日常風景写真のすすめ!α7シリーズで使いたい小型軽量なレンズ

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こんにちは。

先日に自宅から片道3分程度の場所で撮影したこちらの写真。この時の撮影をきっかけに、自分は「日常風景写真」について考えるようになりました。

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日常風景写真のすすめ!

写真撮影には色々なカテゴリーがあります。

自分は普段は景勝地や観光地での風景写真がメインです。風景とは?=目の前に広がる眺めの事。つまり、風景写真には分岐して星景写真や夕景写真、夜景写真などが存在します。

ただ、最近は友人と計画を立て狙った風景写真を撮影する計画が、悪天候で悉く中止になっています。では、そんな時に写欲を満たせる写真活動は無いだろうか。

そこで思いついたのが、日常風景写真です。景勝地や観光地など既に確約されたロケーションでは無い、日常=身の回りに存在する風景。SNSには決して載っていない風景。

そうです。スナップやテーブルフォト、イベント撮影などにはあまり興味が無いため、やはり風景写真に拘りシャッターを切りたいと考えました。

ちなみに、先日にも載せたこちらも、自宅から3分程度の景色。

真っ青な青空と白い雲の下に、黄色い三角屋根の家。有りそうで無い風景であり、この前を通るといつも絵になるなぁと見入ってしまいます。しかし、これは風景写真と言うよりは、どちらかと言うと街角スナップ寄り。

そう考えると、風景写真はやはり自然風景を写す物だと感じました。と言う事で、昨日の早出終わりの日没後に、また近所の異世界に行って来ました。

ちなみに、異世界と表現したのは、自分が暮らす街の特徴だからです。

自分が住む街は、三方向は上に載せたどこにでもある住宅街ですが、とある方向に片道3分も移動すれば景観がまるで変わります。これは地形(断層)が齎した景観であり、東京都は思えない風景が広がっています。

自分は、この地形が齎した特徴あるエリアを、異世界と呼ぶ事にしました。

また、日常風景写真で重要なのは、見慣れた日中ではなく、やはり非日常感が広がる夕景や朝景と絡める事です。

私の日常風景写真は異世界!

普段は橋の上から真西を撮影するのですが、この日は北の空が明るかったため、ちょっと立ち位置を変えて撮影してみました。

すると、自然と住宅街が交差し、遠方の都市開発エリアの高層マンションも相まってとても美しい日常風景写真となりました。本当にドラマチックで、シャッターを切っていて楽しい。

このエリアに住んでいないと決して見つけられない、SNSでは絶対に見ない風景です。あとは、川辺の階段にカップルが座っていてくれれば、物語が始まりますね。

反対方向を見れば、暗闇に光る街灯。

なんだかダークでノスタルジックな雰囲気です。

これもまた良いシーンに出会いました。

道の左右の街灯が続く遊歩道ですが、ずっと圧縮して撮影してみたいと思っていた場所です。以前にスマホでこの構図を撮影したのですが、自転車の後ろ姿が似合う場所でした。

この時は自転車がなかなか来てくれず、たまたま通りかかってくれたのがこの子でした。ギリギリ個人が特定できないくらいの後ろ姿でよかったです。

ちなみにこちらが、上で話した勤務の帰宅時にiPhone11で撮影した写真。

もう少し早い日没前の時間帯。街灯は既に点灯していましたが、地上の景色はだいぶ明るかったです。そんな道を、自転車に乗った少年が颯爽と走り抜けていました。

通勤中は、こんなドラマチックな景色で溢れています。でも、手元にあるのはスマホ。やはり一眼カメラで綺麗に写したい。そう考えるようになりました。ただ、SEL2470GM2は目立つため、持ち運びに少し邪魔。特に職場のロッカーは狭いですからね。

更に、先日の撮影で気が付いたのですが、やはり住宅街でのカメラマンは非常に目立ちます。三脚なんて立たら、犬の散歩や親子連れがジロジロ見て来ます。とある親子さんなんかは、お写真撮ってるから前を通らないでねー!と自分のお子さんに声をかける場面も。

