こんにちは。
1月上旬の仕事後に東京から徹夜で行く、富士五湖星空写真撮影。
今回紹介するのは、星景写真ではなく、天体写真の中の星野写真と言うものです。
★ 山梨の星空スポット 富士五湖 へ 星空撮影 に行ってきました。 ★
目次
西湖で天体写真を撮る
今回の星空撮影では、最終撮影地が山中湖でした。
その為、早朝の白鳥撮影を想定してSEL70200GMを持って来ていました。
そんな中、20時過ぎに到着した最初の撮影地が山梨県にある富士五湖の西湖。
西湖での星景写真撮影の記事は、後々たっぷり紹介します。
やはりオリオン座と富士山を絡めた西湖が狙いな訳ですが、やはりベストな時間帯やタイミングと言うものがありました。
それでも土曜日の夜のため場所取りは必要です。そのベストな時間が来るまでの間が暇になるわけで、隣にいた方なんかはインターバル撮影を開始し車で待機していました。
そんな中で自分と友人が思いついた事が、SEL70200GMで星を撮ってみよう!です。
思いの他いい写真が撮れたので紹介します。
西湖で撮影した天体写真
やはり高感度と短いシャッタースピードが必要になるため、α7SⅡにSEL70200GMを装着します。赤道義なんかは持っていませんからね。ものは試しで今までの経験を元にマニュアル設定で撮影する訳です。取り合えずiso10000でssを2~3秒にします。
オリオン座を撮影
まずはオリオン座を70mmで撮影してみました。冬を代表する星ですね。
中央にオリオンの三ツ星、その下にオリオン大星雲が見えます。
左上がペテルギウス、左下がシリウス、右したがリゲルです。
α7SⅡ+SEL70200GM 70mm f2.8 ss3.2 iso10000
オリオン大星雲を撮影
次に200mmまでズームしてオリオン大星雲を撮影しました。
α7SⅡ+SEL70200GM 200mm f2.8 ss2.5 iso10000
プロキオンを撮影
オリオン座の左下にひときわ光る星を見つけたので撮影してみました。名前はプロキオン。
α7SⅡ+SEL70200GM 200mm f2.8 ss3.2 iso10000
まとめ
山梨県の富士五湖 西湖で撮る天体写真、いかがだったでしょうか。
現行カメラでも十分な威力を発揮するα7SⅡ。
iso10000まで上げ、一枚撮りで冬の星座を撮影してみました。
普段は撮影しないカテゴリー、天体写真の中でも星野写真と呼ばれる分野らしいのですが、非日常的な絵になるためとても興味が湧きました。何より感動したのがオリオン大星雲です。
望遠領域のため、赤道義がなくても、数百枚+コンポジット編集でさらに上のクラスの絵作りもできるとか。また、星野写真だけならロケーションを選ばず暗い場所で撮れますね。
特に時間と忍耐が必要な星景写真撮影の合間の遊びとしては十分な題材です。
次は夏の天の川の中心を、200mmでぶち抜きたいですね。大変な事になりそうヽ(´▽`)/。