一生遊んで暮らす方法!東京在住30歳代夫婦の人生設計!マイホームと子供を諦める選択!

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こんにちは。

この記事は、2022年現在に自分が考える「今後の人生について」を整理する目的も含まれています。また、東京在住30歳代前半夫婦が考える、今後の人生設計についてまとめるので、誰かの参考になるかもしれません。ではご覧ください。

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はじめに

ここでは、自分のこれまでの人生をざっくり振り返ってみます。

あまりに順調すぎた私の人生の経歴!

  • 長野の田舎で生まれた自分は、愛情ある両親と、大自然に囲まれた田舎で育ち、自然への感性や植物・風景への関心が人一倍定着しました。また、友人にも恵まれ、職場だけでなく地元の友人も招待し、東京で盛大に結婚式を挙げる事ができました。
  • 高校時代には顧問と上下関係がしっかりある運動部に所属し、継続力や忍耐力がつきました(転職者が多い職場に10年連続勤務中)。その結果、20mシャトルランは125を超え、登山やフルマラソンを経験。30歳代前半を迎えた今でも、先日20歳代の若者と軽登山し、自分の方が体力に余力があったと言う優越感を得ています。
  • 四年生の大学に進学し、医療系技術職の国家資格を一発合格し東京に即就職。
  • 大学時代に彼女を作り、25歳まで付き合った後結婚。26歳に初めての新婚旅行で海外旅行(ハワイ)へ行きました。
  • カメラと言う趣味は中学時代から継続。結婚・新婚旅行の後、複数回のハワイ旅行(オアフ島・ハワイ島)、イタリア旅行(ローマとフィレンツェ)、フランス旅行(パリとノルマンディーにある世界遺産モンサンミッシェル)を経験し、日本だけでなく、世界中で景色・文化・食・写真撮影を楽しみました。
  • コロナ禍に突入し、台湾・オーストラリア・ドイツなどの海外旅行計画が崩れます。ただ、医療系技術職な為、給料とボーナスに一切ダメージはなし。その結果、お金の消費が格段に減り、貯金額は増加しました。生活面では、高いカメラ機材を買い漁りながらも、30歳で貯金額が1,000万円に到達(共働きではなく自分一人で1,000万円)し、奨学金を一括返済。それでもお金に余力がある為、2022年に入り、遅れながら投資を始めるに至りました。投資自体、20歳代から始めるのが理想で勝ち組と言いますが、自分は20歳代に結婚挙式・新婚旅行・海外旅行・カメラ・奨学金返済をやっていたと考えると、全く遅いとは思っていませんし、後悔はありません。
  • コロナ禍になったとは言え、あまりに順調すぎたこれまでの自分の人生。
  • 「普通の人生」を考えると、この後に「子供・マイホーム」と言う人生プランに入ります。しかし、2022年現在、一度きりの人生を一生遊んで暮らす為に、色々考えが変わってきました。具体的には、子供を持たないと言う人生プランですが、この非常に大きな選択をする事で、自分の今後の人生が本当に一生遊んで暮らせ、逆に子供を持つ事で、幸せな反面一生家計を気にしながらローンに追われる人生を送る事になると知りました。
  • この記事では、その辺りを具体的に記録に残したいと思います。

将来の夢と現実!

  • ここでは、今まで絶対に子供が欲しいと思っていた自分が、2022年30歳代前半になり、何故子供を持たないと言う選択を考えたのか、その前段階のお話になります。具体的には、車の免許取得が困難=一生東京在住=マイホームが買えない=子供が持てないと言う結論に続くのですが、かなり個人的な事情もある為、参考程度にご覧ください。
  • 自分は、高校生以前は実家の長野で園芸や家庭菜園を楽しんでいました。自家堆肥を作ったり、山からアケビを採って来て庭で栽培したり、農業のアルバイトをやったりしていました。また、父親と山菜狩り・キノコ狩り、その他山へドライブに行く事が多く、一生長野の大自然で暮らすつもりでいました。また、将来は農業か自然環境保全に携われる仕事に就きたく、農業系の学校に進もうと考えていました。
  • しかし、進路について具体的に考え始めた頃、先天性の視覚障害があると一生車の免許が取得できないと言う現実を知りました。ちょうど周りの友達が免許を取得する頃ですね。
  • 車の免許が取れないと言う事は、一般的な会社でサラリーマンにはなれません。部署にもよりますが、出張などで足を引っ張りますし、免許のある健常人に混ざって働く事は現実的ではありません。ましてや、トラックの運転が必須の農業なんて絶対に困難です。
  • そして自分が考えたのは、一生安定して働く為に手に職をつける事。つまり、医療系技術職の国家資格を取得する道でした。2008年、自分は大学へ進学する為、実家の長野から県外へ飛び出しました。国家資格さえ取得すれば、地方でも医療機関で働ける。四年後は絶対に長野に帰ってくる。そんな事を心に誓い、国家試験は一発合格しました。
  • しかし、昨今縮小する日本経済。蓋をひらけば、就職口の広い東京に就職し、非常に生活水準の高い暮らしをしていました。当初は、経験を積んだら長野に帰ろうとも考えていましたが、先にも述べた結婚等のイベントが続き、気がつけば長い間東京で暮らしてしまいました。一生東京暮らしが確定!もう長野には帰れない!東京暮らしは本当に便利であり、30歳代を迎え遂にそう感じるようになってしまいました。
  • これが、学生時代の自分の将来の夢と、30歳代になった今の現実です。

