東京でヤマユリが開花!@府中市にある浅間山公園で撮影した写真

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こんにちは。

7月中旬になり、東京でヤマユリが咲いたと言う情報を得たので、撮影に行って来ました。

今回も例によって映像も撮ったのですが、やはり通常のブログに比べて動画ブログ(Vlog)は制作までに時間を要すので、数日後に追加する事にします。拡散と言う観点からは、両方完成してから公開するのがいいんでしょうけどね。自分のメインはまだこのブログの為!

追加:ご覧ください↓

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東京の浅間山公園でヤマユリが開花!

浅間山公園について

・所在地:府中市 浅間町-四丁目、若松町-五丁目

・公共交通機関でのアクセス:

JR中央線「武蔵小金井」から京王バス 東府中行き「浅間山公園」下車
京王線 「東府中」から京王バス 武蔵小金井行き「浅間山公園」下車

・正確な情報は公式ホームページから収集しましょう!

・散策マップはこちら

ヤマユリについて

ユリと言えば夏に咲く可憐で大きな花。日本人女性の名前にも使われる事も多く、日本人にとって馴染みのある人気な花である事がわかります。

えっ、周りにゆりちゃんなんていないって?

確かにユリ組はあっても、ゆりちゃんはいないかもしれません・・・笑。

話を戻し、ヤマユリとは日本で園芸品種として知られるユリの原種となります。

特徴は、7月10日頃から平地や斜面の雑木林に咲く日陰を好む植物です。また、花の直径は20cmととても大きくなり、辺りには甘い香りが漂います。ユリは球根であり、よく鹿(シカ)に根っこを食べられたなどの被害を聞きますが、東京では鹿は出ないので安心ですね。ヤマユリは神奈川県の県花に指定されており、山の宝石と呼ばれることもあるそうです。

そんな魅力のあるヤマユリですが、自分の家から自転車で行ける距離にある府中市の浅間山公園(せんげんやま)公園に咲くのです。この情報は、今年の初夏にムサシのキスゲを撮影しに行った際に、地元のおじさんが教えてくれました。

以下線内は思い出話なので、早くヤマユリの写真を見たい方は飛ばしてください。


自分は中学生の頃から植物が大好きであり、様々な品種のイチゴを栽培していました。露地植えではホウコウワセイを育てていましたが、個人的には女峰の方が育てやすかったですね。今でも東京のバルコニーでは四季成り性のイチゴやハワイの花プルメリアなどを育てています。また、高校生の頃にはクリスマスローズをコレクションしていました。

植物が好きな人間にとって、やはり原種と言う存在は魅力やロマンに溢れており、クリスマスローズにも白い花を咲かせるニゲルと言う原種がありました。高校生の頃に、クリスマスローズの展覧会でパッと見ただけで「ニゲルだ!」と呟いた自分に、主催者の方々はとても驚いていました。それはそうです。高校生の自分以外、ほとんどが60歳代の方ばかりでしたから。当時自分は同世代に花やカメラに興味のある人が全くいなかった為、どこか特別な存在だと勘違いしていました。通常、園芸やカメラなんかは社会人になってからや定年後に趣味として花を咲かせるのですが、中高生から興味があった。つまり、通常の人よりも感性や才能があり、いつか園芸研究科に成りたいなんて思った日もありました。しかし現実は違いましたが・・・。

そんなこんなでユリの原種であるヤマユリを最初に撮影したのは大学生の頃。茨城県のつくば市に住んでいた自分に、大学の教授さんがヤマユリと言うお花を紹介してくれました。と言うよりは、自分が撮影した写真の中にたまたまヤマユリが含まれており、研究室で色々見せていた時に、これはヤマユリだよと言われたのが当時の流れです。さらに、当時追いかけていたのも赤いスイレンの花であり、同じ場所にたまたまヤマユリが咲いておりシャッターを切りました。今になって過去の自分の行動を返っても、自分は本当に花が好きなんだなあと感じます。懐かしいですね、確か10年前の今頃で、初めて手にしたデジタル一眼レフのNikonD90でしたよ!当時のヤマユリも、茨城の平地の雑木林に咲いていました。

それからヤマユリの花を撮影するようになったのですが、考えてみれば東京でこんな近所に咲いていたなんで・・・。


長々失礼しました。それでは写真をご覧下さい。

浅間山公園で撮影したヤマユリの写真

中山

新小金井街道から南へ下っていくと浅間山公園に到着するのですが、実は浅間山公園はとても広く、雑木林が広がる複数の丘(前山・中山・堂山)でできています。新小金井街道沿いにあるのがムサシノキスゲ群生地がある中山です。

