横浜ランドマークタワーで撮影した富士山の写真!@神奈川で絶景の夜景スポット

シェアする

こんにちは。

今回紹介するのは、神奈川県横浜市のみなとみらいにある絶景の夜景スポット「横浜ランドマークタワー」で撮影した富士山の写真になります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




横浜ランドマークタワーで夜景を撮影

今回の夜景撮影の記事は、前回の夕日撮影の記事の続きになります。

その為、撮影に至るまでの経緯や撮影地の情報は同様のものを載せます。Google的には全く同じ文章の記事は、サイトの評価を下げるとの事ですが、まあ自分が書いた文章ですし、全く同じ撮影地の為致し方ないでしょう。

横浜ランドマークタワーとは?

画像:2016年12月、大桟橋から撮影した横浜ランドマークタワー(SEL90F28G)

夜景好きの方で、横浜ランドマークタワーを知らない人はいないのでは?そう言っても過言ではない横浜のシンボルタワーが横浜ランドマークタワーです。

横浜ランドマークタワーは、70階建ての超高層ビルであり、メインのタワー棟を中心にオフィスやホテル、ショッピングモールが入った大型施設となっています。また、69階にはこの記事で紹介する「展望フロア スカイガーデン」があります。

上の写真は、2016年12月の夕方、大桟橋から撮影した横浜ランドマークタワーの写真です。この日は雲が多い日でしたが、日没の時間帯は辺りがとても綺麗でした。:

69階展望フロア「スカイガーデン」について

横浜ランドマークタワーの69階には、展望フロア「スカイガーデン」があります。

エレベーター直通で昇れる展望フロアからは、全方角360度の大パノラマを見る事ができます。自分は2018年と2021年の2回昇りましたが、天気の良かった2回目は素晴らしい富士山が見えました。その他、東京タワーやスカイツリー、新宿新都心、房総半島、伊豆半島、富士山など多くの景色を見る事ができます。

そんな横浜ランドマークタワーは、横浜最大級の夕日スポットにもなっています。特に東京都内のように周囲に遮る建物がない為、西の方角には夕日と富士山を一緒に眺める事ができ、夜景に変わりゆく眺望はまさに絶景と言えます。

※カメラマンにとって一番魅力のある西の方角(夕日・富士山)は、昔からカフェや予約席で埋め尽くされており、非常に撮影しずらい環境である事が現状です。このお話は、まとめのところで撮影の注意点と言う段落を設け、具体的にお伝えしたいと思います。

今回の撮影について

2012年に東京に移住した自分にとって、神奈川県横浜市のみなとみらいは憧れの地でした。

明確なきっかけは、ソニーαで写真ブログを運営していた「あつしさん」の写真がきっかけなんですが、2014年頃から彼女(今の奥さん)を連れて、12月になると毎年のように訪れました。思い返せば、2014年12月に、α77II+レンズキットでf2.8通しのSAL1650を持っていき、日の入り前から夜景になるまで、大桟橋から写真撮影をしたのを覚えています。

2016年12月には、シグマの魚眼レンズとSEL90F28Gと言うマクロレンズ、そしてSAL1635Zの三本と言う異様なトリオレンズ持って訪れたのを覚えています。また、昨年の2020年にも、ジンバルと一眼カメラで動画撮影しています。

撮影技術と画質がかなり雑ですが、カットシーンの配列とBGMは完璧だと思っています。

そして来たる2021年12月も、例年と同様に横浜のみなといらいへいきました。プランニングは例年通り、東京をのんびり出発し、昼過ぎに元町中華街へ。その後、ホテルにチェックインし、夕景・夜景撮影へ。18時には行きつけのディナーを食べ、夜景をみながらホテルで一泊し、翌日昼には東京の自宅に戻ると言うスケジュールでした。

例年では大桟橋で撮る夕景・夜景ですが、毎年寒い季節なので、今年は暖かい屋内で撮りたいと思い、真っ先に迫浜ランドマークタワーが候補となりました。また、この18時ディナーと言うスケジュールが、完全に空が暗くならないなんとも悔しい撤収プランですが、ここはコンセプトがデートな為外せません。

基本情報

  • 住所:〒220-8169 神奈川 県横浜市 西区 みなとみらい2丁目2-1-1
  • アクセス:みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩4分(展望室までは更にかかります)
  • 料金:一般料金大人1,000円
  • 通常営業時間:10:00~21:00(最終入場は20:30)
  • 2020年6月19日(金)にリニューアルオープン!公式ホームページはこちら

展望フロア「スカイガーデン」で撮影した夜景写真

ここからは、横浜ランドマークタワー展望フロアで撮影した写真を紹介していきます。

夕日と富士山の絶景を撮る!

α7III+SEL1635GM 24mm f8 1/125 iso100

最初は、超広角レンズ16-35mmf2.8の16mmで撮影した夕日の写真を紹介。

横浜ランドマークタワーから西の方角を見ると、視界を遮るものがいっさいなく、この日は天候が快晴だった為、夕日と富士山がスカッと見えました。関東の冬は晴天率が高いと言いますが、この日はまさに冬晴れと言った感じですね。

夕日をメインに撮影した写真の記事はこちら↓

神奈川県のみなとみらいにある絶景の夕日スポット「横浜ランドマークタワー」。この記事では、展望フロアで撮影した写真や撮影環境を紹介します。

遠景に聳える富士山を切り撮る!

