こんにちは。
今回紹介するのは、オンラインサロンやスクールに通う必要があるのか。と言うお話を、とある会話を例に紹介します。これは、勧誘され騙された!と言う事例に限らず、自ら通った有料会員制サロンやスクールに対しても同様のお話です。
目次
世の中は金!有料会員制サロンの話
前にどこかの記事で書きましたが、人生で得意分野を見つけたり、その道の知識を深めた人間は、収入目的に「教育」と言う目的で有料会員制サロンやスクールを開きます。
これは、写真教室に限らず国家資格養成校も同様です。
しかし、世の中にはこの有料会員制サロンやスクールが本当に必要かも分からずに登録・参加してしまい、後になって後悔したと言うお話は多く耳にします。
今回は、ドローンスクールの例で後悔した方のお話を共有します。
独学かお金を投資するべきかの話
35万!?ドローンスクールが無駄だった話
今はインターネット社会のため、他人の経験談や体験談が直で聞ける時代。
特に、最近はオープンチャットの普及が凄く、タイムリーに相談や雑談を閲覧・会話に参加する事が可能です。自分は少し前から、ドローン関連のオープンチャットに登録しているのですが、少し前にこんな会話を目にしました。
ドローンを始めたくて、DJI MINIとドローンスクールに通ったのですが、スクールが終了し受領書を貰っても、某川でドローンが飛ばせない(個人では申請が通らない)。スクールの受領書があれば申請等免除されるなど、なにか優遇があればいいのに大後悔。ドローンスクールに35万円も費やしたのに全部無駄に終わった。
ドローンスクールが高額な事は聞いていましたが、法律等全て独学で勉強し、趣味でドローンの空撮を楽しんでいる自分はかなり衝撃を受けました。
実際、国土交通省による無人飛行機禁止エリアや飛行条件(人建物との距離や目視内・夜間禁止等)、2022年6月から義務付けられた機体登録、管理局申請など、全て独学で調べて来ましたし、法律に沿って手順を踏めば普通に飛行できるのがドローンです。問題は、飛行には非常に手間がかかる為ハードルが高い言う点のみ(だから無許可飛行が増えるのも事実。もっと申請が簡略化すればいいのですが)。思い返せば、機体登録なんて調べれば個人で可能なのに、代理会社が有料で登録を受け持つと言うサイトが存在していました。
同様の例では、イタリアの鉄道切符を購入するのに、言語が不安な為と日本の代理会社が受け持つサイトがあり、勿論仲介が入る為出費が倍増します。ただ、調べれば現地サイトを解説したサイトがあり、自分は問題なく現地サイトでイタリアの切符が買えました。
そうです。世の中有料会員制サロンや教室で流れている情報は、インターネットでも集められる情報がほとんどであり、収集に時間をかけられる人間であれば独学が可能な訳です。
ここから重要!
勿論空撮を仕事にする人間は、責任(クライアントの為の信頼・基本的な知識技術)や効率(短期的な知識が必要)を求められる為ドローンスクールにお金をかけるのは必須だと思っています。ただ、上記例のような趣味の場合は必ずしもではないと言う事。
世の中には取り敢えず形から入りたいと言う人間が一定数おり、とにかくスクールに通わなきゃと言う視点で大金を無駄にしてしまう人間がいるのが実情なのです。特に今回失敗した方は、目的の川(人気な観光地)で飛行させる為にドローンを購入したらしく、そもそも管理局の許可が下りない事を知らなかったのです。
お金を投資するべき教室は存在する!
上ではお金の投資が無駄になったと言う事例をあげました。
ただ、趣味の世界でもその逆が存在します。それが、主催者の人間性や独自性を真似したい場合です。例としては、写真家や画家本人が主催する教室ですね。出費を抑えたい方は、作家自身が出版している本を買うのもありです。
資格は必要!?必要なのは知識では?
自分が生計を立てるのに本業で必要だったのは「国家資格」であり、取得が必須条件です。
ただ、世の中には生計で活かす訳でもないのに、何故か資格を取りまくっている人間もいます。これは完全に趣味であり自己満足の世界と言えます。お金を使いたいだけ。
大事なのは「知識」であり、社会人になってから取得する英語検定や調理師免許なども、別に生計や生活に活かさないのであれば本を買って学ぶだけでいいのです。
世の中には本当に器用でなんでもできる人間がおり、ファンが「何か資格を持っているんですか?」と質問すると、彼らはこぞって「私は資格に興味が無いので持っていません。全て独学です。」と返します。
これは完全に知識を活かしたいのか、ただ資格をアピールしたいかの違いですね。
まとめ
今回の記事を目にし、実際にドローンスクールに通った方は不快に思われるでしょう。
実際、ドローンスクールに通って本当に勉強になったとと言う声も聞いた事があります。ただ、自分の飛行方法が、そもそも無人飛行機禁止エリア外(例として地方の海上)限定であり、趣味の為飛行の中止も容易にできます。土木事務所や海上保安庁等への申請は手間ですが、法律を守り安全に配慮し飛行しておけば、ある程度リスク管理が行えるのが自分の飛行方法です。
その為、飛行方法が異なれば(例として企業に観光地の空撮を一定期間有償で頼まれた場合等)スクールに通うのもありだと思っています。ようは先にも述べた通り生計や責任が生じた場合ですね。
今回の例を目にし、本当にそれが自分のスタイルに必要なのか、お金をかける価値があるのか、それを考えて行動する必要があると感じました。
世の中は本当に金。企業側が儲かるようにできています。
ご注意ください。