紫陽花と天の川の共演、銚子のふれあい広場で撮影した写真!@千葉の星空スポット

シェアする

千葉県銚子市に広がる天の川と夏の大三角形

こんにちは。

今回紹介するのは、紫陽花と天の川が一緒に撮影できる星空スポット、千葉県の銚子市にある「ふれあい広場」で撮影した写真になります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




銚子市にある「ふれあい広場」について

千葉県銚子市の天王台と言う場所に、「地球の丸く見える丘ふれあい広場」と言う場所があり、ここが紫陽花(あじさい)の名所となっています。

今回ふれあい広場に訪れたきっかけは、2022年6月の梅雨の季節に星空撮影に行った時の事です。千葉県最東端にある犬吠埼灯台で天の川を撮影した後、梅雨らしい星景写真を撮る為に紫陽花の名所を探しました。すると、すぐ近くにふれあい広場があったのです。銚子市は内陸は光害がそこそこありますが、太平洋沿いや頭上は満点の星空が広がっています。その為、多少内陸に入っても、紫陽花と天の川を絡められると予想しました。

では、「ふれあい広場」とはどう言う場所なのか、webサイトを使ってチェックしましょう。

地球の丸く見える丘展望館下のふれあい広場では、太平洋の大海原を背景に大玉のアジサイを楽しむことができる。年間を通して四季の花が楽しめるこの広場と周辺は地元ボランティア団体の「友愛会」さんが草刈りや花植え、草木の剪定をしている。特に隣接の展望館を含め全体で大小約300株ほどのアジサイは見事で、毎年観光客や市民の目を楽しませている。

全国観るナビ-千葉県銚子市より。

次に、敷地内にある「地球の丸く見える丘展望館」についてチェック。

どこまでも果てしない海、屋上の展望スペースから見る360度の大パノラマは、本当に地球が丸く見えることが実感できます。
特に東洋のドーバーといわれる屏風ヶ浦の雄大さは必見です。
春、秋、冬、景色を朱色に染めて夕日は海に沈んでいき、夏は屏風ケ浦に沈んでいきます。
夕日が見られるサンセットタイム実施。素晴らしい景色をお楽しみください。

銚子市観光協会より。

基本情報

  • 所在地:千葉県 銚子市 天王台714
  • アクセス:銚子電気鉄道線「外川駅」または「犬吠駅」より徒歩約13分

ふれあい広場で撮影した天の川の写真

ここからは、この日に銚子市の犬吠埼灯台を経由し、ふれあい広場で撮影した星空や天の川の写真を紹介します。

犬吠埼灯台で撮影した天の川

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN

千葉県の銚子エリアで最も有名なのが、最東端にある犬吠埼灯台です。

ただ、犬吠埼灯台は物凄い明かりが強い為、構図に入れる事は少ないです。強いて言えば、春先の水平線に横たわる天の川とのコラボくらいでしょうか。と言う事で、この構図は一緒に撮影に行った星空隊長が狙っていたものです。

犬吠埼灯台で撮影した星空の記事はこちら↓

日本で一番最初に日が昇ると言われる、千葉県最東端にある犬吠埼灯台。この記事では、銚子市にある犬吠埼灯台で撮影した星空や天の川の写真を紹介します。

ふれあい広場の紫陽花と天の川

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN

こちらが、ふれあい広場で撮影した紫陽花と天の川の写真です。

遠方にはやや光害がありますが、想像していた以上に綺麗な構図です。晴れの少ない梅雨の季節咲く紫陽花を、星空や天の川を絡めて撮影したのは初めての経験でした。

この日は深夜1時ごろに、紫陽花と天の川を狙ってふれあい広場に移動しました。実は、犬吠埼灯台で撮影していた時点で、もう少し遠い場所に咲いている紫陽花名所を候補にしていました。ただ、できればもう少し近場でないか。スマホでさくっと検索すると「ふれあい広場」が出て来た為、行ってみる事にしました。

実際にふれあい広場に到着してみると、現地は本当に真っ暗であり、到着した時点では手前の植木が紫陽花である事に気がつきませんでした。また、同じように紫陽花と天の川を撮影しているカメラマンがチラホラいました。

紫陽花と夏の大三角形

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN

ふれあい広場内で、ちょこちょこ場所を移動しながら見つけたお気に入りの構図。

タマ紫陽花の頭上には、天の川と夏の大三角形が広がっています。ふれあい広場内を歩いていると、同じようにお気に入りの紫陽花と星空の構図を見つけて撮影しているカメラマンがチラホラおり、足元が本当に真っ暗な為注意して歩かないと危ないです。

