石垣島で野鳥撮影とその方法!α1iiと超望遠レンズでリュウキュウアカショウビンの撮影に成功

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こんにちは。

今回紹介するのは、石垣島で行う野鳥撮影(バードウォッチング=探鳥)した報告とその写真になります。α1iiと超望遠レンズ、シグマの500mmf5.6 DG DN OSを持参し、遂に念願のリュウキュウアカショウビンの撮影に成功しました。

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石垣島で野鳥撮影とその方法!

石垣島には、天然記念物であるカンムリワシの他、リュウキュウコノハズクやリュウキュウアカショウビンなど、魅力的な野鳥が沢山生息しています。

実際自分は過去に何度も石垣島を訪れていますが、電柱に止まるカンムリワシを見たり、森の奥でリュウキュウアカショウビンの鳴き声を聞いた事がありました。

また、海辺には様々なサギの仲間が飛来しており、野鳥撮影を主目的に旅行を組んだら楽しいだろうなぁと考えていました。

では、石垣島で野鳥撮影する方法はあるのか。そこには関東や東京在住の自分にとっては全く違う世界が広がっていました。例えば、東京都内で野鳥撮影する場合、基本的には徒歩です。公園のカワセミだけでなく、森のルリビタキやサンコウチョウなども全て徒歩で移動し静かに撮影するのが基本です。

しかし、石垣島での野鳥撮影は、なんと車の車内から撮影するのが常識、と言うかマナーだそうです。逆に、車から降りると一瞬で野鳥が逃げてしまいます。それはそうですよね、人慣れしているか、そうでないかが基本なので、人口を考えたら逃げてしまうのは想像できます。また、現地のバーダーやツアー会社も同様の方法で探鳥や野鳥撮影を行なっている為、観光客がむやみやたらに徒歩で追いかけると、他のバーダーにも迷惑をかけてしまいます。

今回自分は生息エリアや撮影方法が全くわからなかったので、インスタグラム(SNS)を通して、石垣島を最も美しく撮影しているカメラマンに直接連絡を取りました。ちなみに、本業でカメラマンをやっている方ではありません。もっと写真が上手な方です。

そして、撮影に同行させて貰いたいと直球で伝えました。

すると、本当に快く引き受けて下さり、野鳥だけでなく、星空やグリーンフラッシュの撮影方法や撮影地まで詳しく教えて貰いました。この出会いがなければ、リュウキュウアカショウビンは絶対に撮影できませんでした。

もう一度注意喚起しておきます。

詳細な撮影地や撮影方法を記載すると現地の環境に影響を与える可能性がある為、基本的に車の車内から撮影するのが暗黙のルール(=マナー)と言う事をここで記載しておきます。現地のツアーも車内から撮影するスタイルの為、むやみに徒歩で追いかけると本当に現地を荒らす事になりますのでご注意を!

α1iiと超望遠レンズで撮影に挑んだ

飛行機でアクセスする石垣島。

そこで通常の旅行では絶対に持って行かないであろう超望遠レンズを持参する。そして撮りたいだけ野鳥撮影に没頭する。こんな贅沢な事は他にありません。これは自分の中で長年の夢であり、今回出会ったカメラマンさんやカメラ仲間のおかげで夢が叶いました。

そして、今回の石垣島でアカショウビンを撮影する為に、100万円以上を費やしカメラ機材を購入しました。それが、α1iiとシグマ 500mmf5.6 dg dn  osです。

ソニー最高峰のフラッグシップカメラと、小型最軽量最高画質な超望遠単焦点レンズの組み合わせ。画質と運搬の利便性を追求するなら、2025年ではトップなカメラ機材と言えるでしょうね。ざっと計算しても120万円は軽く超える組み合わせです。

石垣島でリュウキュウアカショウビンの撮影に成功

ここからは、実際に撮影した野鳥やリュウキュウアカショウビンの写真を紹介します。

先天性の視覚障害=弱視の自分は、肉眼では野鳥を見つける事ができません。

その為、カメラ仲間の指示に従いカメラとレンズをその方向に向けます。そして、複数人で行う車内撮影においては、どの座席に座っているかで勝敗が決まります。自分は見つける事ができない為、基本的に後部の中央座席に居ます。

※逆に視力がめちゃくちゃ良い友人が全く鳴き声を認知できない場面で、自分は一瞬で聞き取り方角も認識できます。ただ、これだけ小さく森が茂っていると、正直聴覚は撮影には全く役に立たず、やはり人間は如何に視覚情報に頼って生活しているかが分かります。

上の写真は、唯一自分が助手席に座っている時に撮影した写真。運転してくれていた友人が、正面のフェンスに居る!と言った瞬間、その1秒後には捉えてシャッターを切っていました。やはり木々の茂みではなく、人工物だと一瞬で分かりますね。また、助手席は前方の視野が広く、側方も見えるので探鳥や野鳥撮影にはベストな座席といえます。

ここからの写真は、全て後部座席中央から撮影した写真になります。

薄暗い木々の間、待機しているとアカショウビンの方から目の前に飛んで来ました。ほんのりお腹に光が当たり、顔も綺麗に写す事ができました。そこそこ満足な写真。

次は背景が真っ暗な木々の間。

こちらも西陽が差し込んでおり、はっきりとリュウキュウアカショウビンの美しい姿を捉える事ができました。

野生の孔雀(クジャク)

驚いたのは、孔雀が普通に道路脇を歩いています。

昔に石垣島に持ち込まれ繁殖したとか。最初はテンションが上がり撮影していましたが、毎回見るたびに珍しくない事に気がつき、シャッターを切らなくなります。同行してくれたカメラマンさんが、最初に必死で孔雀を撮る我々を見て苦笑いしていました。

リュウキュウコノハズク

こちらは今回の野鳥撮影でもリュウキュウアカショウビンと同等の嬉しさ。

朝の木の上で休むリュウキュウコノハズクです。同行してくれたカメラマンさんが、恐らく居るのではと案内してくれた場所。見事に見つける事ができました。ちなみに、翌日に全く同じ場所に行ったらいませんでした。

やはり現地在住の方は強いですね。

ちなみに、こちらのリュウキュウコノハズクはα7iii+タムロン50-400mmで撮影しています。α1ii+シグマ500mmf5.6単だと狭すぎて離れる必要があり、離れると木の枝が入ってしまうと言う呪い。環境がはっきりしていない撮影において、ズームレンズは最強でした。

地上に舞い降りたカンムリワシ

カンムリワシは電柱や電線の上に居る姿は多々目にして来ました。

しかし、今回は地面の至近距離で撮影する事ができました。恐らく、捕食した直後で地面に降りていたのではとの事。やはり猛禽類はかっこいいですね。

クイナの雛(ヒナ)

夕方の公園内を散策していると、なんとクイナの親がヒナに餌取りの練習をさせていました。最初はカラスだと思ったのですが、クイナらしいです。実際、親が餌を投げ飛ばし、ヒナが追いかける様子が見られました。

まとめ

石垣島で撮るリュウキュウアカショウビンや野鳥の写真、いかがでしたか!?

あなたも今すぐ、超望遠レンズを持って飛行機移動で野鳥を撮りに行きましょう!!

@船派

石垣島をカメラ仲間と撮影旅行した記事はこちら↓

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