こんにちは。
今回紹介するのはハワイ島で人気のサンライズになります。
場所は標高4205mの山、マウナケアの山頂で撮影するサンライズの写真です。
今回の旅行全体のまとめ記事はこちら↓
★ ハワイ島で写真撮影旅行 マウナケアの天の川や絶景スポットを紹介! ★
目次
マウナケア山頂のサンライズ
ハワイ島で一番標高の高い山、マウナケア。それはなんと日本の富士山を超える標高4205m。
前回の記事ではマウナケアの山頂から見るサンセットの写真を紹介しました。
★ ハワイ島で絶景の夕日スポット マウナケアの山頂で撮影したサンセットの写真 ★
そして今回は同じ場所であるマウナケアの山頂から撮影した日の出(サンライズ)の写真を紹介します。
今思えば、ひとつのハワイ島旅行の計画内に、二回もマウナケア山頂まで行くプランを計画する人間は他にいないのでは⁉ と思う程過酷な事です。実はマウナケアのサンライズを撮影しに行ったのは帰国日。そしてその計画を立てたのは、前日のサンセットを撮影する頃です。
今回のマウナケア山頂での日の出撮影は、サンセットと同じ気持ちで臨む訳にはいきません。
と言うのも、まず気温が日没より遥かに下がる事。そして睡眠時間を削り未明3時にカイルア・コナを出発する事。撮影後に急いでチェックアウトして空港へ向かわないといけない事などです。。。まあそんな日記のような記録は暇があったら記事にしましょう。
本題に入り行程をさくっと書きます。
・未明2時半起床
・未明3時にカイルア・コナを出発
・4時半にマウナケア中腹で星空・天の川・ブルーアワー撮影(高山病に慣らす目的を含む)
・5時半にマウナケアの山頂でサンライズ撮影
・6時過ぎ下山
・8時カイルア・コナ到着
いや~、我ながら完璧な計画だと思います。それでは早速行きましょう。
マウナケアで撮影した天の川
本来はオニヅカ・ビジターセンターで高山病にかからないよう身体を慣らします。
しかし、折角なら垂直に昇った天の川を撮影したいと思い、サンセットの後に行った天の川撮影地を目指したのですが、何と暗闇でお目当てのポイントを通り過ぎてしまいました。
写真は急遽見つけたポイントで撮影したブルーアワーに消える天の川です。天の川の下にある丘はマウナ・ロアではなく、マウナ・ケアの上にあちこちある丘です。
本命の撮影ポイントを発見できなかったのが悔しいですね。本来ハワイではもっと下まで天の川が見えるのですが、この丘の影響で隠れてしまいちょうど日本と同じ見え方です( ;∀;)。
それでも素晴らしい天の川が見られました。驚いたことが一つあり、空気が澄んでいる為か日の出一時間前を切っても普通に天の川が見えます。
別日のサンセット後にマウナケアで撮影した天の川の記事はこちら↓
★ ハワイ島で絶景の星空スポット マウナケアで撮影した天の川の写真 ★
マウナケア山頂で撮影したサンライズ
時刻は予定通り5時半にマウナケア山頂に到着しました。やはりサンセットに比べて人は少なく、我々以外に片手に収まるくらいの車の台数でした。
日の出が5時50分頃なので、急いで撮影に入ります。この時のテンションは最高でしたね。
撮影機材はα7RⅡ+SEL1635GМ、α7SⅡ+SEL70200GМです。結局この組み合わせ。
マウナケア山頂のブルーアワー
個人的にはサンセットの方が好きであり、その理由が日の出方向には雲海と朝日以外に何も被写体がない事です。これはこれで宇宙にいる感じがしていいのですが…。
α7RⅡ+SEL1635GМ 16mm f8 ss1/2 iso100
α7RⅡ+SEL1635GМ 16mm f8 ss1 iso100
α7RⅡ+SEL1635GМ 16mm f8 ss1/10 iso100
日の出まであまり変わり映えしない景色の為、周囲をウロウロしながら天文台などを入れて絵作りをしました。
西方向に見える地球の影を撮る
では、サンセットで撮影した西の方角はどんな景色でしょうか。撮影してみました。
α7RⅡ+SEL1635GМ 30mm f8 ss1/3 iso100