花火撮影の現場で、他人の三脚を倒して大喧嘩なんて話をよく聞きますが、まあ公の場の暗闇で私物の三脚を立てて放置している訳ですからね。そりゃ通行人の邪魔になりますし、正直倒された方が悪い気もします。こう考えると、もし本当に見えなくて倒してしまった場合、勿論謝りはしますが、相手が異常に強気だった場合、反論するのもありだと思います。

そもそも三脚場所取り自体が、客観的に見てマナー違反ですからね。

日時計のモニュメントと夏の大三角形

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN

話はだいぶ逸れましたが次の構図に行きましょう。

日時計のモニュメントがあった為、どうにか天の川や夏の大三角形と絡められないか試行錯誤した後に撮影した写真がこちら。右下の弓状の物体が日時計のモニュメントです。

この写真だけ見せられたら中途半端な構図ですが、個人的には地味に気に入っています。

カーブミラーと天の川

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN

星空隊長は、スタック撮影や赤道儀での追尾撮影が基本な為、一箇所にとどまる時間が自分よりもかなり長いです。

自分は基本的には一枚撮りな為、ひとつの構図に費やす時間に差があります。この写真は、一人ふらっとふれあい広場の外まで歩いて行き見つけた構図。

ふれあい展望館への案内板とカーブミラーに映る未明に昇る金星、そして広大な天の川が非常に綺麗で印象的でした。ふれあい広場自体が展望のいい場所に位置しており、真夜中に海に続く高台で見つけたこの場所はとても幻想的でした。

星景写真の撮影におすすめのレンズとは?

この記事で撮影したレンズは、全てSIGMA14-24mmf2.8 DG DNで撮影しています。

このレンズを使い始めて一年半ほど経過しますが、ソニーEマウントで星景写真を撮るのに、本当にバランス(価格・焦点距離等のスペック・リアフィルターホルダーを備える機能性・画質)の優れたレンズだと感じました。

その証拠に、最近の星景写真撮影において、純正レンズのSEL1635GMを全く使いません。半額以下で購入したのに、完全に純正レンズを喰ってますね。ソニーEマウントで星景写真を撮るのに超おすすめなので、ぜひチェックしてみて下さい。

余談ですが、ソニー純正でSEL14F18GMと言う化け物級のレンズがあります。これ、発売当初は購入しようと思いましたが、星景写真にはあまり向いていないのではと感じています。

その理由は、そもそも14mmほどの超広角で星景写真を撮る場合は、露光時間が延ばせます。その為、絞り開放f値がそこまで小さい必要はありません。逆に、35mmとかで星景写真を撮る場合は、星が流れやすい為、f1.4など開放f値が小さい方が優位性が非常に高くなります。

次に、ソフトフィルターとの相性です。レンズフロント部のねじ込み式フィルターに比べ、リアフィルターホルダーでソフトフィルター使うメリットは、周辺の星がビヨーンと伸びない事です。これ、ズームレンズでリアフィルターホルダーを使用すると、全焦点距離で恩恵が受けられる訳です。そして、ソフトフィルターを使用する場合、星が滲む分さらに露光時間が延ばせます。

そう考えると、コスト的にも画質的にも優れたズームレンズ、SIGMA14-24mmf2.8 DG DNは全焦点距離でリアフィルターの恩恵が受けられる為最強な訳です。逆に、SEL14F18GMの場合は14mmと言う固定された焦点距離でしかリアフィルターの恩恵を受けられない為、費用対効果が薄いです。とは言え、小型軽量さは武器ですけどね。ただ、星景写真撮影って、三脚固定が前提ですし、車移動の人間が多い為、そもそも小型軽量に拘る必要はありませんよね。

結論、純正で星景写真を撮る場合、SEL1224GM一択になりますね。いつか、SIGMA14-24mmf2.8 DG DNから乗り換えたいですが、価格が2倍と言うデメリット、、、。

まとめ

今回は、千葉県銚子市にある「地球が丸く見える丘ふれあい広場」で撮影した、紫陽花と天の川の写真を紹介しました。

星景写真の前景が、花など四季の変化に依存する被写体の場合、有名で人の集まる撮影地に足を運ぶ必要がありません。光害の少ないエリアへ行き、花名や公園を検索すると、あっと驚く自分だけの星空撮影地が見つかるかもしれません。

そう考えると、千葉県銚子市まで足を運ばなくても、紫陽花とコラボできる星景写真撮影スポットは沢山あると思います。

皆さんもぜひ、自分だけの撮影地を見つけてみてはいかがでしょうか。

それではまた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




関連サイト

シェアする

フォローする