この時自分は、一歩間違えれば不審者になる。東京とはいえ、ここは異世界。ある意味田舎に近い環境だ!噂は一瞬で広がるかもしれない。

そこで自分は、目立たないカメラが必要と考えました。

α7の日常風景写真に適したレンズを考える

とにかく奥行きのあるSEL2470GM2のようなレンズは目立つ。

可能ならパンケーキレンズがいい!α7cとパンケーキレンズの組み合わせならば、カメラを構えていても全く威圧感がないし目立たない。

次に焦点距離です。空が爆焼けした場合、最低でも24mmは欲しい。そして、橋の上から撮影している写真は、どれも35mm〜50mm。ただ、街灯が続くシーンなどは圧縮効果が必要であり、70mmでは足りない。

最初はGRIIIも検討しましたが、上記からやはり単焦点レンズの検討が必要でした。ここからは、日常風景写真の撮影に欲しいソニーα7シリーズのレンズを検討します。

ズームレンズの選択

こちら、ずっと気になっているタムロンの薄型標準ズームレンズです。
20-40mmと言う非常に珍しい焦点距離ながら、開放f値が2.8通し。更に、前後の奥行きが短い為、威圧感が無く非常に魅力的です。70-180mmf2.8の初期型と同様に、もっと話題性や人気が出てもおかしくないレンズですが、不思議なものです。
自分は価格が倍のSEL1635GMやSEL2470GM2を所有している為、なかなか手を出すタイミングがありませんでしたが、日常風景写真を本格化し、通勤時に常に一眼カメラを持ち運ぶなら是非持っておきたい一本です。

ソニー純正なら、最近出たこちらのレンズ一択ではないでしょうか。
風景写真鉄板と言える24mmスタートでありながら、使いやすい50mmまでをカバーしており、f2.8通し。SEL2470GM2より遥かに軽く、Gのデザインが所有欲を満たします。
いっその事大三元レンズの広角と標準を、SEL1625G・SEL2450Gにするのもありかも。小型軽量化を図るには最高の選択肢だと思います。

単焦点レンズの選択

昔に所有していた35mmの“寄れない”単焦点レンズです。
ただ、このコンパクトさは本当に武器と言えます。α7cと組み合わせれば、フルサイズシステムでは最強のスナップシューターになりそうです。


24mmの画角でありながら、超小型軽量薄型なパンケーキレンズ。
こちらは店頭で何度も触りましたが、Gタイプで所有欲を満たしてくれる素晴らしいレンズでした。問題は、手元に24mmをカバーするレンズが複数本ある事。

最近はコシナのフォクトレンダーで使うようになった40mmと言う画角。
それをシリーズ化したGタイプの薄型単焦点レンズ。足ズームを利用すれば、35mmと50mmが不要と語る人もいるくらい、美味しい立ち位置のレンズです。こちらを買うなら、是非24mmと合わせて揃えたいですね。

最後に紹介するのは、圧縮効果を出す為の単焦点レンズです。
その答えがシグマにありました。こちらは90mmf2.8でありながら、小型軽量化に成功した単焦点レンズです。自分は過去に、SEL90G28Mをスナップ代わりに使用していましたが、程よい圧縮感が出て非常に好みでした。
こちらが2020年5月にSEL90M28Gで撮影した写真です。
この絶妙な圧縮感がコンパクトに撮れると考えると、シグマの90mm単は魅力的ですね。一度は所有してみたいです。

まとめ

今回は、日常風景写真のお話と、普段使いに欲しいレンズを紹介しました。

今思えば、売却してしまった格安のSEL2860でいいのでは?と思いますし、同じく売却したSEL24105Gで全てがカバーできちゃうんですよね。

ただ、やはり更にコンパクトなレンズで運用したいところ。

それではまた。

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