こんにちは。
2023年7月上旬の頃、長野県軽井沢町に写真撮影プチ遠征に行って来ました。
目次
今回の軽井沢写真撮影旅行について
7月上旬の頃、未申請にも関わらず日曜日と月曜日の二連休が作れました。
また、天候は日曜日が雨天、月曜日が晴れ時々曇りと言う予報。この天候条件は、渓流や滝での光芒出現の好条件です。また、二日目の月曜日は平日な為、撮影地は混雑しないと言う最高の撮影条件でした。と言う事で、先月に訪れた軽井沢町にある滝の撮影を主目的に、一泊二日の写真撮影旅行を組みました。
とは言え、内陸山間部は車の免許が取得できない自分にとって難関の地。
そこで、公共交通機関(高速バスや路線バス)に加え「観光資源」を最大限に駆使し旅行プランを組みました。具体的には、軽井沢町であれば観光地までの送迎サービスを無料で行ってくれる宿泊施設を見つけました。これにより、早朝で路線バスが通っていない時間帯に、目的の撮影地にアクセスできる事が可能でした。
また、せっかく長野県軽井沢町までプチ遠征するなら滝の撮影だけでは勿体無い。そこで、レンタサイクルを利用し軽井沢町にある写真撮影スポットを巡りました。
※軽井沢町の写真撮影スポットは、インターネットであまりまとめられていません。そこで、写真好きな自分が直前に独自調査し巡って来ました。ここも必見ですぞ。
今回の旅行スケジュール
- 13時30分:東京発軽井沢行きの高速バスに乗車
- 16時02分:軽井沢町に到着し徒歩圏内の宿にチェックイン
- 17時00分〜21時00分:レンタサイクルで写真撮影
- 23時00分:就寝
- 05時00分:起床
- 06時00分〜10時00分:滝撮影(無料送迎サービス→帰路は路線バス)
- 10時00分〜12時00分:レンタサイクルで旧軽井沢をスナップ写真撮影
- 12時00分:徒歩でお目当てにしていた軽井沢駅近くの豚カツ屋で昼食
- 13時00分:軽井沢町発東京行きの高速バスに乗車
- 15時30分:東京着
以上が今回の写真撮影旅行スケジュールになります。個人的に、無駄のない完璧なプランニングだったと思います。
今回使用したレンズと三脚たち
今回の軽井沢で行う写真撮影旅行では、広角レンズと標準レンズの二本を持って行きました。
望遠レンズが不要だった分、荷物が非常に軽くて身軽に行動ができました。また、三脚はベルボンのUTC-53II ASを持参。この三脚は他とは比較にならない「トラベル三脚」であり、あまりに使い勝手がいいので最近UTC-63II ASも追加購入してしまいました。
軽井沢町の写真撮影スポットを紹介!
JR軽井沢駅徒歩圏内
軽井沢町と言えば、お洒落でお金持ちが集まる別荘地と言うイメージがあります。
JR軽井沢駅北口から徒歩圏内の宿泊施設に向かう途中、街並みは既に別荘地を感じさせるお洒落な街並みに溢れており、早速カメラを片手にスナップを楽しみました。
軽井沢町に到着した日は曇り後雨の天気予報。空が青いとまた雰囲気が違うんでしょうね。
軽井沢ショー記念礼拝堂
宿泊施設にチェックインした後、早速カメラを持って軽井沢町を散策。
宿泊者なら1日550円と言う格安レンタサイクルに乗り、直前に調べておいた写真撮影スポットを目指しました。こちらは木々に囲まれた中にある軽井沢ショー記念礼拝堂。
木々の根元の苔が非常に幻想的であり、白い十字架が飾られた礼拝堂も美しいです。ただ、傘だけは頂けませんな。
観光地あるあるですが、今回ほぼ全ての撮影地で撮影を頼まれました。ここだけの話、記念写真を撮る観光客がはけるまで待機する場合、撮影してあげると時間が大幅に削減できます。
勿論観光客の人柄をしっかり観察する必要がありますが、自分はこの方法で失敗した事がありません。逆に、綺麗に写真を撮って貰えたと大感謝されます。
旧軽井沢礼拝堂
白くて美しい旧軽井沢礼拝堂。
こちらは比較的駅近の街中に建っていますが、観光客がほとんど居なく静かでした。ここでは、韓国人カップルに撮影を依頼され、ノリ良くカメラマンを務めました。
軽井沢高原教会
本来お目当ての豚カツを食べる予定が、撮影が楽しすぎて夕飯の時刻過ぎ。
こちらはレンタサイクルで軽井沢から中軽井沢に行った際に撮影した軽井沢高原教会。実は、滝以外の軽井沢にある写真撮影スポットを探した中、最も目を引いたのがこの教会。
地図で調べれば分かりますが、普通の人間なら決して自転車でアクセスしない上り坂の先にある教会。自分は体力がある方なのでノリで向かいましたが、途中雨が降り始め非常に過酷な道のりとなりました。
その甲斐あり、路面が雨水で反射し、他では決して見られない美しい写真が撮れました。
ハルニレテラス
わざわざ中軽井沢まで自転車を走らせた目的。
それは軽井沢高原教会だけでなく、星野リゾート近くにあるハルニレテラスもその一つです。天井に吊り下げられた傘がインスタ映えを作り出しています。日中の写真は良く目にしますが、まさか初めての天井アンブレラを夜の雨天で撮影するとは思ってもいませんでした。
