こんにちは。
カメラの記事を書かず、毎回こんな内容ばかり。それはそう、自分は30歳代半ばであり既に人生半分を終えた年齢。趣味活動よりも社会情勢に目が行きがちです。
今回は、高騰し続ける令和の米騒動について語ります。
目次
令和の米騒動と米の高騰の話
日本人の主食「米」の前提!
※今までが安すぎた!農家にとっては適正価格!と言う場に適さない意見は除外します。
日本人にとっての主食は米であり、自分が生まれた平成時代から30年以上食べてきた米は全て日本産でした。米は農家さんが頑張って作ってくれた本当に美味しい主食であり、単価が安い事から、お米で自炊する事で、健康で豊かな節約生活をおくれた訳です。
しかし、2024年8月から突然の2.5倍の高騰!もはや異常事態で令和の米騒動となりました。
これまでの米の価格(2024年初以前)
自分は大学時代の10代から米を自分で購入し、炊飯器で自炊していました。
自分の中での米の適正価格は、5kgが1,500〜1,800円、10kgが2,800〜3,200円でした。大学時代は5kgでしたが、結婚してからは当然単価が安い10kgを購入。近隣スーパーで最も安い場所で購入する事が多かったですが、例としてイトーヨーカドー等の大手会社は当時でも10kg3,800円ほどで売られていました。
これこそが、かれこれ10年単位かそれ以上で続いた米の適正価格です。
現在の米の価格(2025年)
備蓄米が放出し3月下旬には流通すると言われた中。
4月下旬の現在もスーパーの棚には米がすっからかんの事の方が多いです。また、10kgの価格を見ると本当に7,000円以上し、備蓄米という日本政府の政策が完全に効果を出していません。また、農家から直接購入できるフリマアプリが適正価格か調べると、、、。

Screenshot
えっ、10kg辺りの価格帯が市場と変わらないではありませんか。
出品者が農家なのか転売屋なのかは確認していませんが、実際に売り切れ商品がこれだけあるので、この価格帯でも需要が絶えないと言う事が確認できます。
30年間所得の上がらない日本人が、唯一安く美味しく健康的に安心して食べられていた主食「米」が2.5倍の価格!もはやコロナ禍など比較にならないくらいの異常事態であり、生活に苦しい日本国民にとっては災害とも言えます。これは冗談無しでの話です。
日本政府が国民の血税で行った政策が完全に失敗している
日本政府が我々の血税(税金)で米を備蓄(この時点で既に税金が使われている)。
価格高騰と言う異常事態を抑える為の対応政策として放出する事となった備蓄米。
しかし、何故か支給では無くオークション形式でJAへ高額転売し、儲けを出すと言う二重課税状態。陰謀論としてはJAもグル。
その結果、米の高騰が収まらず更に加速している。
日本政府が税金を使った政策が、完全に失敗している。
農家とJAの実態を語る!
自分の義理の実家は、直接農家さんから米を購入しています。その為、農家さんの事情を聞く事もあるそうです。また、インターネット上では、農家さんがどんな状況か発信している記事も多々あります。
まず、農家さんはJAから米の価格を上げろと指示を受けているそうです。また、JAに一定量10,000円で回収された米は、その後小売業者に同量24,000円で下ろしている(転売している)。この事を知り、農家さんは非常に怒りを覚えていると聞きました。
これ、中古のカメラ屋と同様の事が言えますよね。価値のあるカメラをめちゃくちゃ低価格で買い取り、その後新品と同等で売っている。そう考えると、10%の手数料で直接取引してくれるフリマアプリは素晴らしいサービスなのかもしれません。
では、カメラの話を米に戻して、本当に適正化した場合を考えてみましょう。
農家さんには24,000円の収益が出せる米がある。この売買をJAと言う仲介業者が手助けする。その代わりにJAは10%の手数料=2,400円を農家さんから貰う。これが本来の形では!?蓋を開ければ農家から10,000円で購入して14,000円儲けるって異常な中抜きですよね。
これがJAと言う集団の実態であり日本政府とグルなのが良く分かります。
JAと国が共犯!?真の敵は日本政府!
