鵜原理想郷で撮影した天の川の写真!@千葉の星空スポット

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こんにちは。

今回紹介するのは、千葉県の勝浦市にある「鵜原理想郷」で撮影した星空の写真になります。

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鵜原理想郷とは?

こちらは、星空撮影を行なった後(厳密には場所を移動しレナード彗星を撮影し、再度日の出の時刻に合わせて再来)にドローン(mavic2)で空撮した映像です。

鵜原理想郷は、千葉県の勝浦市、明神岬と呼ばれる海岸沿いに位置します。

調べによると、大正時代の末期に別荘地として開発する計画のあった土地らしく、当時は文人や画家など、多くの文化人が訪れた岬だそうです。鵜原理想郷の海岸線はリアス式海岸で、入り江状の断崖絶壁が続きます。また、崖の上は老松が茂っており、外房特有の海岸景色が広がっています。

そんな大自然の広がる鵜原理想郷には、2km以上続くの「鵜原理想郷ハイキングコース」が作られており、冒険するには最適な環境です。外房では、2021年2月に御宿トレイルに行きましたが、類似した素晴らしい環境と言えますね。鵜原理想郷には、奇岩や海食崖、勝浦海中展望塔があり、家族連れでのハイキングや観光に最適です。

また、アクセスはJR外房線の鵜原駅から徒歩圏内と非常に良好です

基本情報

  • 所在地:〒299-5243 千葉県 勝浦市 鵜原
  • アクセス:JR外房線の鵜原駅から徒歩で約10分

今回の撮影について

2021年12月上旬には、友人と三人で外房エリアへレナード彗星の撮影に出かけました。

レナード彗星自体は未明の時間帯に、無名の地域で撮影したのですが、実は最初の撮影地候補が鵜原理想郷でした。結果的に光害等条件が良くなく場所を移動したのですが、深夜1時過ぎまではオリオン座をメインに鵜原理想郷で星空撮影していた訳です。

2021年12月上旬の頃、関東沿岸部でレナード彗星を撮影しました。この記事では、レナード彗星の写真や撮影方法、カメラ機材を紹介します。

鵜原理想郷で撮影した写真

ここからは、鵜原理想郷で撮影した星空の写真を紹介していきます。

手弱女平(たおやめだいら)

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN+LEE.NO1 14mm f2.8 ss20 iso4000

鵜原理想郷と星空では一番の定番構図がこちら。

手弱女平と呼ばれる鐘型モニュメントのある岬で撮影した冬の天の川とオリオン座です。この場所は夏の天の川と撮られる事が多いですが、冬の天の川の作例は少ない気がします。

撮影設定ですが、やはり南伊豆・南房総・外房ともに夜の空は漆黒ですね。ss20秒のiso4000では露光が足りず、以下ではさらに上げる必要がありました。

毛戸岬(けどみさき)

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN+LEE.NO1 14mm f2.8 ss25 iso5000

友人達は赤道儀を据えてその場で動かず撮影している中、自分だけ単独行動。

毛戸岬と呼ばれるヤブツバキが群生する場所で、東屋と絡めて撮影してみました。ここは、後方から緑色のライトが強烈に照らす為、RAW現像にて彩度を調整する必要があります。

しかし、鵜原理想郷の星空はどこを切り撮っても本当に綺麗。

白鳳岬(はくほうみさき)

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN+LEE.NO1 14mm f2.8 ss25 iso5000

とうとう南東まで来ました。

個人的には、海へ向かって傾斜する白鳳岬が一番幻想的な場所で気に入りました。ちなみに、空撮の離陸ポイントもこの周囲で行いました。夏の天の川は、この傾斜の正面で縦になると予想できるので、機会があったら挑戦します。虫がすごそうですが、、、。

