ソニーα1iiのプリ撮影を駆使して東京でカワセミを撮影した!3月14日

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こんにちは。

2025年3月14日金曜日に東京都内でカワセミを撮影して来ました。ソニーα1iiのプリ撮影を駆使して撮影したカワセミの写真を紹介します。

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3月14日に東京でカワセミ撮影して来た!

野鳥撮影の記事で日付を記載する目的・理由は、生態記録や観察になるからです。

野鳥撮影に関しては、二パターンの撮影スタイルが存在します。ひとつは、カメラマンが動きながら野鳥を追いかける探鳥スタイル(※通称追っかけ)。もうひとつは、カメラマンが野鳥が来るであろう生息地を予測し、じっと待機し待ち構えて撮影する観察スタイルです。

大前提として、自分は先天性の視覚障害(弱視)がある為、そもそも肉眼・裸眼で野鳥が見えません。その為、探鳥スタイルでの撮影は困難です。その為、必然的に待ち構える観察スタイルになるのですが、自分の撮影スタイルは特に都心部では非常に有利です。その理由は、限られた緑地や池で既に情報も多く、場所によっては人に管理されている事も多い為、生息地を特定するのが容易です。

また、自分が初めてカワセミ撮影を始めた23歳頃。2013年当時に出会った師匠が、探鳥スタイル(通称追っかけ)は野鳥が逃げる為生態に悪影響を与える。その為、本来の野鳥撮影のスタイルは観察スタイルであるべきだ!と教えてくれました。この事は、野鳥が肉眼・裸眼で全く見えない自分にとって、とても励まされる言葉でした。

話は本題へ進みます!

この日は平日であり、約10年ぶりにカワセミ撮影を再開した初日。ソニーα1iiとシグマ 500mmf5.6 dg dnと言う最新カメラ機材を抱え、フィールドに足を運びました。

10年ぶりのカワセミ撮影

カワセミ撮影地に到着したのは、奥さんを仕事に送り届けた為10時頃とやや遅く。

蕎麦茶を水筒に注ぎ、自転車で行く完全0円の写真活動。10年ぶりのフィールドに到着すると、先日に書いた通り中国人の野鳥カメラマンが居るなど時代の変化を感じまいた。また、久しぶり過ぎて公園の入り口を一度通り過ぎてしまいかなり遠回り。反対側から目的地に向かう際、久しぶりに間近で聴くカワセミの鳴き声に気持ちが高鳴りました。

そう言えば、10年前からカメラとレンズをα1ii等にアップデートしたと書きましたが、三脚もですね。当時は中華製のSIRUIでしたが、今はジッツオです。あとは、野鳥撮影用のビデオ雲台を調達したいですね。

野鳥風景が美しい!カワセミがいる風景写真

こちらは、横に伸びる枝の上にとまったカワセミの写真です。

周りのカメラマンは目が肥えており、飛び込みや給餌・後尾シーンにのみシャッターを切ります。しかし、自分は風景に溶け込む野鳥風景こそ美しいと思っている為、こう言ったシーンでもカワセミの視線を狙って積極的にシャッターを切ります。

ポイントは、美しい青い背中を見せた瞬間、シャッタースピードを1/2500秒から一気に1/500前後まで落として撮影する事です。こうする事で、爆上げされていたiso感度を格段に下げて撮影する事ができます。

この写真はカワセミが日陰で背景の池に日が当たっていますが、カワセミの美しい青色の尾羽がしっかり写っています。

圧倒的!α1iiのプリ撮影を駆使したカワセミの飛び込み

お待ちかねの、プリ撮影を駆使したカワセミの飛び込みシーンです。

カワセミが体勢を変えたタイミングでシャッターボタンを半押し。その後、500mmの画面からカワセミが消えてシャッターを押し込んでも、上のような写真が容易に撮影可能です。

こちらは別の枝から手前下方に降下するカワセミの飛び込みです。

500mmで照準器の使用が困難な為、その先の追尾はできていませんが、カワセミが美しい羽を広げた姿を本当に容易に撮影できます。プリ撮影機能と高画素、高性能AFを実現したソニーα1iiは、視覚障害(弱視)の自分が野鳥撮影を可能にしてくれる最高の相棒です。

プリ撮影で最高の一枚を撮る!

上記で紹介した写真たちは、カワセミ自体が日陰になってしまっています。

どんなにiso感度が低かったり低画素機であっても、日陰になった途端にノイズが発生し羽のディティールは低下します。そんな中、直射日光下で撮影した写真がこちら。

個人的に、今回の撮影では一番の力作であり、もはや芸術作品に匹敵する一枚!

背景の影とカワセミに当たる輝度の高い光。シャッタースピードを絶妙に設定し、羽の動きが臨場感を出し、わずか手前に飛び出しながらも瞳にガチピンなAF。

まとめ

余談ですが、一つ手前に書いた3月20日のカワセミ撮影の記事。

その時は飛び出しシーンが何度撮影しても失敗しており、何故カワセミが写っていないんだ!?と疑問を感じていました。その帰り、なんとプリ撮影の設定がオフになっていた事に気がつきました。それくらい、一度使うと手放せない機能です。

問題点は、プリ撮影機能を使うと撮影枚数が大変になると言う事。

最後に言いたい事は一言、

野鳥を撮るならα1iiとシグマ 500mm f5.6をすぐ買いましょう。平均年収で東京都内在住のサラリーマンが買えるのですから、誰でもポチれます。

それではまた。

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