α7SII +SEL55F18Z 55mm f1.8 ss1/640 iso100

駐輪場に自転車を停め、浅間山公園の斜面に続く階段を昇っていくと、咲いていましたよ。思っていたよりも株の数が少なかったのですが、これからが見頃だと思います。

雑木林にひっそりと咲くヤマユリ、その姿を見た時はあまりに綺麗で感動しました。そして、久しぶり!と声をかけたく成りました。ヤマユリを追いかけていたのは大学時代ですからね。

この時点でSAL135F28にレンズ交換しようとも思ったのですが、本命のエリアは堂山だった為移動しました。ただ、ここでもっとローアングルでとっておけば良かった。

ちょっと気になったのは、SEL55F18Zの背景ってこんなぐるぐる現象起きましたっけ?まあ雑木林の雰囲気は十分に伝わるし綺麗なのでいいんですけどね。これが東京の景色ですよ!

堂山

ちょっと場所を移動し、浅間山公園の北東エリアへ。ここは堂山と言うそうです。初夏にムサシノキスゲを見に来た際、地元の方がここにヤマユリが咲く事を教えてくれました。

α7SII +SEL55F18Z 55mm f1.8 ss1/1600 iso100

おっ、こちらにも綺麗なヤマユリが咲いているではありませんか!

この堂山が浅間山公園でも自分が狙っていたエリア。斜面で日差しがあり、先ほどの中山よりも撮影に向いていると考えました。しかし、こちらも二株ほどしか咲いていませんでした。

α7SII +SEL55F18Z 55mm f5.6 ss1/400 iso100

ヤマユリの目線ややハイアングルで撮影しても絵にならない為、できるだけローアングルで撮影し、背景に雑木林を入れます。開放の1.8だとボケすぎて背景が分かりませんからね。

α7SII +SAL135F28 135mm t4.5 ss1/200 iso100

ここでSTFレンズであるSAL135F28にレンズ交換してみました。こちらはヤマユリの蕾です。まだ株の数や花数が少ないところを見ると、これからが見頃ですね。

α7SII +SAL135F28 135mm t4.5 ss1/250 iso100

日が差したり陰ったりしていましたが、こちらは陰った際に撮影した写真です。ん〜・・・、やはり夏の花だけあって、日が当たっていた方が綺麗な気がします。

α7SII +SAL135F28 135mm t4.5 ss1/200 iso100

個人的にけっこう気に入っているのがこちらの写真。ヤマユリが咲いている位置からちょっと離れて135mmで撮影しました。遊歩道も入り、浅間山公園らしい写真になりました。

ただ構図は難しいですね。もっとローアングルで蕾をカットし、開花しているヤマユリをもっと上に配置すれば良かったのではとちょっと後悔しています。

浅間神社

暑い中せっかく来たので、堂山の頂上にある浅間神社まで登って見ました。梅雨の雨上がりであり、想像以上に足元がぬかるんでいて大変でしたよ。

α7SII +SEL55F18Z 55mm f1.8 ss1/320 iso100

α7SII +SEL55F18Z 55mm f1.8 ss1/640 iso100

浅間山公園の堂山の頂上には浅間神社の鳥居と祠があり、なんだか不思議な空間が広がっていました。東京の雑木林にある浅間山神社、とてもパワーの感じる場所ですが、その歴史については無知なので調べる必要がありそうです。

α7SII +SEL55F18Z 55mm f1.8 ss1/200 iso100

浅間神社から北東側の斜面を下っていると、こんな可憐な花が咲いていました。自分が高校時代に実家に植えたギボウシの花に似ていますが、自分の知識では種類の特定はできません。

まとめ

東京の府中市にある浅間山公園に咲くヤマユリの写真、いかがでしたか。

7月の暑い季節に雑木林などに咲くユリの原種「ヤマユリ」。辺りには甘い香りが漂い、ひっそりながらもその花姿は女王を思わせる風貌がありました。浅間山公園のホームページにも書かれている通り、日陰に明るい大輪を咲かせるヤマユリは、まさに山の宝石でした。

浅間山公園自体は2014年に一度野鳥撮影に訪れ、今年の初夏にはムサシノキスゲを撮りに来ました。自然好きにはとても魅力のある公園ですし、今後も通いたいと思います。そうそう、

今年の初夏に訪れた際、ムサシノキスゲの季節はとっくに過ぎており、見られたのは遠方に咲く一輪のみ。2021年の来年こそは、GWに咲くムサシノキスゲの群生を撮影しに来たいです。

それではまた!

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