断崖絶壁と入り江

α7III+SIGMA14-24mmf2.8 DG DN+LEE.NO1 14mm f2.8 ss25 iso5000

鵜原理想郷に限らず外房エリアにはリアス式海岸と入り江がとても多いです。

海中展望塔

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 100mm f5 ss20 iso3200

こちらはSIGMA100-400mm DG DNで撮影した海中展望塔の写真です。

実は、この正面からレナード彗星が昇る想定でしたが、ご覧の通り凄まじい光害だった為、急遽場所を変更しました。ん〜、もう少し光が弱かったら完璧だったんですけどね。悔しい。

オリオン大星雲

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 400mm f6.3 ss10 iso6400

こちらはポータブル赤道儀ポラリエを使用して撮影したオリオン大星雲です。

400mmと言う焦点距離ですが、ポータブル赤道儀を使用する事で、シャッタースピード10秒露光してもブレを起こしていません。これには本当に感動しました。ちなみに、画像スタックも挑戦したので、スタックしてみた!と言う記事で書こうと思います。

動物写真「キョン」

α7III+SIGMA100-400mm DG DN 350mm f6.3 ss1/25 iso3200

レナード彗星を撮影した後、日の出と空撮を目的に再び鵜原理想郷へ踊りました。

すると、茂みでガサガサと物音がし、小動物が飛び出してきました。この子は友人の星空隊長いわく「キョン」と言うそうで、この辺りには野生で生息しているそうです。それにしても、よくこのシャッタースピードでここまで撮れましたな。この場所は茂みに囲まれたハイキングコースで、日の出直前だった為、上記f値の暗い超望遠ズームレンズではかなり頑張った方だと思います。

この子はちょこちょこ動き回っていましたし、チルト液晶モニターでなくバリアングル液晶モニターだったらここまでしっかり撮れなかったでしょうね。

鵜原理想郷の日の出

α7c+SEL35F18F 35mm f8 ss1/400 iso100

鵜原理想郷から撮影した日の出の写真。いや〜、あまりに美してく言葉が出ませんでした。

メインでもありサブカメラでもあるα7cに35mmの単焦点レンズをつけていたんですが、35mmで日の出を撮る機会は極めて少ない気がします。しっくりくるのは24mmと55mmですが、やはり今回は風景写真鉄板の24mmが欲しかったですね。

まとめ

鵜原理想郷で撮影した星空の写真、いかがだったでしょうか。

天の川シーズンにはそれなりに人が来る場所だと予想しますが、この日は12月の新月期の休日で、自分達以外誰もいませんでした。鵜原理想郷自体は非常に広く、例の鐘型モニュメント以外にも撮影ポイントは数多くある為、穴場探しにはいいのではと感じました。

焦点距離に関してですが、やはり広大な海岸景色と星空を絡めるので、35mm換算14mmの超広角レンズは欲しいところ。SIGMA14-24mm DG DNをまる一年使いましたが、本当にいいレンズで手放せなくなりました。是非おすすめです↓

日の出の逆光写真や建造物も撮れましたし、そろそろレビュー記事を描きたいところ。

余談になりますが、コロナ禍になって本当にお金を使わなくなりました。と言うのも、振り返ると、ここ一年カメラやレンズを全く買っていないません(逆にSEL70200GMを売ってE 70-180mmf2.8に買い換えましたがこれは消費ではなく結果+)。勿論ですが、海外旅行に行かなくなり、更に国内旅行すら行かなくなりました。収入は減っていないので、個人的には経済面は変化ないですけどね。ん〜、α7IVはバリアングル液晶モニターで使いづらいですし、ソニーストアーαのカメラ本体で欲しいのは、もはやα1しかなくなりました。ただ高い!。レンズは24mmか中望遠の単焦点レンズが欲しいですが、そこまで買意欲自体湧きません。

やはりそろそろフラグシップを使ってみたく、本気でZ9とZ24-70f2.8だけポチろうかなと言うところ。ソニーα用に大三元標準ズームレンズだけは持っていませんし、電子接点付きのマウントアダプターで遊び程度にFEレンズをZマウントに着けられる製品もあるみたいなので、手を出すなら経済的に余裕がある今かもしれません。

とは言え、さすがにZ9が納期一年待ちで100万円コースになる為保留しています。

それではまた。

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