こんにちは。
今回は、ニコン Zfに最適な専用グリップ「Leofoto(レオフォト)のLPN-Zf」を購入したので所感を情報発信しようと思います。
目次
ニコン Zf専用グリップ!レオフォトのLPN-Zf
ニコンZf専用グリップに求める機能は以下の四点になります。
- グリップ感の向上
- 三脚固定時のアルカスイス互換に対応
- 縦位置・横位置の両方で三脚固定が可能
- 三脚固定時に、プレートがバリアングル液晶モニターの可動域に干渉しない
バリアングル液晶モニターとL型ブラケット(L型プレート)の相性は、構造上非常に悪く、過去の商品はほとんどが可動域に干渉する物でした。そんな中、レオフォトから発売されたばかりのLPN-Zfは上記の四つの条件を全て満たしている可能性があり、購入に至りました。
ニコンZf専用グリップとアルカスイス互換対応のプレートについて、選択肢や選び方を紹介している記事は過去に書いてあるので、ぜひご覧ください。
LPN-Zfを写真で紹介してみる
前面
後面
底面と固定のネジについて
底面を見た様子。
カメラ本体に三脚ネジで固定する部分は、つまみの無いマイナスドライバーで回す形状になっています。いや〜、これ良い加減つまみ付けてくれませんかねー。ほんとに、、、。いちいち紛失のリスクのある工具で回すとか、今どき効率が悪過ぎます。
そしてよく良くみると。おやっ!?なんだか見慣れない形の工具が収納されていますね。
右側がマイナスドライバー、左上が六角レンチになっています。
これひとつで両方をカバーできるのはありがたいのですが、正直底面に収納するタイプの工具は、カメラバッグへの出し入れ時などに落下・紛失しやすいんですよ。特に夜間に車のトランクなどで作業したり星空撮影地で荷物をいじる時、はっとする事があります。
つまみ一つ付ければ解決する問題なんですがね。
こう言った製品を見ると、開発者さんは本当にカメラを取り扱った事あるのかと疑いたくなります。辛口ですが、風景写真を撮る身として、ここはアピールしておかないと。
側面とL型プレートについて
いわゆるL型の縦部分のプレートがこちら。
これは凄いですね。ぱっと目視しただけでも1cm未満に感じます。これが非常に不安要素なんですが、ちゃんとZ字の構造になっており、両側から挟んだ際の幅が確保される構造になっています。これはしっかり試験して設計したんでしょうね。素晴らしいです。
更に、横に三脚ネジの穴が空いています。実はこれ、凄いかもしれません。そのお話は、下の縦位置固定の例で紹介します。
装着感とグリップの質感について
評価の高いレオフォトの文字は、非純正ではRRSに次いでかっこいいですね。
グリップ自体はカメラ本体にしっかり密着・固定されているのでグラつきはありません。
グリップ部分の質感について、やはりこればかりは純正には劣りますね。
劣ると言うよりは、革加工のシワの細かさが全く違う為、違和感はあります。この辺りの統一感が気になる方は、純正一択になるんでしょうね。
三脚に横位置で固定した様子
さっそく、手元のミニ三脚(これもレオフォト)に装着してみました。
横位置は問題なしの安定感ですね。
三脚に縦位置で固定した様子
次に、一番どきどきし気になっていた三脚への縦位置での固定を試しました。
見てお分かりの通り、強度の比較的弱いミニ三脚の自由雲台でも、無事に固定する事ができました。金属同士がしっかり噛み合わさっている為、想像以上に安定しています。
ただ、問題は重心なんですよね。明らかにカメラのヘッド部分に重心が寄ります。撮影現場で、徐々に自由雲台が傾いてきたり、噛み合わせが甘いと誤ってカメラを落下させるリスクがあります。この辺りは、細心の注意を払って撮影する必要があります。
これは凄いかも!縦位置固定での裏技
三脚での縦位置固定を、少しでも安定化させる方法はないでしょうか。
そんな事を考えていると、L型プレート部分のネジ穴に着目しました。ここに、好みのクイックシューを装着すれば、多少安定するのでは!?
そこで、自宅にあったベルボンのクイックシューを装着してみました。
これにより、カメラとクイックシューはネジでしっかり固定されます。更に、クイックシューと自由雲台の噛み合わせ面積が格段に上がる為、多少ゆるい状態でもカメラヘッド側(重心側)に傾きません。更に更に、クイックシュー自体の面積が広ければ、わずかですが噛み合わせる位置をカメラの縦軸の中央側に寄せられる為重心バランスが安定します。
この程度のクイックシューであれば、付けっぱなしで縦位置・横位置に切り替えてもバリアングル液晶モニターのチルトが可能でした。
三脚撮影のみ行う場合、最初からこのセットで撮影するのはありかもしれません。
まとめ
今回は、ニコン Zf専用グリップ、Leofoto(レオフォト)のLPN-Zfの紹介でした。
今後、星景写真など撮影現場での使用感も情報発信したいですね。
それではまた。