こんにちは。
今回紹介するのは、茨城県の海岸沿いのほぼ中央に位置する「鹿島灘海浜公園で撮影した星空の写真」になります。
この記事を読む事で、茨城県にある県立鹿島島灘海浜公園の撮影地としての情報や、冬に撮影した星空の写真を見る事ができます。
目次
鹿島灘海浜公園について
県立鹿島灘海浜公園は、茨城県の太平洋海岸線のほぼ中央に位置しています
約3km続く砂浜沿いには、所々に松林が点在しており、茨城特有の海岸風景が広がっています。いくつかウェブサイトを覗くと、海浜利用の活性化を図る海浜部と、レクリエーション活動を通じて交流を促進しようとする台地部からなる公園と書かれており、地域の活性化を目指し作られた公園である事が分かります。
今回自分が訪れたのは夜中でしたが、日中は、休憩棟の売店で地元で採れた新鮮野菜や鹿島灘のハマグリなどの海産物、軽食の販売を行ってるそうす。つまり、鹿島灘海浜公園は地元の方だけでなく、ドライブや観光にも最適な名所と言えます。
鹿島灘海浜公園と星空について
鹿島灘海浜公園は、茨城県の太平洋に面した海岸沿いの中央に位置しています。つまり、真東に海が広がっており、東方面の空が非常に暗と予想ができます。その他の環境についてですが、海岸沿いは松林など豊かな自然が広がっていますが、南西の方角は光害が強いです。
その為、星空撮影では昇り始めの横たわる夏の天の川や、昇り始めたオリオン座を狙うのが一般的です。ただ、実際ん足を運んでみて、初めて水平線と北斗七星が絡められる貴重な星景写真スポットである事が分かりました。また、明るいオリオン座を、あえて内陸に位置させる事で、面白い星空ポートレート写真が撮れました。
基本情報
- 所在地:茨城県 鉾田市 大竹390番地
- アクセス:大洗鹿島線「新鉾田駅」からタクシーまたは車で約10分
- 鹿島灘海浜公園のホームページはこちら
今回の星空撮影について
今回は、1月で新月期の土日に行きました。
同行したのはいつもお世話になっている星空隊長であり、メインの夏の天の川が昇るまでの間、オリオン座を狙って星空撮影を行いました。この場所を見つけたのも星空隊長であり、多分星空スポットでは極めて知名度の低い場所です。
とはいえ、鹿島灘海浜公園は茨城県が運営する公的な公園であり、敷地内は広大なスペースがある為、三脚場所取り問題も発生しずらく情報拡散は非常に有益と言えます。更に、公園内を歩くと、星景写真に良さそうな展望デッキや被写体が点々と存在し、星空ポートレート写真の撮影にも最適な場所となっていました。
鹿島灘海浜公園で撮影した星空の写真
ここからは、公園内に点在する被写体(撮影ポイント)ごとに、鹿島灘海浜公園で撮影した星景写真を紹介していきます。
木道(ボードウォーク)とオリオン座
α7III+SIGMA 14-24mmf2.8 DG DN+LEE No1 14mm f2.8 ss20 iso3200
時系列通りに行きましょう。
オリオン座が西に傾くまでの間、海岸の方へ降りて星景写真を撮りました。こちらは、海岸沿いの木道(ボードウォーク)で撮影したオリオン座です。光害の強い内陸方面になりますが、流石一等星が構成する星座ですね。
海岸風景と北斗七星
α7III+SIGMA 14-24mmf2.8 DG DN+LEE No1 24mm f2.8 ss15 iso4000
海岸に続く美しい風景。
時間帯がいい事もあり、水平線の真上に北斗七星が見えました。海岸と北斗七星を絡めて星景写真を撮ったのは初めてであり、撮影地の魅力を認識できました。
ピクニック広場の展望デッキと北斗七星
α7III+SIGMA 14-24mmf2.8 DG DN+LEE No1 14mm f2.8 ss20 iso3200
ピクニック広場と言うエリアの展望デッキと北斗七星を撮影しました。
展望台に続く丘とシルエットとがいい感じの星景写真を作り出してくれました。この後キヤンプファイヤーをやりに来た悪い若者集団が海岸沿いまで車で入って来た為、すぐ撤収!
個人的定番構図!展望築山とオリオン座
α7III+SIGMA 14-24mmf2.8 DG DN+LEE No1 24mm f2.8 ss20 iso1600
個人的に、鹿島灘海浜公園での星空撮影で「定番構図」と言える写真がこちら。
駐車場近くの展望築山をシルエットにし、光害の多い西側にオリオン座が沈む場面を撮影しました。個人的にと書きましたが、星空隊長がこの構図を予め予想しており、この時間帯になるまで海岸沿いで時間を潰していたと言う感じです。
星空ポートレート写真
上で紹介した写真に自分が立つだけで、美しい星空ポートレート写真が撮れます。
この写真は、同行した友人=星空隊長の指示のもと撮影した、オリオン座と一緒に撮る星空ポートレート写真です。まるでリゲルを持っているような美しい写真が撮れました。
今振り返れば、丘の上で三脚を立てて星空を撮影するカメラマンのシルエットなんかあったら、とても絵になりますね(プロフィール画像のアイコンに最適)。
自撮りでも十分楽しい写真が撮れましたが、この記事に載せ始めると掲載枚数が膨らむ為、星空ポートレート写真は別途記事を書こうと思います。2022年3月書きました↓
まとめ
今回は、茨城県で太平洋が広がる海岸沿いにある星空スポット「鹿島灘海浜公園」で撮影した星景写真を紹介しました。
去年くらいから、茨城県で星空を撮る機会が増えました。そこで感じた事は、沿岸部自体が真東を除いてそれなりに光害がある為、それなりに目的を持って足を運ぶ必要がある事です(とはいえ、満点の星空には変わりありませんが)。
天体観測や星景写真を撮る方は、是非鹿島灘海浜公園に足を運んでみてはいかがでしょうか。
それではまた。