こんにちは。
今回紹介するのは、SIGMA100-400mmm DG DNで撮影した井の頭自然文化園の動物写真になります。超望遠ズームレンズと言ったら動物写真の撮影!
では早速行きましょう。
目次
吉祥寺にある動物園「井の頭自然文化園」
東京都で人気の街と言えば武蔵野市にある「吉祥寺」。
JR吉祥寺駅から南へ徒歩10分ほど歩くと、井の頭自然文化園と言う動物園があります。東京都の動物園といえば、上野動物園や多摩動物公園が有名ですが、お洒落な若者の街にある動物園(井の頭自然文化園)は、とても静かでのんびりしています。
特徴は、武蔵野市にある本園と武蔵野市井の頭にある分園に分かれており、一見小規模に見えて、歩くと地味に広い事です。しかも、2021年12月現在は、なぜかJR吉祥寺駅に一番近い分園西側から入場できなくなっています(退園は可)。
詳細な情報は井の頭自然文化園のホームページから収集しましょう!
動物の特徴としては、アジアゾウのはな子さんが有名でしたが、2016年にお亡くなりになられたそうです。その他、本園ではリスの小道やモルモットの触れ合いコーナーが有名で、小動物は子連れの家族から人気を集めています。平日に訪れましたが、客層は子連れのママさんが多かった印象ですね。地元の方の憩いの場とも言えるでしょう。
基本情報
- 所在地:〒180-0005 東京都 武蔵野市 御殿山1-17-6
- アクセス:JR中央線/総武線、京王井の頭線「吉祥寺駅南口」から徒歩約10分
- 開園日/入園料等の詳細な情報は井の頭自然文化園公式サイトからご確認下さい
今回の撮影について
井の頭自然文化園に行ったのは、過去に3回ほどあります。
一度目は、望遠レンズを持たずにぶらぶら入りました。二度目は2018年の秋にSEL70200GMを持って行きました。そして三度目が、比較的最近な2021年11月です。三度に分けて、広角レンズ・望遠ズームレンズ・超望遠ズームレンズと違うカメラ機材を持っていき感じた事は、やはり動物園では超望遠ズームレンズが最適だったと言う事です。
そして、一番メインで撮影するきっかけを作ってくれたレンズが、先月に購入したαEマウント用でSIGMAが出したライトバズーカ、100-400mm DG DNです。
井の頭自然文化園で撮影した動物写真
ここからは、井の頭自然文化園で撮影した動物の写真を紹介していきます。
ヤギの写真
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss1/500 iso1600
新しく購入した超望遠ズームレンズを使用し、400mmでヤギを撮影しました。
遠目に見た姿と、400mmでアップした姿では表情や印象が全く違います。毛並みの質感まで素晴らしく解像しており、レンズの解像度の高さを感じます。
また、iso1600まで上げていますが、画質が非常に滑らかですね。考えてみれば、星空や天体写真以外で、フルサイズの高感度を使用する機会は少ない為新鮮です。とは言え、ヤギの動作スピードなら、シャッタースピードをここまで上げる必要はないんですけどね。
ペンギンの写真
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss1/500 iso200
水族館でもよく出会うペンギンを撮影。
直射日光が良く当たり、真っ白な展示室な為シャッタスピードが非常に稼げます。ペンギンは個人的に迫力に欠ける為、さっと撮って場所を後にします。
ニホンカモシカの写真
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss1/500 iso160
動物園を散策していると、性格がちょっと変わった常連のおばさんに声をかけられました。
その方は、ボランティアや寄付に熱心らしく、我が強い印象の方でした。読者の皆さん、こう言う常連の方に絡まれた時、どう思いますか?