東京在住30歳代夫婦の人生設計!

子供の妥協

授かり婚とも言いますが、いわゆる出来ちゃった結婚の場合、その後の人生設計をゆっくり考える時間も余裕もありません。狭い賃貸で子育てはできない為、強制的に子供を担いで賃貸やマイホームを探す事になります。しかし、自分のように、比較的順に沿って人生を歩んだ夫婦にとっては、子供が一人または二人欲しい、はたまた両親と老後に一緒に生活を送るかもしれない。そう考えると、では先に4LDKのマイホームを買った方がいいよね?となります。

実際、自分達夫婦も2022年現在、不動産屋に通い、10年近く住んだ東京都区外のエリアでマイホームを探しました。勿論、一戸建てとマンションの両方です。

そこで衝撃的な事実にぶち当たりました。それが、東京の地価やマンション価格の高騰です。普通に考えて、共働きで正社員をしていれば、中古ではなく新築を買いますよね。自分の両親もそうでしたし、一生住むものですから当然です。しかし、仮に子供が一人だと想定し3LDKを探しても、6,000万円で安い方です。流石にこの価格、出せたとしても、本当に一生ローンに追われます。ましてや、養育費と両親の介護が発生したら、生活できなくなります。

この意味が分かりますか?

東京都区外在住で、車の免許がない為駅近は絶対条件(=命)な自分にとって、この地価とマンション価格の跳ね上がりがどう影響するのか。勿論、車の免許さえあれば、そもそも東京に縛られる必要がありませんから、これは自分の人生に限っての問題です。

この問題が、子供と言う選択を外す大きなきっかけになってしまいました。

勿論、駅近でも郊外に引っ越せばいい、築年数の非常に古い物件を選べばいい、、、。などの突っ込み用がある事例ですが、それは、下のマイホームの妥協!でお話する今現在の生活水準の高さにより除外されます。

あとは別の視点ですが、自分にお金と時間を費やせなくなる点です。自分はこれまで、写真撮影や飲み会仲間が何人もいましたが、どの友人も、子供ができた瞬間に距離が空き、これまで通りの関係が保てなくなります。子供は人生で一番の幸せだと想像はできますが、これは子供を持った事のある人の言葉であって、実際持っていないと分かりません。逆に、今現在の日常生活があまりに楽しすぎて、これまで通り旅行や写真撮影、日常生活や買い物を送れなくなる事を想像すると、別の選択肢も入ってきます。

自分は職業柄、子供のいない40歳台〜60歳台夫婦の方と話す機会が多々あります。その方達は、スポーツジムや料理教室、海外旅行など、全て自分達にお金を投資しており、人生が幸せそうです。また、身体的に外見が非常い若いです。恐らく、身体に育児ストレスがかからず、お金や時間を自分に使える為、老化の速度が遅いんだと思います。

とは言え、子なしで旦那に先立たれ独居の70歳の女性と話した事がありますが、非常に寂しいと言っていました。これが、子供を持たない夫婦が老後生活で最も心配な部分ですが、まあ疎遠な家族もいれば、一人でのびのび暮らせる方もいますし、老後の安定を求めて子供を持つのも違うかなと思いました。

それなら、老後に向けて沢山貯金し、動ける間は夫婦旅行や写真仲間と時間を過ごし、足腰悪くなれば、若いスタッフが世話してくれる施設に入る、悪くはないお話だと思います。

マイホームの妥協

車の免許さえあれば、地方の田舎で広大な土地が安く買えます。

自分の夢だった広い庭が手に入り、園芸や家庭菜園が楽しめるのです。しかし、30歳代に入り、そもそも車の免許を取得できない(一生駅近都会暮らしが必要な)自分にとって、マイホームと言う選択自体がナンセンスな考えだと気がつきました。それは、先にも述べた地価やマンション価格の高騰に起因するからです。

そして、上でも述べた通り、育児には広いマイホームや自家用車が必要(あくまで理想であり、狭い賃貸で子育てしている親がいるのもまた事実)ですが、逆に子供がいないのであれば、マイホームは不要ではないか。子供を諦める事で、高いお金でローンを組んみ、一生家計を気にする人生から遠のく事ができるのではないか。そして、養育費も不要となり、むしろ一生遊んで暮らせるのではないか。

そう前向きに考えられるようになりました。

大きな妥協により得られる生活水準!

