こんにちは。
2018年の6月17日土曜日に、長野県にある大鹿村の中村農園を訪れました。
目的は「ヒマラヤの青いケシの花」を撮影する為です。
この記事では、その美しい花姿を紹介したいと思います。
目次
ヒマラヤの青いケシの花とは?
詳しい生態系の話は、インターネットで調べてくださいね。
ここでは、写真撮影の被写体としての魅力を書きたいと思います。
世の中に、本当に青い花は何があるでしょうか!?
実は、なかなか青い色をした花はないのです。
紫陽花や花菖蒲、オオイヌノフグリは紫系や水色系です。
僕の大好きなクリスマスローズも、青い花はありません。
そんな中、このヒマラヤの青いケシは、本当に青い色をしているのです。
また、生育環境が限られており、普通の生活ではまずその姿を見る事ができません。
長野県大鹿村にある中村農園
α7SⅡ+SEL35F18Z 35mm f8 1/320 iso100
ヒマラヤの青いケシが咲く中村農園について。
標高1500mにある切り花専門農園であり、まさに山に囲まれた農園地帯です。
そんな中に青いケシ畑があり、10年前に200株だった物が、今では5000株だそうです。
この環境と、農園の方の手入れのおかげで、美しい花が咲くわけですね。
大鹿村の中村農園で撮影した青いケシの花の写真
α7SⅡ+SEL90M28G 90mm f5.6 ss1/640 iso100
α7SⅡ+SEL90M28G 90mm f4 ss1/640 iso100
α7SⅡ+SEL90M28G 90mm f4 ss1/1000 iso100
α7SⅡ+SEL90M28G 90mm f2.8 ss1/1250 iso100
α7SⅡ+SEL90M28G 90mm f4 ss1/1000 iso100
まとめ
いかがだったでしょうか。
周辺環境について
一般的に観光地としてもアナウンスされている大鹿村の中村農園。
想像していた以上に山の中にあり、道路状況が悪いです。
と言うのは、道が細い、急、複雑であり、途中の標識もやや分かりづらいです。
ナビもあまり頼りにならないので、何度か迷ってしまいました。
中村農園自体の周辺環境としては、周囲を山々に囲まれており、ただの畑と言う感じです。
いわゆる植物園とはイメージが違いますね。
入園料について
これに入園料大人一人500円がかかります。
花が貴重なのはわかりますが、畑の規模や花見と考えると、ちょっと高いですね。
簡易テントでのグッズ販売
簡易テントで地元のグッズを販売しており、自分はマグカップを購入しました。
青いケシのプリントがされたただのマグカップ800円。
いいんです。旅行先ではしっかり買い物をして、経済を潤す事が大事。
その他ポストカードやアクセサリーも売っていました。
駐車場について
駐車場は中村農園から徒歩すぐの所にあり、10台分以上は普通にとめられます。
見頃の週末である土曜日の昼頃に行きましたが、アクセスが良くないせいか混雑しません。
客層は、年配からご高齢の夫婦が多く、若い方にはあまり注目されていないようです。
自分は20歳の頃から知っており大好きな花ですが…。
青いケシの撮影ポイント
肉眼で見るよりも写真を通して見たほうが、何倍も綺麗です。
撮影のポイントはマクロレンズが絶対にいいという事。
50mmよりも中望遠である90mm~100mmあたりがいいです。
勿論、この記事で撮影した写真は、全てSEL90M28Gと言うマクロレンズです。
広角レンズで撮っても、ただの畑なので絵にはなりませんからね。
背景に関しては好みですが、花が青いので、山など濃い部分1色の方が映えます。
また、雨上がりの朝方が一番綺麗に見えるらしく、朝露と青のコラボが神秘的だとか。
気力のある方は、挑戦してみてください。
基本情報
入園料:高校生以上500円 中学生以下は無料
開園時間:AM8時~PM5時
青いケシ開花時期:6月~7月上旬
アクセス:
松川I.Cから大鹿村役場へ車で40分
大鹿村役場から中村農園へ車で40分
※公共交通機関はなく、公用車が必須になります。