こんにちは。
今回紹介するのは、車でドライブするのに本当に素晴らしい海岸景色が広がる場所。関東でこんな広大な風力発電の海岸景色があるなんて正直驚きました。
それが、茨城県神栖市にある「波崎シーサイドパーク」と言う海岸です。
目次
波崎シーサイドパークについて
波崎シーサイドパークは、千葉県と茨城県の県境から少し茨城側に北上した海岸にあります。
その為、今回は千葉県銚子市で星空を撮影した後、未明に茨城県神栖市にある波崎シーサイドパークに到着する事ができました。波崎シーサイドバークには、白くて巨大な風車が遠くまで連なる、関東では珍しい広大な海岸公園です。
海岸が真東を向いている事から、隠れ初日の出スポットとしても知られており、太平洋から昇る朝日はまさに絶景と言です。個人的には、海から昇る太陽はどの海岸でも見えますが、巨大な風力発電所(風車)の向こうに太陽が昇る事が、波崎シーサイドパークの最大の魅力だと思っています。
今回は、波崎シーサイドパークの日の出を、ソニー最高峰の標準ズームレンズ、SEL2470GM2で切り撮った為、写真で紹介します。
基本情報
- 所在地:茨城県 神栖市 波崎豊ヶ浜9624-2
- アクセス:JR総武本線銚子駅からタクシーで15分
- 先進国(一応)に入る日本国内で最も人口が集まる関東地方において、何故観光地に路線バス等公共交通機関でのアクセス手段がないのでしょうか?車の免許が取得できない人間にとって、タクシー以外の移動手段がないのは本当に致命的です。最低限の本数でいいので、路線バスが走る事を切に願います。
- 波崎シーサイドパークの情報収集は神栖市の公式ホームページへ。
波崎シーサイドパークで撮影した日の出の写真
ブルーアワーと星空
α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN
今回の写真撮影は、2022年6月の梅雨のど真ん中、星空隊長と二人で行きました。
銚子市の犬吠埼や紫陽花と天の川を撮影した後、日の出前の未明に波崎シーサイドパークに到着しました。すると、水平線が徐々に明るくなり始め、月をはじめとした太陽系の星々が一直線状に浮かんでいるのが見えました。
まさに地球の色と言える素晴らしい景色であり、本当に生きている喜びを感じました。
霞む海岸
α7c+SEL2470GM2
夜空の星がブルーアワーに消えて見えなくなってから、日の出まではだいたい一時間。
余談ですが、標高4,000m級のハワイ島のマウナケアの場合、もっと日の出に近い時間帯まで天の川がはっきりと見えました。
こちらの写真は、日の出までの間、広大な海岸道路を北方面に写した写真です。巨大な風車に防風林、そして真っ直ぐに続いた道路が関東とは思えない景色です。
α7c+SEL2470GM2
反対方向(南)を撮影してみました。
白い靄が発生する中、巨大な風車が遠くまで連なっており、本当に素晴らしい景色です。この日はまさに夏至の時期でした。冬至のの頃は、恐らくこの左奥の方に太陽が昇るんだと思います。また、青空が広がる日中にも訪れてみたいですね。
爆焼けの空
α7c+SEL2470GM2
日の出を待っていると、驚くほどに東の空が焼けてきました。
水平線に風車のシルエット、そしてオレンジ色に焼ける雲とその模様。全ての要素が絶妙であり、久しぶりにこんな綺麗な朝焼けを見る事ができました。
言葉で表すと、まさに爆焼けの空でした。
α7c+SEL2470GM2
新しいGMレンズの望遠端で切り撮る爆焼けした空です。
迎えた日の出の時刻
α7c+SEL2470GM2
こう言う写真は望遠レンズが必須ですね。
今回は広角ズームレンズと標準ズームレンズしか持ってきていなかった為、SEL2470GM2の望遠端で切り撮りました。やはり、SEL24105Gにアドバンテージがありますし、更に言うとタムロンから出た35-150mmや50-400mmなんかが欲しくなりますね。
最近、タムロンの35-150mmf2-2.8に非常に興味を持っています。
α7c+SEL2470GM2
太陽が完全に昇った頃、広角側で風車を入れて撮影しました。
こちらが、日の出写真の定番構図と言ったところでしょうか。ただ、個人的には先ほどの太陽が昇る前の爆焼けした空の方が好みです。
SIGMA14-24mmf2.8 DG DNでも撮ってみた
α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN
せっかくなので、同時進行でシグマの超広角レンズを使って撮影してみました。
こちらは14mmで撮影した写真ですが、やはり14mmと言う画角は圧倒的ですね。自分はSIGMA14-24mmf2.8 DG DNは完全星空専用レンズに振っていますが、日中の風景写真を撮っても面白いと感じました。
α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN
縦構図で撮影した風車と日の出の写真。
3分割構図で水平線と太陽を下方に置き、縦構図で余計な風車をカットしました。一本の風車のシルエットと広大な空を写す事で、圧倒的な風景写真となりました。
超広角レンズはSEL1635GMと二刀流になっていますが、本当にどちらも手放せませんな。
まとめ
今回は、茨城県神栖市にある波崎シーサイドパークで撮影した日の出を紹介しました。
広大な海岸景色に佇む巨大な風車、関東では本当に珍しい絶景であり、写真撮影だけでなくドライブにもおすすめです。
是非足を運んでみてはいかがでしょうか。