こんにちは。
iPhone 11を購入してから、スマホカメラが14mmと28mmで切り替えられ、さらに画像処理が人間の目に「綺麗に見える」ように補正してくれ、さらに手振れ補正があまりにいいので、ちょくちょく動画撮影をするようになりました。
そんな中でも、薄くて長方形のスマホを手持ちで扱うにはあまりに不安定であり、手振れを完全に防ぐのは困難だと感じました。
そんな時に一番に思いつくのがスマホ用のジンバルな訳です。デジタル一眼カメラ用のジンバルは大きく重く高く、とても手のつけようがありませんが、スマホ用ならインターネットで調べても1万円前後で買えるので、購入するのもありだと考えました。しかし、先日に実際に家電量販店に見に行くと、やはりジンバルと言う製品は形が異様であり、あれを撮影の旅に人前で振り回すのは抵抗があると考えました。
まあ自然風景の中ならいいですが、動画撮影は旅の移動過程も撮影するので、やはりできるだけ目立たないようにやりたいです。ただでさえカメラマンは一般人にしてみれば邪魔者ですからね。先日に書いたドローンの話もそうですが、今後撮影の肩身が狭くならないよう、この辺りのスタイルには気を遣いたいです。
目次
スマホの動画撮影用グリップにマホホルダーを購入した!
と言う事で、まずは千円程度で購入できるスマホホルダー(スマホを三脚に取り付けて固定撮影する事も視野に入れ)を購入する事にしました。
元々手振れ補正は良好ですし、いきなり高いジンバルを買うよりも、安価なスマホホルダーとグリップを購入し、ジンバルを使わずにどこまでの映像が撮れるのか知るためでもあります。
余談ですが、映像クリエイターの方の中には、ジンバルを使わずに自身の身体の動きだけで、一眼レフで手振れを抑えた動画撮影を行っていました。あれは結構勉強になりましよよ!ただ、やはり周囲から見れば変態行動になりますわな。
自分が購入したスマホホルダー(グリップ)
ここからは、実際に自分が購入したiPhone 11に使えるスマホホルダー兼グリップの商品販売サイトと開封レビューを紹介していきます。
Neewer スマホリグフィルムメーカーグリップ三脚マウント
Neewer スマホリグフィルムメーカーグリップ三脚マウント コールドシューマウント付き
今回いろいろなスマホホルダーとグリップを調べましたが、やはり自分がいいと思ったのがこちらのスマホホルダー兼グリップです。
まず、iPhone 11は横幅が結構あり、よく見る安価なスマホホルダーは挟み幅が8.5cmです。しかし、こちらの商品は挟み幅が9.5cmとかなり余裕があります。また、スマホを挟む機構もちょっと変わっており、安定感があります。具体的には、バネで伸ばして挟み込むのではなく、ネジ色で開いた状態からバネ+ねじ式で押し込み挟むのです。これは安心。
さらに、下にあるグリップは取り外し式であり、三脚ネジでできているので小型三脚や通常の三脚にも取り付ける事ができます。また、グリップがやや小さい気がしますが、後面全体を握れば問題ないですし、何より見た目がコンパクトで人に威圧を加えません。
では早速開封してみましょう。
開封レビュー
このような赤と黒の細長い箱に入って到着しました。スマホホルダーとしては大きいです。
中身を取り出すと想定通りのデザイン。見た目はシンプルでカッコよく、持ち運べない大きさではありません。そして驚いたのが、何と水準器がついているではありませんか。。。
先にも述べたように、スマホホルダーとグリップ部分は三脚ネジで取り外しが可能となっており、間には付属のストラップが挟んであります。この辺りも嬉しいポイントです。
せっかくなので、昔から自宅にあったバネ式で小さなスマホホルダーと並べて比較してみました。こうしてみると大きさの違いに驚きますが、本格的に動画撮影を行うのであれば、安定・安心感が全く違います。
実際に手に取り握ってみるとこんな感じです。下の写真のようにグリップ部分だけを握るとやや不安定ですが、上の写真のように全体を握れば不安定さは全く感じません。
マンフロットのミニ三脚に取り付けてみた!
最後に8年ほど前にNEX-7用に購入し、現在までずっと使い続けているマンフロットのミニ三脚に装着してみました。このミニ三脚は自由雲台となっており、確か2,000円ほどで購入できたにコスパ最強の三脚です。現在もRX100M3でタイムラプスを撮るために常に持ち運んでいる三脚です。さすがに7年以上使用していると自由雲台が弱ってきますが、それでもコンデジやスマホ程度ならまだ固定できます。
これ、トータルバランスが本当にいいミニ三脚なので是非↓
Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B カメラ用
今後はこのシステムで、iPhone 11でもタイムラプスが撮影できるようになります。素晴らしいですね。
動画開封レビュー
※開封レビュー動画を作って気がつきました。スマホの中央で挟むと、広角レンズ(一眼の世界では超広角14mm)だとグリップの写り込みが発生します。ずらす必要がありますね。
まとめ
今回は、iPhone11など比較的大きなスマホにも使える、動画撮影用のスマホホルダー兼グリップを購入したと言うお話でした。
上で大事な事に触れていませんでした。装着自体はバネだけでなくねじ込み式で挟んでいるので、スマホカバーを装着した状態でも安定感は抜群です。挟む部分はゴム製で滑り止めになっており、スマホ自体も傷がつきにくいです。強く振っても絶対に落ちません。一番右側に挟めば、カメラで静止画を撮影するためのグリップにもなります。ご参考に。
自分は何か新しい事を始めるとなると、結構形から入る派なので、先走ってジンバルに手をつけてしまうところでした。しばらくはスマホホルダー兼グリップで動画撮影を楽しんでみようと思います。
純粋なスマホ用三脚としても十分に使える素晴らしい商品なので、スマホホルダーを探している方は是非買ってみてはいかがでしょうか。