本来最も頑張っている農家さんが儲からないといけないのに、JAが中抜き。
これは誰もが知っている事ですが、今回の令和の米騒動の真の敵は、JAでもなく転売屋でもなく、本当に日本政府「国」と言う説が浮上しています。
日本政府は、中国やアメリカの言いなりです。そして、アメリカ等は日本に大量の米を売りたいと考えています。しかし、ご存知の通り2024年8月より前って、日本さんの米も極めて単価が安いですよね(そのおかげで我々は安心して日本米が食べられていた訳ですが)。つまり、海外勢は、日本に米を売りつけたいけど元々が安すぎて儲からない訳です。
その為、日本における米の単価を上げなてから売りたいと日本政府に詰め寄った訳です。これ冗談じゃないですよ!あくまで予想ですが、こう言った類似例は五万と存在します。そこで、日本政府はJAなどと共闘し、日本国内を米不足にし高騰化させた訳です。
そして現在、さあ外国産のお米を輸入するぞ!と進行中な訳です。
すき家が国産米に拘っているのはご存知だと思いますが、ちょうど同タイミングでネズミ混入事件と営業停止自体ですよ!システム的に、味噌汁にネズミが入る事はありえないと聞きます。やはり、国レベルが動くと本当にこう言った異常事態が発生するのです。
令和の米騒動は本当に弱肉強食の世界
これは炎上する話になりますが、当ブログは弱小なので良しとします。
結局は弱肉強食の世界なのです。
世の中上手く立ち回れる者が得をすると言いますが、やはりコネや人間関係だけでなく、家族の経済力や親戚関係も同様です。他人とのつながりが無い人間は、泣く泣く高騰した米をそのまま買うしかありません。
では自分たちはどうしたか。それは勿論、義理の両親が直接やりとりしている農家さんから米を買えないかお願いした訳です。その時聞いた話がゾッとしました。
農家さんは、米の生産量に勿論限度がありますよね。そして、やはり直接売ってくれと言ってくる客が増加し続けているそうです。その為、もう新規の客には売らないようにしたとの事。理由は勿論、新米が出回る前に米が完全につきてしまうからです。
幸い、自分たち夫婦は無事にお米を購入する事ができました。これには義理の両親に本当に感謝でしかありません。いつか恩返しをしないといけない気持ちでいっぱいです。
最後に、では今回自分たちが購入したお米の価格はいくらか、ここまでブログを読んで下さった皆さんには正直にお伝えしちゃいましょう。
なんと2kg2,480円!10kgでも4,000円台に収まっています。この価格帯こそ、物価高騰に連動しており納得が行きます。2.5倍の市場は本当に異常!やはりJA経由の米とフリマアプリはもういかれてしまっています。
幸い自分たちは20kg頼んだので、今年の新米の時期までは持ちそうです。
まとめ(費やすべきは家族と趣味)
普段星空撮影でお世話になっている友人の実家もお米農家です。
実は、その友人が以前に「うちの実家のお米送ってもらいましょうか!?」と言ってくれたので、お願いしてみました。しかし話はそう上手くいきません。やはり孫の友人と言うちょっと遠い存在と言う事もあり、彼が頼んでも断られてしまったと言う苦いお話しがあります。
しかし、義理の両親が購入している農家さんは、家族ならと快く売ってくれたのです。
結局は家族が全て。
自分が職場の飲み会に断じて行かないのは、お金だけ飛びその場の楽しみにしかならないから。自分の送別会さえも断り、20歳代の女の子から「〇〇さんが来てくれないと花がないんですよー!」と言われ勝手に名簿にまるをされても、しれっとバツに書き換えます。断じて職場の飲み会には行きません。5年後10年後、過去ひとつひとつの飲み会が何かの役に立ちますか!?得られるのは健康被害と出費だけ。
生産性ゼロの職場の飲み会に行くくらいなら、そのお金と時間は家族と過ごす時間や自分の趣味に費やしましょう。
その反面、過去の旅行で得た経験は、人生の価値観と人間関係の輪を広げてくれます。車の免許が一生涯取得できない自分が、公共交通機関を駆使して単独で挑んだ冬季の千畳敷カールでの写真撮影。
まさか6年後に友人達を引き連れ、彼らの運転で再訪する事になるなど、当時は夢にも思っていませんでした。過去の写真活動や旅行経験が、その後のより楽しい経験へと繋がります。旅行経験こそ財産!
人生を豊かにするのは家族と趣味。価値観を変えるのは人間関係と旅と本。自分は今後も家族と趣味を共有できる友人にのみ、時間を費やしたいと思います。
それではまた。