あっ、なんか変わった人に絡まれて面倒臭い。さっさと向こういってくれないかな?恐らく日本人なら大抵の思考の方はこう思うでしょう。
自分は動物個体に興味はなく、ただ写真撮影を楽しみに来たのに、なにやら必要のない情報を長時間ペラペラ語られ始めます。ただ、仕事柄年配の方と多く関っている自分。この時瞬時に会話を方向転換させました。その結果、まさに動物ツアーとなりました。
そしてこのカモシカさん、普段はあまり顔を見せないらしく、この時は手前のフェンスまで寄ってきてくれました。400mmでもこの構図、展示室との距離感が分かりますよね。
アムールヤマネコの写真
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss1/40 iso800
個人的に撮影が楽しかったのは、ヤマネコ舎での撮影です。
こちらはアムールヤマネコと言いソウル大公園(韓国)から来日したらしいです。表情はどう見てもただの猫ですが、ヤマネコと聞くとペンギンやヤギより珍しいきがしますよね。
また、かなり暗い日陰での撮影でしたが、f6.3でもそこそこ写ってくれました。
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss1/160 iso800
こちらも同じくアムールヤマネコです。
すぐ隣の別室に展示してあり、オスとメスだとか。こちらは直射日光が良く当たっていましたが、フェンスギリギリに寝ており、望遠レンズで檻を消せる状況ではありませんでした。
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss1/500 iso 320
日当たりのいい場所で、フェンスより遠くにいたアムールヤマネコ。
手前の檻にも直射日光が反射していましたが、400mmで撮ると見事に消えてくれました。とはいえ、ヤマネコさんの表情がいまひとつですね。
ツシマヤマネコの写真
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss1/500 iso 125
アムールヤマネコの奥で寝ていたのはツシマヤマネコ。
こちらも目を瞑って寝ていますし、もはやアムールヤマネコとの違いもわからず、、、。
ニホンザル(人類)の写真
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss1/500 iso 200
広大な敷地の中央にアスレチックがあり、盛大にトリミングした人類の姿。
それでも解像度はバキバキです。
リスの写真
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 300mm f6.3 ss1/80 iso800
恐らく、多くの方が井の頭自然文化園を訪れる最大の目的になるリスの小道。
そこでは、リスが観光客の体を登る姿も見られ、非常に癒される空間です。ただ、リスは噛むらしく、登られたらジャンプして振り払わなければいけないルールです。
SEL70200GMの200mmよりも、さらに遠くへ焦点距離を伸ばせるのは武器ですね。
α7III+SEL70200GM 200mm f2.8 ss160 iso 400
そんな事を思い、ふと2018年11月にSEL70200GMで撮影したリスの写真を持ってきました。
ん〜、この時の方が光の当たりが良好な為か、素敵な写真に見えますね。これを見ると、今や手放したSEL70200GMが懐かしく、二型が欲しくなります。とはいえ、70-200mmf2.8と100-400mmf5-6.3は用途が違いますし、比較するのも良くないですね。
まあ、実は先日手元に70-180mmf2.8と言う800g台の実用的レンズが届いたのでよし!
ヤクシカの写真
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss80 iso800
α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss80 iso800
個人的に、今回の動物写真で一番良かったのがヤクシカの撮影です。
ニホンシカの亜種と言われるヤクシカは、鹿児島などに生息しているらしく、立派なツノがとてもカッコ良かったです。この姿を見てしまうと、北海道の大自然に生息するエゾシカなんかを撮影しに行きたくなりますね。
特に、井の頭自然文化園のヤクシカ展示スペースは広く、檻がない為超望遠レンズがあれば自然な姿を撮る事ができます。最初はあまりに景色に溶け込みすぎており、その姿を見つけるのに苦労しましたが、普通に中央で寝転んでいました。
これも、SIGMA100-400mm DG DNがあったからこそ撮れた写真ですね。
まとめ
井の頭自然文化園で撮影した動物写真、いかがだったでしょうか。
今回紹介した以外にも、野鳥や狸、カピパラなどたくさんの動物が展示されています。井の頭自然文化園は、木々に囲まれ大混雑する事のない静かな環境の為、のんびり動物を見たい方、デートや小さな子連れの方でも入りやすい動物園です。
写真撮影では、超望遠レンズを持って行く事で遠くの動物の表情を大きく切り取る事ができまいsた。特にこの記事の写真は、SIGMA100-400mm DG DNの威力を発揮するよう、基本的に最大望遠の400mmで撮影したものを載せています。井の頭自然文化園は、東京で動物写真を撮るにもおすすめの動物園です。
皆さんもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。