こんにちは。
今回紹介するのは、非常に珍しい「カメラバッグの破損と修理費用のお話」です。カメラ機材が破損し修理費が嵩んだと言うお話はよく耳にしますが、高価なカメラバッグの修理費用はいくらになるのか、その情報発信・情報共有として書いていきます。
目次
カメラバッグの破損について
今回破損したカメラバッグは、自分が所有するカメラバッグの中でも最も高価で最も使用頻度が低い「Shimoda(シモダ)のアクションX50」です。
特徴は非常に大容量で、フルサイズ一眼カメラ二台に望遠ズームレンズ二本を含む複数のレンズ、ポータブル赤道儀やドローンを一度に収納(頑丈なインナーユニットによりカメラの保護性にも優れている)でき、なおかつ風景写真家の過酷な撮影環境に対応できるよう耐久性に優れたカメラバッグとなっています。
ちなみに、価格は1万円以上するインナーユニット(カメラ収納用)を除いて、2023年2月現在Amazonで45,000ほどと、カメラバッグの中では最も高価格帯に分類されます。
破損の原因について
自分は2021年の年末に購入したのですが、車の遠征写真撮影旅行で使用している為、使用頻度はまだ片手に収まる程度です(飛行機の場合は荷物を分散する為意外と未使用)。
それにも関わらず二年も経たずに破損。自分は大学生時代だった十数年前から安価なものを含めて複数のカメラバッグを所有して来ましたが、破損の事例は今回が初めてです。
また、具体的な破損原因ですが、不明です。先日に星空撮影に行った際は正常にとめられていたのですが、帰宅後に外そうとしたら、欠けていました。踏みつけたり車のドアに挟んだり、はたまた落下させたりした記憶はなく、形状からも外部のストレスに強そうな部分です。
破損箇所の詳細と画像
そして、具体的な破損箇所は「ロールアップ部のバックル」です。何故一番高価で使用頻度の低いこのカメラバッグの、しかも荷物を入れる上部スペースの大事な留め具。「何故そこが壊れるねん!」と非常に強いツッコミを入れたくなる悔しい事例です。
その破損写真がこちら↓
こちらが、Shimoda(シモダ) アクションX50のバックルが破損した様子です。
バックルと言う言葉はあまり耳にしませんが、バッグ等の留め具の事をさします。写真のように、カメラ上部のロールアップトップ部分にある「かちょん」ととめる部分。その片側のアームのような部分が完全に欠けているのが分かります。そして、よくよく見ると細くて最も弱そうな部分が折れていますね。
ここが破損すると、上部の収納スペースに影響が出る為、大問題となります。
余談ですが、価格が3分の1で売られているEndurance(エンデュランス)のロールアップトップのバックルは、このようにプラと金具を併用した作りとなっており、2019年から何十回以上も雑に取り扱って来ましたが、非常に頑丈で全く破損しません。
風景写真家の過酷な撮影に対応して作られたアクションXがわずかの期間使用しただけで破損したのが本当に不思議でした。
話は戻し、写真のように何とか止める事はできます。しかし、アームが欠けている部分が触れると地味に痛いですし、力学的にも悪く今後別の部分の破損にもつながりそうです。
そうなってくると、対策はメーカへの修理依頼です。
メーカーに修理依頼・見積もりを出して貰った
Shimoda(シモダ)の製品を取り扱っている株式会社エツミの公式ホームページへ。
早速、お問合せフォームから画像を添付し問い合わせを行ってみました。
まとめ
ご覧の通り、交換・修理費用がカメラバッグ本体の1割以上すると返信が来ました。
個人的には、高価なカメラバッグでしたし、RRSのL型プレートのガスケット無償交換と同様、バックルの交換品を無償で送って貰える事を期待しました。が淡い期待は打ち砕かれましたね。高価なカメラバッグだっただけに、アフターフォローはもう少し頑張って欲しいところ。特に、バックルはプラスチックですし、せめて有償でも2,000円とかで済まないのかと。
対策は自分で修理する事!
と言う事で、インターネットで「バックル 修理」と調べると、やはり自力で可能と言う情報発信がゴロゴロ出て来ました。交換品は、なんと213円、モンベル製でも800円とかで売っています。サイズは要確認。
交換・修理に出すか、自力で行うかはしばらく自問自答してみます。
それではまた。
コメント
かちょんアームの件を考慮しても、エンデュランス は見た目を除けば今のところコスパ最強ですな!
レッツラ超人サラマーラ!まだまだ続くよサラマーラ!