こんにちは。
今回は新しいレンズを買った話になります。
レンズはタイトルにもある通り、EマウントのGMレンズ「SEL1635GM」です。
今回は、このレンズの購入に至った経緯や開封写真などを紹介します。
目次
最高峰のレンズSEL1635GM
ソニー SONY ズームレンズ FE 16-35mm F2.8 GM Eマウント35mmフルサイズ対応
ソニーがEマウント用に作るレンズの中で、GMシリーズと言う高級レンズがありあす。
また、開放絞り値がズーム全域でf2.8と言う大三元レンズは風景写真家にとって必須です。
SEL1635GMは、超広角ズームの大三元レンズであり、GMレンズでもあります。
販売価格は25万円以上であり、若造のひと月分の給料に近い価格です。
その分光学設計は最高クラスであり、小型軽量も相まって素晴らしいレンズです。
SEL1635GMを購入した理由
星景写真に必要なレンズ
2015年の春からα77ⅡのキットレンズSAL1650で星空の撮影を始めました。
撮影を続けるうちに、より綺麗な星景写真を撮る為に必要な機材を追いかけ始めました。
2015年7月:α7Ⅱ+SEL1635Zを購入。フルサイズ一眼のデビューを果たしました。
その後小三元のF4で星空を一年間撮影し、iso6400以上に限界を感じました。
2016年7月:Eマウントに当時大三元がなく、Aマウント用のSAL1635Zを購入。
(タムロンの15-30f2.8もありましたが、重さとフィルターが装着できないため除外)。
型落ち10万円弱で入手でき画質も十分ですが、大きさとマウントアダプターがややネック。
この時点で、将来Eマウントに大三元が出たら買うことを決めていました。
買いかえの時期が来た
しばらくSAL1635Zが風景写真のメインレンズとなり、約二年間使い続けた訳です。
2018年7月:夏山登山で不具合が発生しピントリングが詰まり回らなくなりました。
(とは言っても、無限遠前後は使えた為、星空なんかは普通に撮れました)。
ソニーサービスセンターに持ち込み、修理費130,000円以上と見積り。
130,000円出すならまた中古を買う?ん~…。と言う流れで、買いかえの時期が来たのです。
ざっとこんな感じです。
正直、LA-EA3で風景を撮影するのにAFは十分働いてくれました。
いずれ買うなら遠回りせず
何はともあれ写真は撮りたいので、すぐに買い替えを行わないといけません。
また同じものを中古で買っても良かったのですが、先を見据えた金銭面は大事です。
遠回りをした後に結局買うなら、最初に買った方が結果的にお金がかからない訳です。
と言う自分への言い訳が、撮影に踏み切った一つの理由です。
車の免許があれば必要ないレンズ
そして何より、カメラの小型軽量化による荷物の軽減です。
自分は身体的事情から、一生自分の運転で写真撮影には行けません。
全てが徒歩か公共交通機関での移動となります。
これがSEL1635GMを購入した一番の理由であり、ミラーレス一眼を使っているのも同様。
ぶっちゃけですが、免許のある人はデジタル一眼レフでも全く問題ないですよ。
SEL1635GMよりも、タムロンの15-30f2.8を7万円台で買ったほうが絶対にお得です。
このレンズは1kg以上しますが画質は同等。
星空なんかは三脚に乗せる訳ですし、車があれば角形フィルターの荷物分くらい普通です。
家から全て身体で機材を運ぶ自分にとって、車から撮影現地なんて凄く短く見えます。
まあ撮影地や撮影スタイルにより異なりますし、こんな事言ったら怒られますね。
話は戻し、あとは今後は山岳写真に力を入れるつもりだからです。
同じく登山も自分の足で登る訳で、機材は1gでも軽くしたいからです。
これが一番の理由です。
SEL1635GMを開封
では、実際に届いたものを撮影したのでご覧下さい。
こちらが購入したSEL1635GMです。新品購入です。
考えてみれば、α77Ⅱレンズキット以来、新品で機材を買ったのは初めてかも…。
自分は写真でお金を稼ぐ訳ではないので、中古には全く抵抗がありません。
このレンズはまだ中古の出回りも少なく、あとは保証が欲しかったので新品で買いました。
問題はフィルター類です。
今まではAマウントと絡めた大三元だったので、全て77mmで使いまわせました。
しかしこちらは82mm。その為、全て買い足さなければなりません。
と言う事で店頭で購入。
今までネットで済ませていましたが、店頭での82mmの正規品は高いですね。
フィルターでなんでこんなに値段がするのか?くらいします。
結局、82mmのプロテクトフィルター・ソフトフィルター・CPLフィルター前部買いです。
ND400だけは使用頻度が低いので、必要になった時に買うことにしました。
このように専用のケースに入っています。
Aマウントの大三元よりいいケースが付属していますね。
こちらがレンズ本体。フードの装着感もしっかりしています。
ボタンを押し込んで外すタイプなので、勝手に回って外れる心配がありません。
そして何より軽い。以下に、選択しとの重量比較を載せてみました。
SEL1635GM:680g
SAL1635Z :872g
SP15-30mmF2.8:1060g
凄いですよね。ミラーレス一眼専用設計が活きています。
まとめ
今回はSEL1635GMを購入した事と、購入に至った経緯をまとめてみました。
人それぞれにカメラ機材を買う決め手があると思います。
自分はプロではない為、画質にそんなにこだわりはありません。
しかし、公共交通機関と徒歩がメインと言う事で、このレンズはいつか買うつもりでした。
SAL1635Zの想定外の不具合により、思っていたより早くこのレンズにたどり着きました。
これも何かの縁と思って、大事に使っていきたいと思います。
これで結局、SEL1635GMとSEL70200GMが揃ってしまいました。
次はSEL2470GMかSEL24105Gかタムロンの28-75mmf2.8か…。
そうそう、実は資金調達の為にSAL2470Zも同時に手放してしまいました。
つまり、現在標準ズームレンズが手元にない状態です。
しばらく、SEL55F18Zが標準域の代わりを果たしてくれるでしょう。
昔手放したカワセミ用のSAL70400G2、代わりの超望遠レンズも欲しいなあ。
物欲は止まらず、手元の機材を見ると完全に沼にはまっています。
それではまた。