α7III+Tamron E 70-180mmf2.8 180mm f8 SS1 iso100

最後は180mmで富士山に寄って撮影してみました。

この頃にはマジックアワーが始まっている為、三脚をセットして撮影しています。広角端の4mmや2mmの差は大きいですが、望遠端の20mmはトリミングしなくても表現は大きく変わりません。その為、E 70-180mmf2.8の利便性は凄まじいです。

訪れるマジックアワー前半!

α7c+SEL55F18Z 55mm f8 ss1.6 iso100

日没後30分ほどすると、眼下の街明かりがつき始め、まっジックアワーが訪れます。

この写真はLightroomでアップデートされたマスク機能、空の選択を2枚使用し、片方は反転させて現像を行なっています。通常眼下の街はシャドウを上げますが、富士山のシルエットも持ち上がってしまいます。ただ、本来は富士山のシルエットは暗いまま残したいところ。

そう考えると、直線で補正するマスク、線型グラデーション(段階フィルター)の方が使い勝手がいいかもしれませんね。

2021年にアップデートされたLightroom。この記事では、実際に撮影した写真を用いて、星景写真で使える新しいマスクについて紹介します。

訪れるマジックアワー後半!

α7III+SEL1635GM 28mm f8 3.2 iso100

個人的に、マジックアワーには前半と後半があると捉えています。

前半は街明かりがあるものの、空の方が比較的明るい時間帯。これは、日没後だいたい30分ほどで訪れます。そして、マジックアワー後半が日没後40分を超えた頃に訪れる景色であり、空と街明かりがほぼ均一になります。自分は、この後半のマジックアワーが非常に好みです。

こちらは28mmで撮影しましたが、iPhone標準レンズとして非常に自然な写りですね。ただ、24mmのような広大さには欠けます。

訪れる夜景!

α7III+Tamron E 70-180mmf2.8 70mm f8 SS8 iso100

マジックアワーから夜景に移り変わる時間帯に、望遠ズームレンズで富士山を撮影。

空のグラデーションはなくなりつつありますが、富士山のシルエットははっきり見えます。印象としては、55mmと70mmであまり差がないように感じます。

α7III+SEL1635GM 22mm f8 20 iso100

17半ごろ、撤収間近に広角レンズ16-35mmf2.8で撮影した写真です。

富士山はまだかろうじて見えますが、完全に闇に包まれると西側の魅力は減りますね。こうなると、東方向の夜景へ移動した方が良さそうです。ただ、今回はディナーを予約してあるので、このまま横浜ランドマークタワーを後にしました。

余談ですが、SEL1635GMに忍者レフを装着すると、レンズ径が太すぎてレンズ先端に固定できませんでした。その為、レンズを縮めた状態=16mmだとパイプの細い部分に忍者レフが入ってしまい、20mm前後が限界でした。

SEL1635GMのレビュー記事にも書きましたが、やはり星景写真を撮らないのであれば、半額で定評のあるSEL1635Z(f4通し)の方が良さそうです。

帆船日本丸のライトアップを撮る!

α7III+SEL1635GM 16mm f8 1 iso100

夕食の後、宿泊予定のホテルまではみなとみらい線で一駅。

せっかくなので、奥さんとイルミネーションを見ながら夜の散歩がてら徒歩でホテルへ向かいました。ここはずっと行ってみたかった帆船日本丸と横浜ランドマークタワーが見える場所。

今までは大桟橋や赤レンガ倉庫をメインにプランニングを立てていた為、横浜ランドマークタワーを主目的にする事で、こちらにも足を運べました。

帆船日本丸のリフレクションを写した美しい夜景写真は、次回の記事で紹介します↓

神奈川県横浜市のみなとみらいにある夜景スポット「帆船日本丸」。この記事では、ライトアップされた帆船日本丸の夜景写真を紹介します。

まさに絶景!最高の一枚を撮る!

α7c+SEL55F18Z 55mm f8 ss10 iso100

今回の横浜ランドマークタワーでの夜景撮影で、一番お気に入りの一枚となります。

風景写真の撮影では、構図選びの自由度が高いズームレンズが圧倒的に有利ですが、あえて標準単焦点レンズ(勝負レンズ)であるSEL55F18Zでマジックアワーを撮影しました。

空のグラデーション、美しい富士山のシルエット、そして眼下にライトアップされた横浜の街並みがまさに絶景です。これ、日本で一番綺麗な夜景では?そう思わせる展望夜景でした。

まとめ

神奈川県のみなとみらいにある横浜ランドマークタワーの夜景写真、いかがでしたか。

今回も日没前から夜景になるまで撮影しましたが、やはり横浜ランドマークタワーもマジックアワーの時間帯が一番綺麗だと感じました。夕方の夜景撮影においては、東の空を撮っても空のグラデーションに富みませんが、西の空は本当に美しいです。

おすすめとしてはやはり、マジックアワーまでは西側で富士山を撮影し、夜景になったら東側で横浜ベイブリッジやよこはまコスモワールドの観覧車を撮る流れでしょうね。

横浜ランドマークタワーの展望フロアは、神奈川県で最大級の夜景スポットです。また、寒い冬でも暖かく撮影できるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

今回の撮影機材について

・α7III+SEL1635GM or E 70-180mmf2.8

・α7c+SEL55F18Z

・サブ三脚;5年以上使用しているサブ三脚。リュック内部にも収納でき、本当におすすめ!

