ミラーレス一眼カメラのイメージセンサーを自分でクリーニングした!

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こんにちは。

2019年12月31日の夜に記事を書いています。ちなみに、自分は31日も2020年1月1日も仕事であり、なんだか気の入らない日々を送っています。

さて本題…。

みなさんはデジタル一眼カメラのイメージセンサーを自分で掃除した事がありますか?

実は自分は少し前から自分で掃除をしており、かなり実用的に行えるようになりました。

自分でカメラのイメージセンサーの掃除を行うのに必要な道具や方法などは、後々「イメージセンサーのクリーニング方法」と言う記事で書こうと思います。

今回は、今さっき母のカメラのイメージセンサーを掃除したので、その様子をさくっと紹介。

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自分でセンサークリーニングを行う!

その前に、なぜ自分でカメラのイメージセンサーを掃除し始めたのか…。

今年の2月に長崎県へ写真撮影に行きました。旅先では軍艦島に行ったのですが、海辺でレンズ交換を行った際に、α7RⅡのイメージセンサーに盛大に汚れが付着してしまったのです。

これは直ぐに掃除を行わないといけません。そこで、選択肢と方法を調べました。

まず、直後のCP+の無料クリーニングサービスに持ち込み。これが定員で締切状態。

次に、ソニーのメンテナンスに持ち込む方法。これ3000円だとかで中止…。

次に、ニコンの専用センサークリーニングキットを買って自己掃除。これ8000円だとか…。

またいつ汚れるか分からないにもかかわらず、どれもコストパフォーマンスが悪い。

そこでたどり着いたのが、必要な道具を自分で揃えて掃除する方法。

これ、コストパフォーマンスが非常に高いのです。具体的には、クリーニングシートや無水エタノールなど容量や枚数が多く、個別に揃えると軽く数百回分以上の掃除が可能です。それでいて、道具一式の合計金額が確か4000円を軽く下回るコストパフォーマンスの良さ。

デメリットは手間と破損リスクだけです(*゚▽゚*)。

イメージセンサーの汚れを確認する方法。

時はさかのぼり、2013年に自分から母にソニーのミラーレス一眼のNEX-6をプレゼントしました。確か当時は現行品であり、今思うと凄いプレゼントです。

今年の12月に帰省しカメラのイメージセンサーを見せて貰ったところ、物凄い汚れが…。

イメージセンサーを目視する

こちらがイメージセンサーを撮影した写真ですが、解像度が低くてわかりにくいですね。ぱっと見ただけで分かる程、たくさんの汚れが付着しています。具体的には、センサーの左上に白い点があり、その他、粉をふりかけたような点々模様があります。

風景撮影への影響と確認

実際に母親が撮影したjpeg撮って出しの写真を載せてみます。f9で撮影された写真ですが、右上の空が濃い青の部分、なんだかムラのようなシミのような物が見えます。

分かりやすく赤丸をつけてみました。

白い背景を最大絞り値に絞って撮影

カメラのイメージセンサーを確認する方法としては、白い背景を最大絞り値まで絞って撮影する のが一般的です。では実際に試してみます。

ぎゃ~!!!!と叫びたくなる程の汚れが写っているのが分かります。これ閲覧注意レベル。

この写真は、撮影設定を最大絞り値のF32にして撮影しました。

センサークリーニング後

こちらは自分でイメージセンサーをクリーニングした後、同じくf32まで絞て撮影した写真。

上の写真と比べると見違える程汚れが減っているのが分かります。ただ、まだ目立つシミのような物が見えますよね?自分の所有するα7RⅡやα7SⅡは目視では気にならない程綺麗になるのですが、今回のNEX-6は完全に落とせない汚れがありました。

解像度が低くて見えないのですが、参考にイメージセンサー自体を撮影したこちらの写真も載せておきます。本当はSEL90M28Gで撮影し比較すればよかったのですが、寄れないSEL55F18Zで撮影してしまいました。左上にある白い点が全く落とせなかったのですが、ふりかけた様な点々模様はほとんど無くなりました。



まとめ

今回は、ソニーのミラーレス一眼 NEX-6のイメージセンサーを自分で掃除したお話でした。

もう数回にわたりイメージセンサーを掃除している事もあり、破損等なく掃除が行えました。また、全ての汚れは落とせなかったにものの、撮影画像からは明らかな汚れの改善が見られました。これで初期費用投資以降、全くお金がかからないのはお得です。

今回感じたのは、やはりセンサーの汚れはすぐに落とさないと取れにくい事が分かりました。と言うのも、自分の母は折角いいカメラを渡したにも関わらず、撮影設定や露出のメカニズムを全く勉強せずオート撮影一択。挙げ句の果てにはiso感度ダイヤルが回った事にも気づかず、しょっちゅう最大iso感度で撮影している事があります。

そして勿論、デジタル一眼カメラの醍醐味であるレンズ交換などほとんど行わず、このような扱いではカメラのメンテナンスなんて一度も行ったことが無い訳です。それでいて購入して6年…。今回のイメージセンサーの汚れも、いつどこで付着したのか分かりません。

今後も、自分のカメラのメンテナンスはしっかり行いたいですね。

余談ですが、ある時に母が自分の兄にNEX-6を貸したそうです。確か、仕事でカメラが必要になったとか。その時に撮影した画像を見ると画質が物凄い荒く、撮影設定を見るとiso25600になっていました。兄はその画像を見て「高いカメラなのに全然だめだ!iPhoneの方が綺麗撮れる」と怒っていたとか。よくカメラ選びの話を耳にしますが、ほとんどの方はiPhoneでいいんですよね。デジタル一眼カメラが必要で本当にしっかり扱える人間って、本当に限られるんだなと感じました。

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