こんにちは。
今回紹介するのは、長野県軽井沢町にある絶景の滝「白糸の滝」です。2023年6月の梅雨の季節、初めて超広角レンズとNDフィルターを持参し撮影して来ました。
目次
軽井沢町の白糸の滝について
群馬県との県境近く、浅間山のふもとにある軽井沢町。自分が小学生だった当時は、夏の避暑地として知られ、別荘地が多いイメージがありました。
そんな中、昨今は軽井沢・プリンスショッピングプラザの存在が非常に大きく、国内外たくさんの観光客で賑わう大混雑観光地となってしまいました。さて本題。
長野県の軽井沢町で最も人気で有名な絶景スポットと言えば「白糸の滝」です。
白糸の滝の記憶は、小学校高学年の頃。父親の社員旅行で、家族みんなで軽井沢町の森林に囲まれたお洒落なホテルに宿泊し、バーベキューや観光を楽しみました。その際に立ち寄ったのが白糸の滝ですが、その美しい姿に圧倒された記憶があります。ちなみに、鬼押出と言う観光地も子供(男の子)にはめちゃくちゃいい刺激になるのでオススメです。
白糸の滝は、後に千曲川に注ぐ湯川の水源にあります。落差はわずか3mですが、滝幅が70mもあり、美しい岩肌からは水が白い糸のように流れ落ちます。迫力は無い物の、水流や泉らしい滝壺等、景勝地の滝としては日本トップクラスではないでしょうか。
成人してからは、2018年8月に標準ズームレンズのみを持って訪れましたが、三脚やNDフィルターは持っておらず、画角の狭さから未消化で後にした記憶があります。
そんな軽井沢町にある白糸の滝ですが、今回ようやく三脚とNDフィルターを持参し撮影して来ました。新緑美しい軽井沢町の白糸、是非ご覧ください。
基本情報
- 所在地:長野県 北佐久郡 軽井沢町 長倉(小瀬)
- アクセス:JR軽井沢駅から路線バス(草軽交通)で約25分※自家用車の場合、白糸ハイランドウェイと言う有料道路を通行する形になります。今回は草津方面から抜けた為、合計2,000円以上の交通料金を取られました。交通整備は一般的に県や市町村区の税金で行うイメージですが、白糸ハイランドウェイだけで車一台1,000円とか徴収する為、観光台数を考えると物凄い収益を予想できます。
軽井沢町にある白糸の滝の写真
白糸の滝は理想的な観光地
こちらは白糸の滝の目の前にあるお土産屋さん。
基本的に夏前後のハイシーズンにしか訪れませんが、お土産屋さんに加え、魚(多分イワナ)の炭火焼きや飲食可能なお店もあり、観光地としては非常に魅力的な環境です。
規模もコンパクトであり、森林に囲まれた白糸の滝入口は非常に好きです。ただ、問題は観光客の数。平日でもアジア系外国人は多く、土日は車の駐車が激戦区となります。
バス停はお土産屋さんのすぐ隣で、路線バス25分とかで来られます。景勝地に公共交通機関でアクセスしやすいのは魅力的ですね。
美しい渓流「湯川」
この美しい渓流を登ると白糸の滝に辿り着きます。
遊歩道は土や細かい砂利道ですが、非常に綺麗に整備されており歩きやすいです。また、白糸の滝までは駐車場から徒歩5分(ゆっくりでも10分)ほどで辿り着きます。
こちら、台風で倒木した樹木らしいのですが、湯川を堰き止めなかったと話題に。
倒木自体は枯れていますが、盛り上がった根元には下草が生えています。この先ずっとこのままなんでしょうか。
現れた白糸の滝
遂に新緑美しい白糸の滝に到着しました。
個人的に、滝を正面に左サイドから撮影した奥行きある構図。これが軽井沢町にある白糸の滝の定番構図だと思っています。横幅70m続く曲線を描いた岩肌。他の滝ではなかなか見られない地形です。
観光客が記念写真を撮影する正面のポイントから撮影しました。
お昼過ぎの時間帯は、左前方から太陽が差し込んでいます。個人的に、真正面をフルサイズ換算16mmで撮影してもあまりしっくり来ず、14mm、12mmとかの超広角レンズが欲しくなる場所です。
ただ、SIGMA14-24mmf2.8はNDフィルターとの相性が悪い為(角形フィルターの場合150×150mmが必要)、やはり100×100mmに対応しているニコン Z14-24mmf2.8を購入し、所有する100mm角型フィルターシステムを使いたい所。
白糸の滝の更に左側を撮影した様子。
正面に比べて暗くパッとしない為、白糸の滝に来てこの構図で撮影する人間は稀でしょう。ただ、滝の上に広がる新緑の森が非常に美しいです。
竜返しの滝
こちらは、白糸の滝の下流にある竜返しの滝の写真です。
白糸の滝に続くハイキングコースも整備されている為、早朝に両方合わせて森林浴するのもいいですね。
まとめ
今回は、新緑の季節に訪れる軽井沢町にある白糸の滝を紹介しました。
平日でも観光客が非常に多く、滝の手前は常に人手混雑します。ただ、滝の姿は非常に美しく、滝好きなら絶対に行く価値のある場所と言えます。
是非足を運んでみて下さい。
それではまた。
白糸の滝の撮影で使用した超広角レンズはこちら↓