・忍者レフ:反射写り込み防止!吸盤タイプは窓に接触する耐、やはり忍者レフです。

撮影の注意点(三脚使用や環境)について

ここからは、カメラマンに向けたお話になります。

まず、横浜ランドマークタワー展望フロアは三脚が使用可能です。自分は様々な展望施設へ写真撮影に足を運びましたが、有料施設は三脚が使用可能な傾向にあり、逆に、市町村区が管理している施設は、禁止が多く、しっかり貼り紙されている場所が多い気がします。

再度になりますが、横浜ランドマークタワーは2021年12月現在、三脚禁止の貼り紙はありません。しかし、いつ規定が変わるかわからない為、しっかりマナーを守る必要があります。

そして、ガラスの窓枠が膝下ほどの高さになっています。ここが重要なポイント!つまり、三脚を使用する場合、基本的にはこの膝の高さの窓枠に三脚を乗せて撮影する形になります。その為、カメラマンは基本的に膝立ち姿勢で三脚を窓枠に立てるかたちで撮影する訳です。

しかし↓

先にも述べた通り、展望フロアの西側は他の方角と比べて色々撮影環境が制限される部分があります。2018年に訪れた際は、西側がカフェになっており、大部分をソファーが占めていました。また、ソファーはカフェを利用した客しか使えず、ほぼ満員状態でした。その為、カメラマンは、ソファーの間=寛ぐカップルの間隣りで撮影する必要がありました。そして、2021年12月に訪れた際、更に撮影環境が制限される環境に変わってしまっていました。

画像:2021年12月の展望フロア西側に置かれた貸切ソファー席

2020年6月にリニューアルされたらしく、2021年12月現在、展望フロア西側には通路内側に、夕日と富士山を鑑賞するためのひな壇(壇上の椅子)が造られていました。

つまり、窓越しで写真撮影を行う最中、振り返ると舞台の観客席のごとく広がる階段上の椅子に座るカップルや家族連れと、がっつり目が合うわけです。逆に言うと、彼らは夕日や富士山を見に来たのに、窓際には邪魔なカメラマンの背中がある訳です。その為、カメラマンは極力姿勢を低くし、シャッターを切る時以外は、三脚ごとカメラを床に下ろしながら撮影する必要が出てきます。ちなみに、平日でもひな壇は大勢の観光客で埋まります。

iPhone画像:静止画メインで多様な環境の撮影地へ行く場合、絶対にチルト液晶が優位!

このような制限された環境での撮影スタイルが、光軸のずれないチルト液晶(α7III)では最強で、横開きのバリアングル液晶(α7c)では最悪となるのです。話が逸れますが、このままソニーのカメラが全面バリアングル液晶モニターに変更されると、本当に「写真撮影」を行う人間にとって致命傷になる為、色々考え直さないといけません。

個人的に、ニコンのZ9は完璧な造りだったのと、そろそろいわゆるフラッグシップ機と言うものに手を出しても良いかなと思っているので、α1にするか、Z9にするかそろそろ判断しないといけません。勿論、ソニーの売りは小型軽量な為、併用前提ですが。

背面モニターのバリアングル液晶化が困ると言うお話、記事にしようかな。

話を戻し、これに追い討ちをかけるように、時間制の貸切ソファー席が並んで置いてあります。自分が訪れた日は、17時15分からソファーは完全予約制と書かれており、ソファーの間ですらロープで入れなくなります。つまり、一番マジックアワーが綺麗な時間帯〜夜景の時間帯にかけて、西側で三脚を使って撮影できるスペースは窓の両端のみに限定されます。

自分はたまたま冬至に近い季節に訪れた為、16時半前に日没を迎え、17時15分までギリギリマジックアワーが撮影できたと言う感じです。これが夏至前後だとどうなるんでしょうね。歩ソファーの貸切時間が後退するのかどうか。もし変わらない場合、マジックアワーの撮影はかなり厳しい状況になるのではと思います。

ちょっと昔までは、カメラマンは観光客と比較しごく一部の為、泣き寝入りするしかない世の中でしたが、デジタル化が進む現代、観光地では写真目的の人間が一定数以上いる気がします。循環と言う意味でも、時間制で限定的な椅子の配置はどうなのかと感じました。

撤去しろ!とまでは言いませんが、せめて土日祝日に限定して欲しいのが正直なところ。

これから横浜ランドマークタワーに写真撮影に行く方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




関連サイト

シェアする

フォローする