こんにちは。
今回紹介するのは、千葉県 外房の御宿町にある日の出スポット「大波月海岸」です。
3月に天の川を撮影したのですが、そのまま日の出の撮影も行いました。
目次
大波月海岸について
画像:Googleマップの衛生画像にて大波月海岸の位置を確認
天の川の撮影でも紹介しましたが、関東在住でネイチャー写真を撮る方なら知らない人はいないのではないかと思われる撮影地、大波月海岸。
その理由は、最近都会の撮影地で出会うインスタグラマーの方で、星景写真がメインではないにもかかわらず、大波月海岸には行った事があるというくらい知名度が高いです。
大波月海岸は千葉県外房の御宿町にあります。
特徴は海岸一体の岩場が、外房特有の横線断層模様であり、独特な地形をしています。
南伊豆や西伊豆のゴツゴツした岩模様とは、また違った地形ですね。
そこにロウソク岩と呼ばれる奇岩があり、まさに日本離れした絶景が広がります。
そんな景勝地である大波月海岸は、星空だけでなく日の出スポットとしても有名です。
では早速行きましょう。
大波月海岸で撮影した写真
ここからは大波月海岸で撮影した写真を紹介していきます。
自分が大波月海岸に撮影に行ったのは2018年3月の新月の頃になります。
大波月海岸に昇る天の川
大波月海岸での場所取りは大混雑するので、気合を入れて天の川が昇る前に現地入り。
定番構図ばかりではつまらないので、他の方は撮らない構図を一枚載せます。
α7SⅡ+SAL1635Z+ソフトフィルター 35mm f2.8 ss15 iso8000
旅の様子や詳しい写真は星空の記事に載せてあるので、ぜひご覧くださいね。大波月海岸で撮影した星空や天の川の記事はこちら↓
大波月海岸に現れる滝
大波月海岸には、雨のあとに現れる滝があります。
この日は直前に雨が降っていたこともあり、海岸に抜ける道がかなぬかるんでいました。
そのおかげで、綺麗な滝を見る事ができました。
α7SⅡ+SAL1635Z 24mm f8 ss3.2 iso400
ホワイトバランスが完全にミスっていますが、滝は重要視していないのでご勘弁を。
星空の時間帯が終わり、人居なくなってからでないとここまで寄る事ができません。
大波月海岸の日の出-2018ver
今回の現像は段階フィルターを使用していないので、あまり追い込めていません。
日の出の時刻を迎えるのですが、3月だとメイン足場である岩場からは見る事ができません。
その為自分は諦めていたのですが、一部の方々が砂浜の奥の洞窟前へ移動し始めました。
幸い自分も防水装備で長靴を持っていたので、流れに乗って砂浜の奥へ移動。
α7SⅡ+SAL1635Z 35mm f11 ss1/160 iso100
α7SⅡ+SAL1635Z 35mm f11 ss1/160 iso100
日の出を撮る予定ではなかった為、水平線から出る瞬間は逃してしまいました。
ん~、それにしても3月に来ていて正解でした。
撮影しているすぐ後ろが岩で行き止まり。ひと月後の天の川とまとめるのは無理でしょうね。
前回も載せた縦構図も一枚…。
α7SⅡ+SAL1635Z 35mm f11 ss1/400 iso100
大波月海岸の日の出-2020ver
α7III+SEL1635GM 20mm f8 ss1/60 iso100
こちらは2020年の11月に撮影した大波月海岸の日の出の様子です。
2018年の3月に比べ、雲が多く空に表情があります。また、日がやや短く、太陽がロウソク岩の右側(南側)に昇っているのが分かります。季節ごとに見られる景色が変わるのも、大波月海岸の魅力ですね、
ちなみに、真上に見える飛行体はいったい何しょうか?毎回写り込みます。
大波月海岸の空撮映像と写真
2年後の2020年11月。再び大波月海岸を訪れドローンで空撮しました。ぜひご覧ください↓
まとめ
今回の大波月海岸での撮影は、3月の天の川に続いての日の出撮影でした。
その為、日の出位置に少し無理がありましたが、幸いロウソク岩と絡める事ができました。
例の洞窟から日の出を撮影する場合、もしかしたら3月が最適かも。ただ、干潮や長靴装備は必須になるのと、カメラ機材水没のリスクがあります。
アクセスについて
詳しいアクセス方法は前回の天の川撮影で詳しく書いたので、そちらをご覧下さい。
JR御宿駅からまっすぐ行くと海岸に出ます。海岸をひたすら北上し、トンネルを抜けて内陸に入ります。その後すぐに大波月海岸の案内板が現れます。
駐車場がありますが、自分は全て徒歩で行ったので駐車スペースには困りませんでした。
日の出の撮影ポイントについて
冬至の季節ならば、岩場の上からロウソク岩と絡められるかもしれません。
しかし、3月では岩場からは、左の崖があるので日の出を見る事ができません。
その為、日の出だけを撮影するなら当時に近い季節がオススメです。
1月始めくらいに日没後のオリオン座を撮影。仮眠して日の出撮影と言うプランはいかがでしょうか!? はたまた2月なら、オリオン座→夏の天の川→日の出全て行けるかも。
この場合は夕方まで睡眠をする必要がありますが…。
いずれにせよ、ご自分の撮影スタイルに合わせてプランを組んでください。
そうそう、天の川最適シーズンでも、日の出の頃には人はほとんど撤収します。その為、日の出撮影での場所取りは困らないと思います。最悪手持ちでも行けますし。
基本情報
所在地:千葉県 御宿町 岸和田
アクセス:
公共交通機関と徒歩の場合、JR外房線御宿駅から徒歩で約35分。終電徹夜弾丸でも行けます。
車の場合、御宿海水浴場・岩和田海水浴場・メキシコ記念館から車で海岸沿いを北東へ。