こんにちは。
今回紹介するのは、2020年8月21日に撮影した火球(流れ星)の写真の話になります。
目次
関東上空で火球(流れ星)が目撃された!
繰り返しになりますが、2020年8月21日の22時半ごろ、関東各地で超特大火球(流れ星)の目撃情報が飛び回り、SNSや多くのニュースで話題となりました。
この日は金曜日の夜だったのですが、なんと自分は運がいいことに、栃木県日光市の山奥で一人で星空撮影を行っていました。土日でもないのに一人旅で星空を撮影し、まさか火球(流れ星)が撮れるなんて夢にも思っていませんでした。
勿論ここまで大きな火球を撮影したのは人生で初めてです。ドローンによる空撮が目的の中、天候に恵まれ天の川や流れ星が見られた事自体、なんか幸せな事ですし、やっぱりこう言う出会いが旅の良さですね。
今回の奥日光温泉一人旅は非常に満足度の高いものでした。
今回撮影した火球(流れ星)の写真
ここからは、今回撮影した特大火球(流れ星)の写真を紹介します。
撮影地と星空撮影の条件について
星空の条件としては、星空指数が10%と致命的。ただ、栃木県の日光市にある奥日光は特異な気候をしており、梅雨に日光市の下界が雨でも、戦場ヶ原などは晴れると言います。
この日も午後から夕方には夕立が降ったものの、その他は比較的晴れていました。撮影開始直後は南の空にやや雲が多く、一時は諦めて撤収しようかと思いました。
しかし、雲の流れや湖畔の静けさがとても心地よく、現地で出会った年配のご夫婦との談話が盛り上がり、気づけば3時間近くも湖畔で撮影を続けていました。このご夫婦、星空鑑賞に来たそうですが、なんと住まいが自分と同じ地域でした。本当に偶然。
話は戻り、湯ノ湖や戦場ヶ原は南の方角が栃木県の市街地にあたるため、それなりに光害が多いです。星空撮影地としてもあまり有名でないためか、カメラマンも数人しかいません。
火球(流れ星)のVlog
今回も、例によって撮影してきた写真や映像を使ったVlogを作ってみました。
イントロだけ無駄に力が入っていますが、昼間は旅の様子を入れてあります。星空だけ見たい方は、2分時点に飛んで見て下さい。
火球(流れ星)の写真
α7III+SEL1635GM 16mm f2.8 ss20 iso3200
こちらが今回撮影し、話題となった特大火球(流れ星)のノートリミングの写真です。
右上から中央に向かって光線が走っているのが分かります。ちなみに、中央やや左に見える光は車のライトです。この時自分はカメラではなく、しっかり湖の正面を見ていました。流れ星が走った瞬間、辺り一面が明るくなり、一瞬打ち上げ花火かな?とも思いました。
しかし、翌日のニュースでは月明かり級の明るさの隕石だと報道され、火球(流れ星)と言うことが分かりました。
この写真、ほぼ二分割構図で取れており、構図のバランスとしては悪くないのですが、湯ノ湖の沖にある浮島が惜しい具合に邪魔なんですよね。と言うのは・・・。
α7III+SEL1635GM 16mm f2.8 ss20 iso3200
こちら、湯ノ湖の湖畔で一番いいポジションであり、やや早い時間帯に撮影した写真です。この構図で火球(流れ星)を写せていたら、もう永久保存版でしたよ!まあ十分よく写せたんでいいんですけどね。余談ですが、斜めに立ち昇った天の川もこの構図で写せるんですが、三年間通っていて雲にやられています。
まとめ
栃木県の山奥、奥日光の湯ノ湖で目撃した火球(流れ星)、いかがでしたか?
星空や天の川は日時と天候条件さえ合えば撮れるのですが、火球や流れ星(=ですね)に関しては本当に運です。今回は本当に幸運に恵まれた星空撮影でした。
次回は奥日光温泉一人旅全体のVlogを作って投稿します。
それではまた。
今回空撮した奥日光の映像の記事はこちら↓