ここは平日の夜でも人の往来がある為、腰を据えて撮影に臨む必要があります。あとは、是非日中にも撮影したいですね。訪れるなら早朝でしょう。
中軽井沢の街明かり
こちらは自転車を走らせる中、ふと身体を引き寄せられる風景でした。
森林に囲まれた坂道で営業する暖色美しい飲食店。正面の道路はカーブを描いており、路面に反射した灯りがなんとも言えない美しい景色を作り出していました。
車移動では決して気づかず撮影する事のできない中軽井沢の夜景。今回の旅行で思いがけず出会った、最もお気に入りの写真となりました。
中軽井沢を後にし自転車を漕ぐ事30分以上、無事宿泊施設に帰還。コンビニで調達した夕食とアルコールを喉に流し込み、大浴場で疲れを癒やし早めに爆睡しました。
竜返しの滝に降り注ぐ光芒
翌朝は5時に起床。
宿の無料送迎サービスを利用し、お目当ての竜返しの滝に向かいました。光芒写真撮影の記事は別途書きますが、天候の読みは大当たり。滝には見事な光芒が降り注ぎ、撮家は大勝利をおさめる事ができました。
宿の運転手さん言わく、白糸の滝の場合は送迎エリア外だそうで、地図を見て竜返しの滝までなら送ってあげようと判断したそうです。また、運転手さん自体が宿の支配人でなんと19歳!この滝の存在自体知らなかったそうで、、、。等々語りたい事が沢山ありますが、この辺りは宿泊紀の記事でお宿をべた褒めしたいと思います。
その後、撮影地でお会いしたガラケー使いのおじいさんに朝食をご馳走して貰い、更に白糸の滝まで車で送って貰いました。こうした素晴らしい出会いも一人旅ならではです。このお話も、光芒撮影の記事で書きます↓
旧軽井沢の街を散策
10時の路線バスに乗り、白糸の滝から軽井沢町まで降って来ました。
レンタサイクルが24時間550円だった為、12時まで借りていました。つまり、チェックアウトしても乗り放題。と言う事で、旧軽井沢の街をスナップ写真撮影がてら散策しました。
旧軽井沢は両親連れて歩いたり、カップルで歩くと最高の場所です。ただ、良さが分かるのは大人だと思うので、子持ちの家族には向かない気がします。
お世話になった軽井沢のペンション
12時近くにレンタサイクルを宿に返却して今回の旅は終了。
こちらが今回宿泊した軽井沢にあるペンションです。外観が非常に可愛い建物ですよね。
スタッフさんが若いのに接客が素晴らしく、大浴場は夜間を含めチェックアウトまで使え、アメニティーも充実しており個人的にはかなりいい宿でした。何より、車の免許が取得できない自分にとって、送迎サービスが無料(そもそも最寄駅から徒歩圏内)に加え観光地の送迎も行ってくれるのが神対応でした。今回は滝までの片道をお願いしましたが、頼めば帰路も迎えに来てくれるそうです(さすがに気がひけるので今回は路線バスで帰りましたが)。更に極め付けは格安550円で24時間借りられるレンタサイクル。通常初日の夕方に借りた場合、二日目は追加で1,100円になります。しかし、24時間換算な為、二日間借りて550円でした。
※注意点:浴室がフロントの真横だったり(脱衣所で扉が空いたらのれんはあるものの見えそう)、トイレやドライヤー共同・部屋にティッシュペーパーなし等口コミ通りのマイナス点も多い為、彼女連れや家族連れには向かないかもしれません。
軽井沢町で堪能したグルメ
今回の軽井沢旅行では、写真撮家だけでなくグルメも楽しみたいと思い計画。
二日目の旧軽井沢散策中、夏の暑い季節に食べたいジェラート屋さんに足を運びました。こちらはりんごジェラートであり、長野ならではのグルメです。ポイントはアイスだけでなく、サクサクな生地(なんちゃら)が入っており、お腹も膨らむ一品でした。
本来初日の夕食に食べようと計画していた人気の豚カツ屋さん。
一番安いメニューがソースカツ丼で1,500円もするのですが、ボリュームが物凄く、肉も非常に柔らかく絶品でした。軽井沢プリンスショッピングプラザ内にあり大混雑していましたが、食べて大正解なグルメでした。
まとめ
夏の軽井沢で行う写真撮影旅行、いかがだったでしょうか。
一泊二日の短い時間でしたが、自然、街並み、夜景、グルメ等大満足な写真撮影旅行となり、とてもリフレッシュができました。また、公共交通機関と観光資源、現地での出会いを含め、車の免許が無くてもこれだけ素晴らしい写真が撮れる事を知り、今後の撮影旅の可能性や限界突破の喜びを感じました。
沿岸部なら公共交通機関だけでもそれなりにアクセスしやすいのですが、内陸部は車命な部分があった為、今回の一人旅は価値観を広げてくれました。そして、本当に思い切って旅を決行して良かったと感じています。行かない理由を見つけて旅を中止するのは楽ですからね。
皆さんも是非、旅に出て人生の価値観を広げましょう。
それではまた。