画像:中央アルプス千畳敷カールの星空
こんにちは。
この記事では、現在写真撮影仲間と計画している、山岳星景写真撮影について、LINEではイメージが把握しずらい為個人的にまとめてみます。
目次
山岳星景写真撮影・登山を計画中
中央アルプス千畳敷カール、北アルプス燕岳で山岳写真・星景写真を撮った経験のある自分。
2021年新たにできた星空撮影メンバーと、この秋に山岳星景写真撮影・登山を計画する事になりました。
そこで、LINEでやりとりしているのですが、なかなか候補地の情報共有がしずらい状況でした。ちょうど当ブログのプラットホームが使いやすい為、これを機会に、山岳写真・星景写真としてロケーションのいい山選びとして書いていきます。
今回の登山条件
・コンセプト:あくまで山岳星景写真撮影が目的
・人数:三人
- 自分:山岳用のテント・70リットルのザック等本格的な山岳登山装備あり
- A君:星空専門家で一人用テントあり。登山経験あり。山岳装備や山岳撮影経験はなし。
- B君:ソニーα使い。過去に富士山のみ登山経験あり。山岳装備や山岳撮影経験はなし。
・日時:10月新月期を予定
・場所:長野県のアルプスエリアを検討中
・アクセス:友人の車にてアクセス
・宿泊方法:上記を踏まえ、テント泊登山は除外。宿泊方法は山小屋泊のみ
※コロナウイルスにより営業中止・特別予約制の山小屋多数あり、計画続行困難な場合あり。
候補の山
涸沢カール
YouTubeより、カメラマンが撮影した動画を引用
長野県松本市の上高地からアクセスする超人気な北アルプス穂高連邦に属し、夜に光るテントの宝石と星空、涸沢カールはまさに日本一の山岳絶景スポットと言える。登山が好きな人間なら、人生で一度は行ってみたい場所。紅葉シーズンは例年大混雑だが、コロナ禍により、外国人登山客が少ない為、捉え方によっては非常にベストなタイミング。
宿泊方法:山小屋・テント場会場あり(山小屋は一ヶ月前予約開始の為現実性あり)
涸沢小屋のホームページ。
※片道6時間の体力が必要。一泊二日で行く場合、夜間に出発して初日の朝に上高地に到着する必要性がある。上高地の大正池から涸沢カールまでは片道6時間、横尾までは平坦な道だが、後半は登山となる。世界的に人気な涸沢カールは、是非若いうちに足を運びたい。
参考になるサイトはこちら。
千畳敷カール
長野県駒ヶ根市の中央アルプスに属し、初心者向け。稜線とカール地形の両方が楽しめる
宿泊方法:ホテル千畳敷は満員・千畳敷カールはテント場なし・木曽駒ヶ岳にはテント場会場あり(1時間ちょいの軽登山でアクセス可)・宝剣山荘と頂上山荘営業中(千畳敷カールから八丁坂を上り40分ほどの計登山で宝剣山荘にアクセス可能)
※千畳敷カールまではバスとロープウェイでアクセスでき、難所は八丁坂程度。山小屋が取れれば、ナイトハイクで30分ほど下山し千畳敷カールの星空やモルゲンロートの撮影が可能。更に、稜線での星景写真や夕日・日の出が撮影できる。
問題点としては、山小屋の予約がとれるか要確認↓
宝剣山荘のホームページ。
頂上山荘のホームページ。
特記事項:ホテル千畳敷は11月以降は現在も空室あり。ここを抑えられれば、登山一切なく千畳敷カールの星空とモルゲンロートの撮影が可能。追加計画を歓迎(一人でも行くかも)↓
ホテル千畳敷のホームページ。
唐松岳(候補から除外)
画像:フリーサイトより唐松岳登山ルートにある八方池
長野県白馬村の後立山連峰に属し、初心者向け。美し稜線や八方池等の絶景スポット多数。
宿泊方法:山小屋・テント場会場あり
※2021年現在、コロナウイルスにより山小屋営業停止中
燕岳(候補から除外)
長野県北アルプスに属し、初心者向け。美しい稜線や燕岳は登山初心者なら絶対行きたい!
宿泊方法:山小屋・テント場会場あり
※自分は2019年にガッツリ山岳写真を撮った為、候補から除外しています。
まとめ
今回のコンセプトはあくまで山岳星景写真の撮影です。
メンバーは若いとは言え、本格的なテント泊登山や縦走は避けるべきだと考えました。その為、手軽な登山と言える中央アルプス木曽駒ヶ岳(千畳敷カール)エリア、観光登山エリアで稜線を歩かない涸沢カールをあげました。
涸沢カールは一度は行ってみたい山ですが、ある程度の体力は必要です。とは言え、テントを担がない涸沢小屋の宿泊前提であれば、登山計画が可能だと考えます。
最後に、2016年に山岳装備を揃えた自分は、過去に二連休を申請し何度も登山計画を立てて来ました。しかし、天候により8割が中止と言う残念な結果に終わりました。
遭難・滑落事故は絶えなく、登山とは中止を判断する事が命を守る上でとても大事です。
是非、いい登山計画を立てましょう!