一生車の免許が取得できないから田舎に帰れない。生活の場は大嫌いな東京に縛られる。東京ではマイホームが高くて買えない。マイホームが買えないから狭くて家賃の低い賃貸住宅に住む。住宅が密集する狭い賃貸では子育てができない。だからマイホームも子供も諦める。

このように、結果的に自分は人生で様々なものを妥協してきました。ただ、妥協ポイントをマイホームと子供にせず、「郊外に引っ越せばマイホームが買える、子供が持てる」と言う選択に視点を当てるとします。

すると、大きな妥協により逆に生じた生活水準の高さが現状維持を促すのです。下で詳しく説明します。

賃貸物件の立地

今現在自分達夫婦が住んでいる賃貸物件は、日本で一番利用客が多い路線沿いであり、二駅が徒歩圏内です。勿論、複数のスーパーやホームセンター、病院も徒歩圏内であり、本当に車の免許が不要と言える素晴らしい街です。

また、最寄駅のバスターミナルから、空港への直行便が出ており、国内旅行・海外力で何度も利用しました。鉄道を乗り継ぎせず、最寄り駅からバス一本で羽田空港に行けることは、旅行者にとって物凄いメリットであり、在住の街自体の需要の高さが分かります。

最寄駅周辺は高層マンションが立ち、街開発が進んでいます。待機児童が日本でトップと言う問題がありますが、街の人口増加の証拠でもあり、今後街自体が豊かになると想定しています。これは、子供を持たない世帯にとっても大きなメリットと言えます。

そして、吉祥寺や新宿、東京駅が路線一本でアクセスでき、休日の豊かさが高いです。

もし在住のエリアでマイホームを買うとなると、とても手を出せません。この素晴らしい立地で生活水準を保てるのも、賃貸ならではのメリットです。

そもそも車の免許が取得できない自分が、郊外に引っ越そうなどとは思いません。

賃貸物件の価格

今現在住んでいる賃貸アパートは、造りや内装が非常に綺麗で、奥さんも満足しています。

やや狭いですが、二人暮らしで不便はなく、何より管理費込みで10万円を下回る家賃です。更に路線を西へ移動し、10万円台前半が多い中、こんな物件はなかなかありません。

東京で最も西の駅で、更に最寄駅から徒歩30分のエリアに土地とマイホームを買った友人は、ローン返済額が毎月11万円台と言っていました。一見、数万円足して土地とマイホームが買えるなら、そっちの方がいいじゃんと思われますが、最寄駅まで徒歩30分、更に電車とバス乗り継ぎの通勤を毎日、更に街自体の豊かさを考えると、本当に家自体にしかメリットがなく、逆にマイホームを妥協した場合のメリットの方が大きくなります。

通勤時間

生活水準の高さで最も重要なポイントが、在住エリアからの通勤時間です。

30歳代前半で、奨学金を一括返済し、貯金額が1,000万円に達する自分の通勤時間は、なんと自転車で片道たったの7分です。また、奥さんは電車通勤になりますが、路線一本と高アクセスであり、更に在宅ワークも比較的多いです。この通勤時間は本当に大きなメリットです。

一般的な通勤といえば、満員電車に揺られ、場合によってはバスと徒歩を乗り継ぎ非常にストレスがかかると言われています。ご興味のある方は、ぜひ以下のサイトをご覧ください。やはり、マイホームよりも賃貸住まいの方が通勤時間が短い傾向にあります。また、東京近郊の平均通勤時間が一時間半と言うのも衝撃。そう考えると、通勤時間が自転車で7分の自分は、どれだけ生活水準が高いのかと思い知らされます。

住まいの場所選びにおいては、通勤時間も重要な観点のひとつです。通勤はほとんど毎日のこととなるため、少し時間を短縮できるだけでも、快適さが大きく変化する場合は少なくありません。今回は通勤時間に関するさまざまなデータとともに、交通利便性から土地を選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。 | 住まいのお役立ち情報【LIFU...

