駐車場から登山を40分程しないとたどり着けない場所であり、一番標高が高い場所になります。その分道のりがかなり大変で、道は普通にぬかるんでおり、この道のりで苦戦している方が多かったです。
その分竹田城跡を見下ろせる景色となり絶景。できれば第一展望台まで頑張りましょう。
余談ですが、長野生まれでアウトドアが好きな自分は超余裕だったのですが、20代で年下の仲間はかなり辛そうでした(*゚▽゚*)。
第二展望台:第三展望台から少し登ると到着するのが第二展望台。ここもメインの第一展望台に比べて標高が低く、誰一人撮影者はいませんでした。
第三展望台:立雲峡から登山を開始し、5分程で到着するのが第三展望台です。第三展望台は三脚が立てられる数が少ないのですが、そもそも誰一人ここでは撮影していませんでした。勿論、竹田城跡は見上げる形になります。
立雲峡の撮影環境について
一番撮影スペースが多く、三脚がたくさん立てられるのが、自分たちが撮影した第一展望台になります。恐らく数十台の三脚を並べることができます。
写真撮影者を配慮してか、撮影の足場が三段程階段上になっており、最前列を取れなくても、望遠レンズがあれば問題なくいい写真が撮れます。むしろ、最前列は手前に木が茂るので、後方(上段)で撮影した方がいいとの意見もあります。
足場は土場ですが、平でしっかりしており、三脚を立てるのに十分な安定性があります。
第一展望台の混雑状況について
2018年12月上旬の平日、天気は晴れ時々曇り、雲海発生率はまずまずの早朝7時で二列目まではほぼ埋まっていました。勿論、写真撮影ではなく観光目的の方も多くいました。
11月のハイシーズンである休日はどうなるのか、想像もしたくありません。ただ、先にも述べましたが、かなり後方でも200mmとかで人の頭から狙えるのではと思います。
雲海の撮影ポイントについて
撮影の適期は11月で一日の気温差が大きい無風の日です。ただ、地形がかなり雲の発生しやすい環境なので、その前後でも雲海が見られる可能性は高いです。
時間帯は日の出前に現地入りするのがベスト。ただ、自分が訪れた時は未明よりも日が昇った頃の方が雲の発声が多かったので、これは運と言えるでしょう。
焦点距離は好みですが、70-200mmのレンズか100-400mmがあればいいでしょうね。完全無風で雲海が流れていなければ、50mmくらいで撮るのもありかも。
基本情報
・所在地:兵庫県朝来市和田山町竹田
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