するとそこには、超巨大な地球の影ができていました。
後で紹介しますが、日が昇るとマウナケアの影も現れます。
マウナ・ケアの山頂を撮る
今回撮影に行った場所は、実は本当のマウナケアの山頂ではありません。
本当の山頂は我々は登ってはいけない場所であり、古代ハワイアン王のお墓があるのです。
α7SⅡ+SEL70200GМ 70mm f8 ss2 iso100
SEL70200GМで雲海を撮る
ここからは、望遠レンズSEL70200GМで撮る日の出前の雲海写真を紹介します。
マウナケアの山頂から見た雲海は、恐らく自分の人生で一番の雲海でした。
α7SⅡ+SEL70200GМ 135mm f8 ss1/8 iso100
α7SⅡ+SEL70200GМ 200mm f8 ss1/20 iso100
この雲の表情は本当に凄いでしょ⁉ この雲海をSEL70200GМで撮っている辺りが贅沢。
標高4,205mで迎える日の出
さあ待ちに待った日の出の時間です。
とりあえずは望遠レンズと広角レンズで撮影した写真を1枚ずつ紹介します。
自分の中では日の出はそんなに感動はなく、どちらかと言うと日の出前の雲海の方が感動しました(^◇^)。
α7SⅡ+SEL70200GМ 200mm f8 ss1/80 iso100
α7RⅡ+SEL1635GМ 24mm f16 ss1/40 iso100
24mmでも左下にフェンスが入ってしまいますね。35-50mm辺りがよかったかも…。
マウナケアの影を撮る
日の出後に西の方角を撮影しました。そこには、マウナケアの影がはっきり見えました。
α7RⅡ+SEL1635GМ 16mm f8 ss1/100 iso100
α7RⅡ+SEL1635GМ 35mm f8 ss1/250 iso100
マウナケアの山頂で自撮り
サンセットに比べて、サンライズの方が気温が低いはずなのですが、ハイテンションになっている為か全く寒さを感じませんでした。
その為、自撮りを行う余裕がありました(一応サンセットでも撮ったのですが…)。
α7SⅡ+SEL70200GМ 70mm f8 ss1/640 iso100
絞ってもシャッタースピードを稼げる逆光の環境。
こちらは一緒に旅をした友人をモデルに撮影。相変わらずポーズが上手い!
まとめ
ハワイ島で一番高い山、標高4205mのマウナケア山頂で見るサンライズ、いかがだったでしょうか。カイルア・コナの出発から含めて、非常にテンポよく撮影に行けたのではと思います。
マウナケアのサンセットおよびサンライズは、ツアーを利用すると一人あたり170$かかり、二人だと340$です。一度の旅行でこの二つを熟したので、680$の価値がある旅ができた訳です。これだけでもレンタカー代金の元がとれます。
マウナケアでの撮影を最高のカメラ機材できたことは、やはり友人の素晴らしい運転技術と自分たちの計画性があったからだと感じています。
写真撮影を趣味にしていると、旅行自体の計画力が上がりますね。
サンライズ撮影の注意点について
基本的にはサンセットの撮影の時と同じなので、そちらの記事も見て見て下さい。
山頂に訪れる観光客や車の台数が、サンライズ時の方が圧倒的に少なく、より貴重な景色を見たい方はサンライズがおすすめです。
しかし、睡眠時間を大きく削る事。そしてサンセットの時間帯より冷える事などを考え、どちらに行くかを選択するといいと思います。
体力のある方は、自分たちのように二回上るのもいいですが、高山病にだけはお気を付けを。
絶対にオニヅカ・ビジターセンター周辺で30分以上の身体慣らしを。この時点で標高2000mを優に超えているので、本当にすぐに息切れがします。
マウナケア山頂への旅について疑問がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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この写真の記事はこちら↓