では、通勤時間が短いとどれだけのメリットがあるのか。その最大のメリットが睡眠時間の確保です。これは言うまでもありませんね。また、17時退勤で17時15分には自宅のコタツに入って休めると言う状況、一般の方にはなかなか想像もできないと思います。

これにより、勤務前に職場の友人と朝活(勉強会だけでなく写真活動)を行ったり、勤務後にフライトを含めた旅行・写真活動に余裕を持って行く事ができます。残業の多い職場で通勤一時間では、勤務後に地方や実家への帰省なんて絶対できませんからね。

これが、郊外でマイホームを買うとなると、一時間以上の通勤が必須、または転職活動が必要になってきます。子供を持たないなら、広い家は不要であり、マイホームさえ妥協すれば、定年まで通勤7分が維持できる訳です。

大きな妥協の副産物は莫大な貯金!

今まで、マイホームと子供の妥協が自分の人生に与えるメリットを述べてきました。

しかし、子供とマイホームの妥協が自分の人生に与える最大のメリットが、莫大な貯金です。元々車自体が買えないうえに、養育費・マイホームでローンを組まないとなると、定年時の貯金額が凄い事になります。

  • 遊んで暮らす為、毎月10万円貯金を想定し年間120万円貯金(+ボーナス)
  • これが30年以上=3600万円(投資・ボーナス・その他貯金で4000万円は余裕)
  • 夫婦で年収と消費がほぼ同じな為、定年時点で貯金額8,000万円に到達する計算
  • 健康寿命維持で老後はアルバイト+少額な年金に加え、8,000万円の貯金額
  • 30年後は海外旅行が戻り、足腰が悪くなれば施設入所が可能な貯金額

老後に子供や孫に囲まれた人生は理想的ですが、人口減少が続く日本経済。数十年年収の上がらない日本社会。介護問題・経済問題を含め、子・孫世代への負担があまりに多く、将来自体が非常に不安です。そして、地球環境の悪化で自分の子孫がいつまで生存できるのか、そんな事を想像したくありません。自分がこの世を去ったらそこにあるのは「無」のみ。人生一度と考えると、子供を持つ事が絶対な幸せではなく、むしろ、自分が稼いだお金を100%自分に使える人生も、悪くはないと考えます。

老後の住まい!賃貸で大丈夫!?

この問題は、マイホームと賃貸の選択でも多く取り上げられ、高齢者は賃貸に住まわせてもらえないのではないか、と言う問題は誰もが考えると思います。

しかし、読者の皆さん大丈夫です!

自分は職業柄、独居で病気持ちの高齢者や、無職の生活保護受給者が在宅復帰していく状況を見る事があります。介護保険を申請し、地域支援センターがフォローアップを行う中で、一階バリアフリーな賃貸住宅に引っ越しできるパターンは意外と多いす。これは、2022年現在の東京都区外での状況です。

考えてみてください。日本の人口が減少し続ける中で、データ上では新築マンションがどんどん建てられている昨今です。団塊の世代が抜け、今後空き家がどんどん増えていきます。そう考えると、今後絶対に、集合住宅を改装し、高齢者専用の自立型住宅施設や賃貸物件を運営する会社が出てきます。勿論、売る側のリスクが高まる為、ある程度入居者の保険加入(恐らく新しい制度ができる)が必要になってくると予想しますが、その場合も、定年時点でしっかり貯金があれば問題はありません。

いずれにせよ、日本経済の中心である東京にいれば、住む場所自体が無くなる事は絶対にありません。ちなみに、水道管問題と人口減少により、日本で地方の将来は本当に壊滅的です。

あとは、定年時点で8,000万円以上の貯金があれば、年金生活でも余裕な為、地方で2,000万円台で小さな家を建てる(通勤問題がない為地方でいい)と言う選択もあります。先にも述べた、水道管問題は心配ですが。

まとめ

今回は、東京在住で30歳代の夫婦が、一生遊んで暮らす方法として、子供とマイホームを諦めると言う大きな選択を想定した場合のお話をしました。

人口減少が続き、長い間年収が増えず将来が不安定な日本にとって、必ずしもマイホームを買い子孫を残す事が幸せとは限りません。老後問題だけでなく、日常生活の経済問題は今現在非常に深刻です。

今までの自分の人生で、買いたくて買えないものは何一つありませんでした。それは、コツコツ貯金していた為であり、数十万円のカメラ機材や結婚指輪、海外旅行。数百万円の結婚式代も何不自由なく支払う事ができました。しかし、東京のマイホーム購入だけが大きな壁となりました。買えなくはないですが、買ったら人生が本当に終わってしまう!そんな感覚です。

日本人の年収が今の倍だったり、東京で3,000万円出せば、最低限子育てができる新築マイホームが買えたら全く問題ないのですが、6,000万円とか異常自体ですよ。

一度きりの人生、自分のライフスタイルにあった選択をしたいですね。

それではまた。

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