こんにちは。
2022年はニコンのミラーレス一眼カメラ、Zシリーズの製品開発・発表の勢いが凄いです。
目次
はじめに
自分は以前、D90と言うニコンのデジタル一眼レフを使用しており、道具としてのカメラメーカーは現在もニコンが一番好きです(フルサイズセンサーを出していたらFUJIFILMもあり)。その為、D500やD850、Dfはいつ購入してもおかしくない程、購買欲を唆る商品でした。
ただ、2013年にミラーレス一眼カメラに移行した際、電子ビューファインダー「EVF」が機能的に自分に合っており、当時最も優秀なEVFを搭載したカメラを開発していたのがソニーαでした。その為、単に好きなニコンよりも、自分の身体に合っているソニーのAマウント/Eマウントを使い続けて来た訳です。
あれから10年が経とうとしていますが、次々に開発されるニコンZシリーズのレンズを見ていると、本当に魅力の高いものばかりです。例えば24-50mmのキットレンズや400mmf4.5単焦点とか。ソニーは、28mm始まりのキットレンズしかなく、超望遠レンズも巨大なものしかないです。この辺り、ニコンZマウントは本当に、写真撮影を行う人間の事を分かっている気がします。しかし残念な事に、Zマントで使いたいカメラボディがフラグシップで60万円を超えるZ9のみで、なかなかZマウントへ移行するタイミングがありませんでした。
2022年現在、ソニーは動画ユーザーばかりを優遇した結果、スタンダードなα7IVを含めて背面モニターにバリアングル液晶モニターばかりを採用し、もはや静止画写真撮影に使えるカメラが消滅していますからね。今現在、ソニーαで静止画写真撮影用カメラボディを買い足す場合、チルト液晶を搭載したカメラはα7RIIIかα9かα1しか選択肢がありません(α7RIVは趣味で使うには高画素すぎる為)。これが本当に残念すぎる自体で泣けます。
そんな中、最近勢いのあるニコンのZマウント。このまま行くと2023年には凄い事になりそうです。
Zマウントのカメラボディ ロードマップ
※流石にこのロードマップはダミーでしょう
ご存知の通り、今までのニコンZマウントでフルサイズセンサーを搭載したカメラは、すべてチルト液晶モニターを採用しています。また、Z9に限っては三軸チルト液晶モニターであり、自分にとっては本当に理想的な機能となっています。
そして本題。
上のロードマップを見ると、Z5II・Z6III・Z7IIIは当然なんですが、なんとZ8とZfが控えているではありませんか。この2台のカメラが、デジタル一眼レフ時代のDfとD850をそのあま小型軽量なミラーレス一眼カメラに仕上げて来た場合、完全に自分が欲しいカメラボデイが誕生する事になります。特にクラシカルでフルサイズセンサーのZfとか魅力的過ぎます。
更にZ8の噂。一方では6,000万画素を超える高画素機とありますが、もう一方の噂はZ9の縦位置グリップがないバージョンとも言われています。もし後者の場合、4,500万画素の連写機になる訳ですが、これは趣味で使うには画素数が非常に良く、ソニーのα7RIIIの正規後継機と言えます。積層型センサーはないにせよ、恐らく三軸チルト液晶と四ツ葉ボタンは採用して来るでしょうし、自分がニコンZマウントに移行(もしくは買い足し)するきっかけになる事間違いなしのカメラです。
ただ、そもそもニコンがZ9の縦位置グリップなしバージョンを開発・発売するメリットがあまりに無く、残念な事に前者の超高画素機として出るのが濃厚、、、。この場合、自分にとっては不要なカメラのため、マウント移行には至らなくなるでしょう。
できればZ8は画素数据え置きで、Z7IIIを超高画素機に振ってもらいたいところ。
Zマウントのレンズ ロードマップ
上ではZマウントのカメラボディのロードマップについてお話ししました。
しかし、本題はレンズロードマップの勢いなんです。みなさんは、ソニーEマウント用に、タムロンから28-75mmf2.8と言うレンズが出ている事はご存知でしょうか?実はこれ、ニコンが一部改装して既にZマウント用として売り出しています。
タムロン製でEマウント用に発売された上記レンズは非常に定評があり爆売れしたレンズだけに、Zマウントとして売り出された時は本当に衝撃でした。そして、つい最近、タムロンからもZマウント用レンズの開発・販売が始まりました。その記念すべき一本目が70-300mmの望遠ズームレンズでしたね。
タムロンから70-300mmの望遠ズームレンズがZマウント用に発表された事で、今後も継続してタムロンからZマウント用レンズが発売される事が予想できます。最近はシグマに負けないレンズラインナップや写りを叩き出すタムロン。これだけでもZマウントを使用する理由になります。
こんな事を思っていた矢先、2022年9月20日の本日、更なる嬉しいニュースがでました。それが、ニコンが公式に発表したZマウントのレンズロードマップです。
こちらが本日発表されたニコンZマウントのレンズロードマップになります。
凄いのが、200-600mmの超望遠ズームレンズに加え、600mmの単焦点レンズが出るそうです。これ、大きさを見るに100万円超えのf4ではなく、恐らくf5.6やf6.3など暗めの設計で数十万円クラスで販売されるのではと予想できます。ニコンのデジタル一眼レフ用に、200-500f5.6と500mmf5.6単焦点が同時に出ましたが、あのミラーレス一眼バージョンと言ったところでしょうか。
更に衝撃だったのが、中央下の方に目をやりうと、何と70-180mmf2.8が加わっています。えっ、待て待てよ。これ自分がソニーEマウント用に購入した超主力レンズじゃないですか!
すると!!!!!
本日出ちゃいました!Zマウント用17-28mmf2.8。
これ、完全にタムロンから出ている大三元ズームレンズのOEMがZマウントとして発売されると言う事ですよね。いや〜興奮が止まりません。
もはや、この三本とスナップに使える単焦点1〜2本とカメラボディZfを揃えたい。
まとめ
今回は、ニコンのミラーレス一眼カメラ、Zマウントの勢いが凄いと言うお話でした。
ソニーはいち早く、誰も作らなかったカメラ=フルサイズミラーレス一眼カメラを世に送り出し、キヤノンやニコンは時代に乗り遅れたとも言われていました。α7が2013年後期に発表されたのに対し、Z6は2018年夏とかですよね。その差はまる5年あった訳ですよ。
しかし、こうして数年経ってみると、Zマウントのカメラボディとレンズのラインナップは決して劣っていませんし、発売日の差はなかったのではないかとさえ思えます。
また、サードパーティ製=社外製レンズに大きな差はありますが、最近コシナもZマウント用出し始めましたし、その差もあっという間に埋まるでしょうね。
最後に、これだけは切なる思いでお願いしたい事ですが、やはりZ8やZfなどニコンZマウントのフルサイズミラーレス一眼カメラだけは、背面モニターをバリアングル液晶モニター化しないで欲しいと言う事です。
自分がガチで眼中にないキヤノンのRFマウントは全てがバリアングル液晶、富士フィルムのX-T4やX-H2Sシリーズもバリアングル液晶、ソニーα7IVもバリアングル液晶、クラシカルで歩き撮りに最適なニコンZfcまでもバリアングル液晶。
もし、ニコンのミラーレスフルサイズ一眼カメラまでもがチルト液晶モニターを廃止し、バリアングル液晶モニターを採用したら、自分はニコンZマウントへのマウント変更を諦め、大人しくα7RIIIとα1を購入検討します(笑)。
それではまた。